なぜ私は仕事を変えるのか
お勤めが終わりました。自宅から自転車で15分のスーパーで働いていました。3年近くお勤めしました。辞める理由で言いたいことはたくさんあるんだけれど、一つだけで言うと私のミスが減らないなと感じたことです。ことの発端は、いつもどうりやってミスをしました。いつもどうりで何でミス?と疑問でした。店のいつもの売り方に変更があったのです。セール品のプライスが違っていました。私は知りませんでした。上司の言い分は、自分でチラシを見て変化に対応し、プライスチェックすればしないミスだと怒られました。ここの職場は、変更があっても知らされることが無いし、やり方も教えてもらっていないのに、いきなりチャレンジさせられることもありました。私はトライ&エラーで仕事を覚えました。ADHDの私は、過集中で作業に取り組むし、不注意なうっかり型なので、変化に備えて対応を考えていくのが当たり前だというのは荷が重いのです。だったら、変化の少ない、単調な作業に切り替えればいいわけです。この職場で働くことを断念しました。親切な口八丁な人がいると聞きやすくて助かるのですが、ここは自分の仕事だけが終わればいい職場で、パート仲間がコミュニケーションを取ることはありませんでした。仕事を辞めれば収入が無くなるので、とても悩みました。とりあえず、近くのスーパーに面接に行きました。二つ受けて、一つ内定しました。それで退職届を書きました。3年勤めていれば、仕事にも慣れていますから、引き留めてくれましたが、過敏性腸症候群を理由に辞めました。言いたいことはたくさんありましたが、相手を変えるのではなく、私が変わればいいと決めました。辞めるとあいさつした時に、仕事仲間は、「ずいぶんと打たれ強い人が入った。新人が続かないこの部署のパートも、これで続くかも」と思ったようです。たしかに私がいた3年で、新しく入った二人がすぐに辞めていきました。もう行かなくていいんだと思うと肩の力が抜けます。次の仕事も、同じ内容だけれど、プライスに触らない品出しです。集中して4時間働かせてくれれば頑張れます。明日から、新しい職場です。