糸状菌を増やした袋栽培
雨気温は27度C~31度Cです。糸状菌を増やした袋栽培今まで栽培してきたやり方を見直して、次にやる方法を考えます。基本的な考えは、上の図のようです。高炭素素材で、炭素循環で栽培をしたいと考えています。しかしながら、高炭素資材だけという考え方は辞めようと思います。炭素率で言うと、50以上を目安にやっていました。落ち葉や、イネ科の枯草は50以上です。しかし、その通りやると、植物に勢いが付くのに時間がとってもかかります。ナスやオクラがいい感じになっていますが、手ごたえを感じるのに、3ヶ月以上かかっています。イチゴもそうでした。上手くいくと、虫に食べられません。株も逞しく育つし、実も付きます。ただし、教本通りだと、すごく時間がかかります。糸状菌を増やして、菌根菌についてもらうやり方を次のようにやろうかと考えています。この上にイネ科の枯草、双葉の刈草を干したものを同量の体積の土で混ぜたものを、約20センチくらい乗せます。窒素飢餓を考慮して卵の殻を砕いたものや、おからを大さじ一杯とか、米ぬかをパラパラ入れてかき混ぜます。コーヒーのカスもいい資材らしいので、ついでに入れてかき混ぜます。一番上には、炭素率の高い落ち葉(50~60)を乗せます。糸状菌が付いていれば尚いいです。落ち葉の中に、鉄くぎを1~2本入れておきます。水を掛けると鉄タンニンができます。落ち葉には、タンニンがあります。腐食して染み出し、鉄と反応すると鉄タンニンができます。鉄タンニンの水が、植物の根にかかると、菌根菌が活発になり、植物が元気に育ちます。黒い袋を掛けて、1.5ヶ月から2か月寝かせます。苗を作っておいて、植えると失敗なく育つと思われます。これを、来春に挑戦します。