三人寄れば文殊の知恵

2008/05/22(木)02:00

13番札所の元社ー上一ノ宮大粟神社

四国遍路(168)

12番焼山寺からバスで下って、食事の予定場所は 神山町内のY食堂! 添乗員さん「今日は食事はY食堂なんですよ」 私 「昼食大丈夫ですよね?」 本来はお遍路なるもの、食事などいただけるだけで ありがたいと感謝すべきものではありますが、 当院の四国遍路ツアーは、一般のバスツアーと違って、 食事もそれなりにというのがウリです。 グルメなお遍路さんが多いゆえ、当院バスツアーでは、 カニ尽くし・中華バイキング・懐石風弁当などが 企画されています。 それというのも、最初は揚げ物の多い「ほか弁」の 車内食などで不評を買ったという経験があります。 四国遍路に関しても、札所をスタンプラリーのように まわるだけでなく、札所でキチンと拝むのはもちろん 関連する番外霊場もお参りして、四国遍路に 関する知識を深め、しかも、せっかく行く以上は 楽しい想い出になるようにとショッピングや食事にも 力をいれようという信念があります。 添乗員さん「Aさんにここのツアーは昼食も楽しみだって 言われたんで、プレーシャーなんですよ」 私 「他になかったんですか?」 添乗員さん「K温泉が今日は休みなんですよ」 私 「13番札所横の『かどや』はだめなんですか?」 添乗員さん 「それは考えませんでした」 私 「神山では食事が早すぎますよ」 案の上、10時40分頃にY食堂到着。 私 「食事用意してありますかね?」 添乗員さん「ちょっと早すぎるかもしれません       どうしましょう?」 私 「用意してなかったら、上一ノ宮大粟神社に行きましょう」 添乗員さん「どこです?」 私 「13番札所の元の神社ですけど、知りませんか?」 添乗員さん 「初めて聞きました、どうやって行くんです?」 私 「判らないですね。Y食堂で聞いたらわかるのでは?」 しかし、すばやく食事が用意されていました。 さらに、「ちらし寿司」と「うどん」が好評で、 ほっと胸をなでおろす私と添乗員さんでした。 Y食堂さんありがとうございました。 食事が終わっても予定より時間が早いので 上一ノ宮大粟神社に向います。 もともと、この神社を下に下ろしたのが 13番札所(一宮神社=元札所)のはじまりです。 風格のある山門から山道を しばらく歩くと突然視界が開けます。 隣の神宮寺もお参りしました。 きれいに手入れされた庭が美しいお寺です。 非常に参考になりました。 神山から下って、13番札所大日寺に向います。 大日寺という名前なのに、本尊様が大日如来でなく 何故か十一面観音! その秘密は、隣の一宮神社にあります。 ここが江戸時代までは13番札所で、 その本尊様が十一面観音です。 明治の神仏分離の時に、本尊様が隣の大日寺に 遷されました。 平成20年5月15日 撮影 人気ブログランキングに参加しています。 クリックよろしくお願いします。        ↓     

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