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トトロのひとり言

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2006.05.22
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日曜日はホメオパシーの学校の講師でした。私は講義の中で母と子の絆の事を話すのですが、講義の途中で、その日はよくよく考えると母の命日であることに気付きました。今から10年前に母は乳癌で亡くなったのですが、死ぬまでの3ヶ月間は私の借りていたマンションで一緒に暮らしました。病院でもなく自宅でもなく私のマンションで暮らすことは母の希望でそうなったのですが最後まで見届けられて良かったと思います。

不思議なことに母が亡くなる1時間前にいきなり「サイババさんのビブーティ(聖灰)」を体に塗ってと言うのでミュージシャンのシホさんからお見舞いに頂いていたビブーティを全身に塗ってあげました。すると安らかに眠るようにあの世へ旅立っていきました。母が亡くなって遺体を通夜の会場へ運んだ途端に雷があちこちでなり始めて一晩中雷の音が空に轟いていたのを覚えています。

翌日の葬儀には200人以上の人が弔問に訪れてびっくりしました。私の知らないところで母はたくさんの人を励まして勇気づけていたことを後から知りました。今も沢山の人達の記憶に母が生きていると思うと大変嬉しくそしてありがたく思います。私も沢山の方々の記憶に残るような生き方がしたいと感じた1日でした。
それでは「沖縄をめぐる魂の冒険」の続きをお楽しみください。



出雲市駅で集合して今晩の宿泊先である温泉旅館に向かいました。旅館に向かう送迎バスの中で世話役のミツコさんからフンドシと白い鉢巻を受け取りました。受け取ったフンドシを見てこんな薄い布でパンツのようにお尻を隠せるのだろうかと不安になったのですが、男性はみんなフンドシ一丁で滝でミソギをするのだから、恥かしがってもしょうがないなと開き直りました。

旅館について部屋に案内されたのですが、旅館の人が気を利かせてくれて他の人との相部屋でなく何故か私だけが1人部屋になりました。みんなで食事を終えて温泉に入り明日に備えて早めに寝ることにしました。私の部屋は一階の川が見える12畳程の1人で寝るには広い部屋でした。

この時何故だか分かりませんが、私は寝る前から早く深い眠りに入って夢の世界に行きたいと感じていました。部屋の明かりを消して眠りについてしばらくすると目を閉じているにもかかわらず眩しい緑の光の玉と白い光の玉が私の体の上に現れて、その2つの光の玉が私の胸の当たりに入って行くのが分かりました。その後、私の体の下の方から大地からエネルギーがシャワーのように上がってくるのを凄く感じました。その後の夢は内容がはっきり思い出せないのですが古代の日本の風景と神話に出てくるような白い服を着た男の人が出てきたのを断片的に覚えています。

実は奥出雲の旅館で十数年前に泊まったことがあって、その時見た夢がとても不思議な夢で、今でも時々思い出すことがあります。その夢の内容は私が長い剣を持ってすごく巨大な大蛇を命がけで退治する夢でした。まさしく出雲に伝わる神話のスサノオが姫を助けるために大蛇を退治する物語そのものを私が体験したのです。余りにもリアルすぎて起きた時は汗をびっしょりかいていたのを覚えています。

出雲の地に泊まると何故か不思議な夢を見るのは、たぶんこの土地と私の魂が深いつながりがあるからではないかと考えています。この出雲の地でミソギの初体験をすることになるとは、何か因縁めいたものを感じざるおえませんでした。
つづく





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最終更新日  2006.05.23 00:12:40



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