富　山　釣　通　信

皆様、新年明けましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。

さて、新年1発目はモノネタから…。

最近ハマっている国産オールドリール。

特に、「オールドダイワ」と言われる70年代末から80年代前半にかけてのリールを中心に自分の中で盛り上がっています。

(「オールドシマノ」となれば、初代バンタムがクソかっこいいのですが、いかんせん高値安定でなかなか遊びで買うには手が出せず…。)

丸形のベイトが好きでミリオネアを中心に漁っているのですが、初代Vはもとより、Mシリーズも高値でなかなか安く買えないのが現状。

そこで、目に止まったのがファントムシリーズ。

丸形ではないのですが、シンプルな形状でかっこいい。

特にシルバーのSTがバンタムっぽさもあり、グッと来たのです。

ファントムは廉価版のST、そしてブラックにゴールドがリッチなイメージのSM(スーパーミリオネア)に別れます。

このファントムシリーズをベースとして、マグネットブレーキ登載のマグサーボに、レベルワインドが開くゼロ、オートキャスト登載のACと派生していくようです。

コンピュータが登載されたPTといったモデルも登場し、80年代中頃には国産ベイトリール市場はシマノ、リョービ、アブを含めハイテックな時代へと移り変わっていったようです。

そんな、ダイワのベイトリールの一時代を築いたファントム・ベイトリールの元祖？がSTとSM。

ブレーキシステムはメカニカルブレーキと円心ブレーキ。

見た目にもシンプルでかっこいい…。






太陽マークにJAPANの刻印。

ビス止めのパーミングカップが渋い。




今回はヤフオクでジャンク品を1700円で購入。

分解してみると破損は無く、清掃とグリスアップで復活。




スプール軸のカーボン素材のカラーはベアリングへ交換。

偶然、シマノのハンドルノブベアリングと同じサイズだったので購入する手間が省けました。

アモルファス ウィスカー ファントムに装着。





















うーむ、良い。

年代的にはこの組み合わせはアリなはずですが、最高級ロッドに廉価版リール…(笑)

ま、かっこいいから良いのですよ(笑)

ファントムST、当時の価格で6000円ほどだったようですが、箱付き新品で1万越えたり美品でも5000円以上したりと、なかなか安く買えないんですよね…。

そこで、ジャンク品を掘って自分で整備して実働させるのがまた楽しみというか(笑)

いやいや、楽しい趣味見つけました。