幼稚園のカーニバル♪
白雪姫に変身するSちゃんのママが、娘に聞いた。”XXちゃんは、何になるのかな?””Cheval!!おうまさん!”(えっ、そんなのママは用意していません・・)。ご近所さんからイチゴの変装セットをいただいていて、イチゴ娘の仮装にしようと思っていたが、どこにしまいこんだのか最期まで見つからない。えい、クリスマスのお姫様の衣装でいいいか。女の子は、大半がお姫様のようだし、あれきり着る機会もないし・・と思ったいたのに、”お馬さん”とは、ちとビックリ。うーん・・竹でも使って、またがるお馬さんでも作るか・・・タペストリーに使おうと思っていた竹を出してくると、娘が興味津々近づいてきた。”これでキキちゃんみたいに(魔女の宅急便)飛ぶの?そして風船をつけるの?”なるほど。お馬さんじゃなくて、ほうきね。お姫様がほうきで飛ぶのも悪くないかも。でもこのピンクの風船も可愛いぞ。いっそウサギさんにしてしまいましょ。ということで、お耳をつけて、ウサギさんの空飛ぶほうきを作成。着替え担当を買ってで予定の時間に行くと、娘がぽつんとベンチに座っていた。他の子供たちは、もうほとんど変身完了(娘の衣装は、私が持参なので変身できないで待っていた)。”ママだ!!!見てみて、ママが作ったウサギさんのほうき。これで飛ぶのよ!”娘がすごい声で叫んだ(興奮しまくり)。お姫様ドレスを着せて、髪の毛に冠をかぶせて、はいどうぞ。着替えのお手伝いだったが、何もすることもなく、デジカメ撮影に。娘は、ウサギの竹ぼうで走りまくって、突然、風船が割れた。”わあああああーーーん。”娘の泣き声が会場に響き渡った。。。。”ウサギさんは、床にあたって壊れちゃったのよ。大丈夫。またおうちでママが作ってあげるからね。””わあああああああーーーん。”それでも泣き声が響き渡る・・・・子供たちにお化粧をしていた娘のクラスの保母さんが、娘にピンクの風船を探してきてくれた。ウサギさんのお耳も顔もないが、ピンクの風船を再びつけて、なんとか娘も泣き止んだ。お化粧には、”ハートをお願いします。”と、ほっぺに大きなハートを描いてもらった。さて男の子は、スパイダーマンが1番人気。スーパーマンや騎手も。女の子は、もちろんお姫様だ。私のお気に入りは、なんとも可愛いベカシーヌの仮装の女の子。お父さんに聞くと、なんと彼女のおばあちゃんが小さい頃に着たという年代モノだった(ブルトンなのかしらん?)。とにかく似合っていて、特別賞をささげたいくらい。あとはてんとう虫の女の子もかわいかった♪手作りでなく、時間もかけなかったママは少し反省しています。竹に風船でもあんなに喜んでいたのだから、お馬さんの衣装でも前から相談して一緒に作ればよい思い出になったのにねえ・・・来年は、お義母さんにも相談して、しっかりつくりたいと思います。DOJOの件があったので、今回はあらかじめ宣告。”ママは一緒にいたいけど、途中で帰らなければならないから、ごめんね。このあいだみたいに泣かないでいられるかしら?””うん。ママはおしごとね。だいじょうぶ。なかないから。げんきでいるから。”ところが、運動場で騒いでいるうちに私の姿を見失うと、すごい勢いで迷子のように泣き出す。”ママあ。ママあ。。。””だいじょうぶよ。ママは、まだいるから。行くときは、ちゃんと言ってから行くからね。黙って行かないから安心してね。”と言っても、すぐに不安になるらしく、見えなくなると(自分が走り回っているだけで、私は動かずにいるのだが)、泣き叫ぶ。”カーニバルで興奮しているせいかもしれないが、いなければそれですむのに、いつも幼稚園にはいないママがいたりすると、その後にいなくなるのはよけいにつらいのか・・・”ママ、もういっちゃう?もうおしごと?”何度も何度も繰り返したずねる娘。パレード行進のあと、教室に戻り、その頃には時間切れ。いよいよママは出発だ。”なかないから、だいじょうぶだから・・・”他のお母さんやお父さんは、そのままパーティに残るようで、かなりつらかった。うーん、来年は有休を取るからね(仕事をしていれば・・・)。