|
テーマ:健康のエネルギーバランス(84)
カテゴリ:カテゴリ未分類
まぁちゃんからの質問でした。
『東洋医学や東洋哲学による男女の違いってあるの? 男性と女性に対する価値観とか・・・ 東洋ってよーわからんところあるんですよね。 教えてプリーズ!』 ・・・と、いうことでしたよね。 もう、本当に勉強させてくれるんだから(笑) まいったなぁ。。。 基本的にはいろいろ見たけれどもやはり女性が陰。男性が陽。 それを一番根底として考えて見ました。 陰と陽の時については今まで何度か話しましたが 「陰」というのは実は精神的、思考的なことに関して言えば 「内省的」で、自分の内側を見つめるということになります。 そして、自分の内側の変化に敏感だということになります。 それに対して陽というのは 「外向的」で、外の世界を見つめるということになります。 そして、外の世界の変化に敏感だということになります。 陰が女性、陽が男性ですからそういう意味で言えば 昔は女性が 子供を育てたり家の中のことをしていたりというのが 自然の理だったのかもしれません。 そして男性が 狩りをしたり外敵から家族を守ったりということをしていたのも 自然の理だったのかもしれません。 ですから陰陽からしたら「向き、不向き」というものを認めて 陰と陽というのはそれぞれが融合しあって はじめてバランスが取れていくということでしょうね。 お互いの利点で相手の不足しているところを補うというのが 陰陽の融合ということになっていたんじゃないかなと思います。 どちらが偉いとかではないですよね。 どちらか一方が優れているとしたら 陰陽のバランスは崩れてしまうことになります。 するとエネルギーは回らずに不調和を生み出すこととなります。 男女の場合はセックスの関係にはっきりとでてくることになりますね。 そのため身体の内部に向けて炸裂する女性の陰のエネルギーと 外部に向けて爆発する男性の陽のエネルギーが融合することで お互いのエネルギーを高めあう筈のものが どちらか優位ではうまく回らず エネルギーの過不足・不調和を生むこととなってしまいます。 これが病気でもあり、またお互いの気持ちのすれ違いにも なって行くんじゃないでしょうか? ですから本当に健全なお互いを尊重しあった、 そして愛し合っているセックスというのは お互いにものすごくエネルギーを活性化しますが そうでない自分本位なものであったり 何かのはけ口として行われるセックスというのは エネルギー的な損失をもたらすこととなるんじゃないでしょうか。 陰と陽の定義をまた違う角度から見るとすれば この世で私たちが目で見て認識することが出来る形というものの 外を包んで小さく中心に凝集して行こうとしているものは 陽のエネルギー。 そしてその包まれたものの中にある内側の外に拡散して行こうとするものは 陰のエネルギー。 ・・・そういうことが出来ると思います。 陰と陽のバランスがどこかでお互いにとられているから 形というものが出来るのですね。 陰の氣が強いものは陰の緩む氣の支配を受けて大柄な形を呈し 陽の氣が強いものは陽の締まる氣の支配を受けて小さくなろうとします。 その大きさはその形をなすものの中での 陰と陽のエネルギーの合意の中で決められる という解釈でいいのではないかと思います。 もしバランスが取れなければ空中分解のようにまとまらず 形というものは出来ません。 これは宇宙全体の法則のようなものでしょうね。 ですから陰と陽はそれぞれの物によって 大きさ、陰・陽の強さというものは違うけれども 一つ一つのものが陰と陽をお互いに認め合っているから 形としてこの世に存在しているんです。 もしそれが合意したものでなければ 不協和音として形無き者になってしまうということに なるのではないかなと思います。 男と女に限らないすべての陰陽に関係することですが 考えてみたらすごく深い内容になってしまったような氣がします。 まぁちゃん。ありがとうね。。。 ・・・ところでこれで回答になっているのでしょうか(笑)。 自分にとってはとっても参考になりましたが。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|