とはずがたり

2017/11/08(水)02:57

フラメンコライブ

ライブ(115)

​ おそくなってしまいましたが、一昨日のフラメンコライヴ はベニート・ガルシアさんの生徒さんたちの発表会でした。 まず、「やられた~!」と思ったのは ​​三人のカンテの素晴らしさです。 エル・プラティオ、ナタリア・マリン、ミゲル・デ・パダホスのみなさん。 初めて、カンテのハモリというのを聞きました! もう、完璧です!感動です。 やはりバックが素晴らしいと、生徒さん達の踊りも がぜん輝きが増しますよね。 4年前、2年前と比べてみなさんの進歩がすごいです。 プログラムの出演者の方達のお名前を見ると 親子や兄弟で習ってる方も多いです。 ベニ先生のお子さんも上の女の子さん、ずいぶん上達なさったと 思いました。 下の男の子さんはまだ小さくてかわいいです。「ガロティン」を 一生懸命踊ってました。 後ろでカホンを演奏してらっしゃるベニ先生のお顔が お父さんの顔になっていました。 「バンベーラ」もあり、一生懸命見てしまいましたが その振付は私たちのとは全くちがい、 重厚でどちらかというと男性的なメリハリのきいた振付に なっていました。 最初にカンテのナタリア・マリンさんがひとりで 歌いながら歩いきて、スペイン語はわからないけれど なにかメッセージ性も感じられる「バンベーラ」でした! 2部になり、カンテの方たちのノリが最高潮になってきました! まったく飽きる事もなくどんどんプログラムが進み・・・ 友達が出る「ソレア・ポル・プレリア」になりました。 すごい迫力です。さすが中級クラス、いや上級と言っていいのでは? と思うくらいのキレ、しっかりとした体幹・・・ 8人で踊る「ソレポル」、圧巻でした。 フィナーレでは出演者全員がそろって、 ベニ先生がご挨拶・・・ ちょうどスタジオの10周年なのですね。 今年7月にはコルドバに凱旋帰国・・・ そしてコルドバ市役所がこの発表会を公演・・・ 以前、R子ちゃんとなぜかこのベニート先生の 発表会を埼玉のとある会館に見に行って まだスタジオを持っていなかった若いベニ先生を見ました。 その時フィナーレで、みなさんのおかげ・・・おっしゃって 泣いていたのを覚えています。 あれから10年以上がたっていたのですね。 スタジオを持つこと、凱旋帰国 夢をどんどんかなえていらっしゃるのだなぁと思いました。 相当な努力と、やはりお人柄でしょうか。 生徒さん達の踊りをみていて、同じ曲でも そのクラスによってフリが違い、観客を飽きさせない 演出をするところがやはり凄い方なんだなぁと思いました。 若い頃はストイックで、厳しい方なんだなぁ 思っていましたが・・・ 今は愛情豊かな面が押し出されていますよね。 この日のベニ先生の「ファルーカ」を見て、 日々努力し、進歩されている事がわかりました。 最初のイントロで三人のカンテさんの素晴らしい歌声に 涙が出てしまいました。 アルハムブラでみた「ファルーカ」とはまた違って 大舞台で踊る「ファルーカ」になっていました。 どちらも私は良かったと思います。 仲間5人で観に行ったのですが 全員が本当に「いいものを見た!」と興奮していました。 ベニート先生、生徒のみなさん、お疲れ様でした。 帰りに地元で都合の良かった3人で飲み会・・・ 盛り上がりましたよ~~

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