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テーマ:健康のエネルギーバランス(84)
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今日は五行説の五主の 「土」 です。
● 【土】 → 肌肉(きにく) 「土」の行に対応する臓は脾臓・膵臓です。 脾臓・膵臓に不具合があると肌肉に栄養が行きにくいという事です。 【木】のときにも少し触れましたが この【土】に対応する「肌肉」というのは 今の言葉にすると「筋肉」を指すようです。 【木】の「筋」というのは 「神経、腱、筋膜」などを指しているようです。 ちょっと紛らわしいし 少しずつ混じっているような感じですが 今の西洋医学的な考えをまったく当てはめると ちょっと混乱してしまいますので イメージ的に考えた方がいいかもしれません。 というボクも まだしっかりわかっているわけではないのかもしれませんが(笑) 今までのお話しの中でも出てきましたが 脾形を滋養するものは「甘」の味覚なのですが これは穀物の甘み つまりデンプン質の噛んで行くと甘くなる甘みだよ という事でしたね。 反対に 同じ甘みでも精製した甘味料などは 血液に急激に取り込まれて血糖値を急激に上昇させてしまい インシュリンの大量放出を身体に強いるなどするために 膵臓を傷めてしまうという事もお話しましたよね。 疲れた身体に甘いものがいいという事をいいますが 実際には大量に毎日それを繰り返していれば 膵臓をボディーブローのように やさしく、でもズシリといじめてしまうのです。 すると、肌肉(筋肉)に栄養が行きにくくなりますから 筋肉が萎縮したり、引きつったりしてしまうんですね。 肉ばなれなんていうのは 脾経、肝経の両方がいじめられているために 起こるものだという事です 大食い・早食い 動物性の摂り過ぎ&糖分の摂り過ぎなどが重なると ちょっとした運動をしたときなどに 急に肉ばなれをしたりするんですね。 昔、サーカスの人たちは 身体を柔らかくするために酢を飲んだという噂が 子供の頃ありましたが(笑) 話の真偽は分かりませんが あれなんかは激しい運動をこなす筋(肝経・木)を 「酸」でを滋養して腱、筋膜などの疲労を取ってあげたんでしょうか? ・・・もっとも、酸の摂り過ぎは 相克の関係で押さえつけられる 脾経(土)の肌肉(筋肉)がいじめられてしまい 筋肉が萎縮したり引きつったりするようになるんです。 これでは逆効果ですから 適度というのは本当に難しいですよね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.05.31 06:58:21
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