波上宮は、文字通り「波の上にある宮」だった。
波上宮(なみのうえぐう) 伝説によれば、南風原町の里主という者が釣りをしていると、ある日浜辺で「光り、ものを言う」霊石を見つけた。この石に祈るたびに豊漁となるので、諸神がこの霊石を奪おうとした。そこで里主が当地へ逃れると「吾は熊野権現也、この地に社を建て祀れ、然らば国家を鎮護すべし」との神託があった。里主は琉球王府にこれを奏上し、社殿が創建されたという。海から聖なるものが届どくとのストーリーは、ニライカナイ信仰の現われと言えよう。『ウィキペディア(Wikipedia)』より 実際、熊野信仰と観音信仰とは、密接な関係があるようで、神仏分離をされるまでは観音の霊場でもあったようです。沖縄の観光名所の一つである、国際通りからも行こうと思えば歩いて行ける距離ですが、私が訪れた時は誰もいなかったのでとても寂しかったです。また、この地は珊瑚礁の上にあるとのことで驚きました。宮の後ろは海岸になっておりました。