命の大切さ命の大切さ先日「懺悔文」について聞かれました。 「貪瞋癡ってなんですか?」 「貪(とん)は「むさぼり」、瞋(しん)は「いかり」、 癡(痴・ち)は「おろか」ですね!」 「ほ~、なんとなくわかります」 「ところで仏教の「懺悔」とキリスト教の「懺悔」の違いを ご存知ですか?」 「いえ」 「仏教は「さんげ」って読むんですが、キリスト教では「ざんげ」って 濁ります」 「へ~」 「内容も違います。キリスト教は自分のしたことを悔い改めるんですが、 仏教は自分のしたことだけでなく、前世の罪までずっと遡るんです」 「ほ~仏教の方が範囲が広いんですね」 「そうです」 それで思ったことがこれです。 アカデミー賞:「ザ・コーヴ」受賞 監督「日本たたきじゃない」 太地町「遺憾だ」 アカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞は、日本のイルカ漁を告発した米映画「ザ・コーヴ(入り江)」(ルイ・シホヨス監督)が獲得した。同監督が設立した米国の環境保護団体が和歌山県太地町(たいじちょう)のイルカ漁を隠し撮りした映像を使い、「高濃度の水銀を含むイルカ肉をクジラ肉として販売している」などと日本の捕鯨も批判している。 捕鯨で知られる太地町では、イルカ漁にも町漁協の約20人が従事している。県などによると今年の漁獲枠は2845頭。県の担当者は「江戸時代から約400年続く食文化なのに」と困惑する。 毎日新聞 2010年3月9日 こんな盗 撮映画が賞をもらえるのにビックリですが・・・ (「盗 撮」が楽天では変換できません。 やむを得ず間にスペース入れました) 以前にもこんな記事を書きました。 反捕鯨映画に思うこと 人間は他の者の生命を奪うことによって生きています。 今の時代、お金さえあれば、どんな食べ物でも 手に入れることができます。 しかし、それを自分で手に入れようとしたら・・・ 米にしろ、野菜にしろ、収穫するまでを考えたら・・・ まして、クジラにしろ、牛や馬にしろ、 自分で肉を手に入れなさいといわれたら・・・ 如何に大変なことでしょう。 食べ物が手に入ることは当たり前のことではありません。 それに、他の生命を奪うことによって、人間は生きているのです。 それを忘れないで欲しいですし、 ご飯を食べる時には、そのことに感謝して手を合わせてほしいです。 食材を用意してくれた人、食事を作ってくれた人だけでなく、 自分のために奪われてしまった生命にも。 またイルカ(クジラ)がそんなに汚染されているとしたら 汚染されているのはイルカやクジラだけではありません。 海自体が汚染されているのです。 その海をどうするかという問題ではないでしょうか? 最終更新日 2010年03月15日 |