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ユンタ(^-^)の気付き日記

ユンタ(^-^)の気付き日記

五行説の五気・五淫 【土】・【金】の巻

五行説の五気・五淫について
 今日は【土】と【金】の巻です。

2ついっぺんに豪華版です・・・ホントか?(笑)

●土 → 湿
●金 → 燥

『土』の対応する季節は『土用』です。
そして湿った気候が過ぎると身体に障ると考えられます。


湿りが少なすぎると今度は『燥』となり
季節は『秋』となり、『金』の要素となります。

ですからこの二つは多すぎる時だけ考えればいいのかなと思います。


●まずは【土】でお話をしましょう。

中医学発祥の中国でさえも(という言い方も変ですが)
土用というのは湿った気候なんだなぁ と思ってしまいました。

・・・中国は大陸ですから日本に比べてとっても乾燥しています。


そんなところでさえも
季節の変わり目の 気候が動揺するときは
湿った空気になるということなんですね。


日本は島国のため周りを海に囲まれていて
とっても湿気の多い国です。
・・・ご存知のように。

という事は、
日本人は中国の人たちよりも湿邪の影響を目一杯受けやすい
ということですね。

湿邪の影響を受けやすい症状として
リウマチなどがあるとよくいわれていますけれども。。。


「リウマチの人は果物、甘いものを摂らないで」と言うのは
それらが【土】の関連経絡である
脾経・胃経に障るという事からも分かりますね。

そして湿った空気の中にいるときの事を想像したら
感覚的に判ると思いますが
なんとなく重ったるいようなだるさを感じます。

身体全体の栄養を消化して運ぶ役目をしている
脾経・胃経の働きが鈍るために
エネルギーの供給も停滞気味となり

水分の代謝も滞りがちとなります。

だからよけいに重だるい感じになってしまうんでしょうね。


しつこいですが
脾経・胃経が【湿】に影響を受けるという事は
日本人が大陸性の欧米人と同じように
甘いお菓子とか果物をたくさん摂ると
糖尿病などには罹りやすい

という事になってくるんじゃないでしょうか。


もっとも
その大陸性の欧米人でさえも
糖尿病患者はものすごくいますからね。

比べてジメジメした日本では本当に考え物かもしれません。


海藻類などを炊いた物など 
積極的に摂られた方がいいでしょうね。



●次は【金】です。

季節は『秋』
五気は『燥』となります。


秋になると空気が乾燥します。
これも疑う余地は無いですよね。

気温が低くなって
大気中に含有する事が出来る水分の絶対量が減りますからね。
(こう考えると 冬も燥邪は入りやすいという事でしょうね)

身体でも同様のことが起こりやすくなるんです。


経絡は肺経・大腸経です

すると肺経から栄養を受けるところに皮膚があるんですが

身体の水分が足りず乾燥した状態ですから
皮膚がカサカサして潤いが無くなったり、ひび割れたり

皮膚表面の油分が無くなってしまいますから
どんどん外へ水分が逃げ出してしまい
バリアが薄くなり 痒くなりやすくなったりもします。


あと、フケなんかも出やすくなりますよね。

皮膚は肺経・大腸経の排毒を手伝う事もするのですが
フケなんかもその際たるものですね。


それに、口とか鼻とか咽喉などの粘膜の乾燥ですかね。



すると、超基本は水を摂ることでしょうか。

以前もお話しましたが
ボクは昔、水を飲むのはいけない事だと考えて
極力水分摂取は控えていた時期が何年かあったんです。

ところがキネシオロジーの世界で
水はとても大切なものだと知ってから
しっかりと摂取するようになったんですが

唇が乾燥してガサガサになっている時とか

乾燥して笑ったら唇が切れた時なんてのには
水の補給をする事で傷口が酷くなる事は無くなってしまいました。

それまでは一回切ってしまうとどんどん酷くなって
苦痛だったんですけれどもね。。。

いったいあれは何だったんだろうって思います(笑)



体験しないと解らない事って本当にありますよね。


そして、身体の表面を守るためには
以前もお話しましたが
植物が身体の表面を守っているところ

・・・ミネラル・酵素のタップリ含んだ皮の部分ごと食べる
   根菜類などがとっても滋養になりますね。

   陽のエネルギー(締める力)がありますから
   皮膚がゆるんでいるために
   抜けていく水分を守ってくれる事にもなりますね。



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