三人寄れば文殊の知恵

2009/12/27(日)14:38

城崎 温泉寺ーその二

前日に電話をいただいたので、 「いや~大きいお寺なんで、敷居が高くて行きにくいですね」 と言ったところ 「心にもないこと言わんといてください」 と切り返されてしまいました(*^_^*) しかし、現実に行ってみると想像以上に大きな寺院でした(@_@;) 何しろ、これが下の山門(1764年-1772年建立) 普通の本堂よりかなり大きな薬師堂(1804年-1818年建立)があり、 それ以外にも、いくつかのお堂があります。 本来は天まで続くかと思われる石段を登りますが 今回はロープウエイで昇ります。 こちらがロープウエイ温泉寺駅から見た、本坊と本堂。 本堂は但馬地方最古の木造建造物(1387年頃建立)! 但馬地方唯一の多宝塔(1768年頃建立)! さらに奥には美術館があります。 全国レベルの大寺院です!(@_@;) 「どこから声をかけたらいいのだろう?」 とチキンハートなのでウロウロ(;一_一) 通用口らしいところから、案内を乞うと役僧らしい青年が 現れました。 「O師おられます?」 「少しお待ちください」 しばらくして現れたO師は7年前と変わらぬ姿でした。 どうぞおあがりくださいと本坊にあげていただき、 お参りさせていただきました。 本堂も拝観させていただきました。 5,60センチもあろうかと思える、巨大な丸い柱で支えられた本堂は 流石に重要文化財と思われる風格を醸し出しています。 美術館には、当寺の宝物が納められています。 平安時代と鑑定された仏像が何体もまとめて、おかれているところに この寺院の歴史が感じられます。 畳で3畳分の広さはあろうかと思われる戦国時代の涅槃図が おもむろに掛けてあるところや、江戸時代の高僧によって 書かれた縁起などが、さりげなく置いてあります。 珍しいのは、観音様の三十三変化像。 観音様は、相手によって三十三変化をしながら人々を 救ってくださると言います。 三十三観音巡礼は、それに基づいて、作られたものですが、 その三十三の変化身の像ありました。 「面白そうですね、コレください」 「いいですよ、どうぞ」 と言われたものの・・・ かなり傷んでいるので、修復するとしたら・・・ 最低3000万位はかかるかな??? とても貰えない(;一_一) まだまだ、続きます。 人気ブログランキングに参加しています。 クリックよろしくお願いします。        ↓     

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