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私は、山に登るようになるまで、さほど花の名も知らなかったのですが、登るほどにきれいな花、かわいらしい花に出逢って名前を調べることも楽しくなりました。
そして名を知っている花に出逢うとこれまた嬉しい・・・。 結局、この繰り返しで徐々に花の名を覚えるようになったのでした。 それでも、なかなか難しい花の見極め・・・。 以下のものはほんの一部ですが・・・ 1、サンシュユ、ダンコウバイ、アブラチャン 2、シロモジ、クロモジ、アオモジ 3、タムシバ、コブシ 4、チシマギキョウ、イワギキョウ 本日は、1について・・・。 ![]() 「ダンコウバイ」か「アブラチャン」か?、春先に葉が出ないで咲くということでとても判別が難しいらしいことを知りました。 「サンシュウ」含めた三種の見分け方を改めて調べ直してみました。 【サンシュウ】 花びらの先が米粒のように丸くなっているのが最大の特徴。 ダンコウバイやアブラチャンの花びらはただ細長いだけなのでそこで見分けがつく。 なお、漢字で書くと「山茱萸」。これを読むと「サンシュユ」というのが正しいようです。 【ダンコウバイ】 ダンコウバイの花には「花柄」がないのが特徴。つまりボンボンみたいな花が枝に直に付いている。 これに対してアブラチャンは花柄があるので区別が付く。 枝を折ると白檀のような芳香がするのも見分けの方法らしい。 ![]() 【アブラチャン】 ダンコウバイと違って花と枝の間に花柄があることで区別できる。 簡単に言うと「花に首がある。」 また、花びらの色がダンコウバイよりやや黄緑がかっっているようです。 下記サイトの写真がわかりやすい。 その名の通り樹木に油分が多い。 ![]() 「サンシュユ」はミズキ科です、「ダンコウバイ」と「アブラチャン」は同じクスノキ科ということもあってかなり見分けにくいのが本当のところです。 さらにこれらの樹木みな、雄花・雌花があるのだそうで、山でこれらの見分けが付くのはよほどの花博士くらいだろうと感じます。 山で、ああでもないこうでもないと家内とわいわい言っていたら、花に詳しい方がたまたま通られて、見分け方を教えてもらいました。 ダンコウバイの花序の下には柄がないが、アブラチャンの花序には枝とのあいだに柄がある点で区別できる。というのが結論でした。 ダンコウバイの花序下に柄がない。 ![]() アブラチャンの花序と枝とのあいだに柄がある。 ![]() とにかく花を見極めるのは難しいですね。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.04.04 18:39:58
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