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カテゴリ:映画
終戦から60年。沈没地点に連れて行ってほしいというかつての上官の娘を船に乗せ、神尾は少年兵時代を回想する。
![]() 男たちの大和/YAMATO 予想通り泣きながら観るはめになりました。 ほぼ全編通してジワジワジワジワなってて、ラストの戦闘突入以降はむせび泣き状態。スタッフロールでついに号泣。 こりゃ映画館で観てたらえらいことになってたわ…。 でも意外と爽やかな涙っつーか。ぐろぐろと渦巻く苦しさがない、心の汗っぽい涙でした。 それは悲惨な話ではあったけど、物語の中心にいたのがいい人達ばかりだったからなんだろうと思います。 もしこれが自分達だけ安全な場所にいて勝手に戦争を推し進めてる連中の話だったら、スクリーンの向こうまで殺しに行きたいほど腹が立ってたんだろうと思う。 愛する人達を守るために戦うんだといっても、そもそもなぜそこまでして守らねばならないほど危険な状況に陥っているのか。 戦争なんて始めた時点で負けだと思う。 一握りのバカのために、大勢の善良な人々が殺されたり殺したり生き残っても苦しまされるなんて本当にバカみたいだ。 実際、本気で死んだり人殺しをしたり自由のない暮らしをしたいなんて思ってる人がどれだけいるっつーのよ。思ってないのになんかそうすることが正しいような意識を植え付けて、それをさせてしまうっていうのが怖いよ。 つーか、人的にも物的にも凄まじい損失だと思わないのかなあ。 なんか僕、戦闘シーン見てると反射的に「うわぁ、もったいねえ!」とか思っちゃうんだけど。だってこれだけのお金と労力と資源と命をかけて、やることがドンパチってもったいなくね? 環境も破壊しまくってるし。絶対お金と労力と資源と命の使い方間違ってるよ…。 でも、とにかく神尾くん生きててよかった。内田さんも生きててよかった。 生きてるって素晴らしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.11.18 19:35:53
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