休日ブログ

　以前、TVで美味しそうな中華料理店が紹介されていたので、気になっていました。
　
　東京駅八重洲口から程近い、「四川亭」です。

　八重洲は比較的出没するスポットなのですが、もっぱら駅構内と大丸、八重洲地下街・東京駅名店街ばかりウロウロするので、（よく来訪する割には）地上を徒歩で歩くのは珍しいです。
　そんなこともあって、事前に目的のお店の地図と住所を控えて、伺うことにしました。

　車を停めて、いざ、お店へ向かいます。
　東京駅に停まっている新幹線が気になり、それをチラチラと眺めながら、お店を探しました。

　四つ角にあるビルの地下1階に、そのお店を発見。


　ランチタイムのセットが何種類かあるようですが、今回は4種類を自由に選んで800円、というものに挑戦。
　どれにしようか、楽しくも悩ましいひととき。
　選んだ結果は、写真の通り。
　左手前から時計まわりに、塩ラーメン、チャーシュー丼、マーボー豆腐、酢豚。中央にある玉子スープは、ランチにセットされている、らしい。
　
　それぞれの感想を簡単に残しておきます。
　・塩ラーメン：ごてごてしていない、シンプルな味。スープも澄みきっていて、
　　　　　　　　ちゃんと作った味でした。変にいじくっていないのが好印象。
　・チャーシュー丼：中国料理店で食べるチャーシューの味がしました。
　　　　　　　　スパイスというか、香草というか、独特の香りがします。
　　　　　　　　…北京ダックの香りを彷彿とさせる？
　・マーボー豆腐：本格四川の辛くて山椒が香る一品。ちょっとラー油が多いかな。
　・酢豚：ケチャップの味がしました。これだけは、わざわざ頼む代物ではない…。
　　　　　使っている肉は悪くないんだけど、いわゆる基本の「酢豚」ではないよ。
　・玉子スープ：シンプルで美味しい。


　
　一緒に訪れた妻は、手前左から時計回りに、マーボー丼、春巻、ライチシャーベット、坦々麺、中央は同じく玉子スープ。
　ちょっとずつ分けてもらったので、こちらの感想も残しておきます。
　・マーボー丼：前出のマーボー豆腐に比べて、丼ものなので、
　　　　　　　　油分が御飯に滲みてしまうのが、ちょっと気になります。
　　　　　　　　美味しいんだけど、肥満が気になる。
　　　　　　　　（でも、油モノでよくお腹を壊す妻なのに、
　　　　　　　　　これは平気でした。多分、使っている油分が良いものなのでしょう）
　・春巻：普通の春巻きです。中華専門店の仕上がりではないが、
　　　　　春巻きとしてはまっとう。ランチですし、値段を考えると、妥当。
　・ライチシャーベット：すっきりと甘みがあり、最後の口直しにピッタリ。
　・坦々麺：きっちりと、中華専門店の作る坦々麺の味でした。美味しい。

　全般的には、この立地で、このお値段で、この内容なら満足です。

　特に気に入ったのは、チャーシュー丼と塩ラーメン。
　次回、食べてみたいのは炒飯、ラーメン系、かたやきそば。

　分煙制がないのか、煙草を吸うお客さんが多い時は、
　（非喫煙者にとっては）ちょっと辛いけど、
　空いている時間を狙っていけば、さほど苦労しないんじゃないかな。
　また、再訪したいです。