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今日は湖東三山の紹介をします。

湖東三山は、滋賀県、琵琶湖の東にある、西明寺、金剛輪寺、百済寺の三つの天台宗寺院の総称です。

今日はその3つのお寺を紹介したいと思います。

西明寺は、滋賀県犬上郡甲良町にあるお寺です。
西国薬師四十九霊場第三十二番札所にもなっています。
承和元年（834年）、三修上人の創建と言われています。
湖東三山の他の2寺と同様、総門は西に面し、そこから長い石段を上った先に本堂が建っています。
本堂へ向かう石段の途中左側には池泉鑑賞式の庭園をもつ本坊があります。
本堂と三重塔は国宝で、鎌倉時代の建築として当時はかなりの規模を有していました。
境内には様々な花が咲き、一年中素敵な姿を見せてくれます。
春と秋には三重塔特別公開が行われます。
詳細は、こちらの公式ホームページをご覧ください。

金剛輪寺は、滋賀県愛知郡愛荘町にあるお寺です。
奈良時代の僧、行基の開創と伝えられています。
建立は、天平9年（737年）、あるいは天平13年（741年）と言われています。
寺内には平安時代後期から鎌倉時代の仏像が多く残っています。
西面する総門を入るとすぐ左に塔頭の常照庵があり、石段を少し上ると左に本坊の明寿院があります。
そこから石段を数百メートル上った地点に二天門、本堂、三重塔があります。
本堂が国宝に指定されています。
また、池泉回遊式庭園があり、桃山、江戸初期、中期の三庭からなっています。
境内には四季折々さまざまな植物が成長し、きれいな姿を見せてくれます。
金剛輪寺の秋の紅葉は「血染めのもみじ」として全国に知られています。
詳細は、こちらの公式ホームページをご覧ください。

百済寺は、滋賀県東近江市にあるお寺です。
606年、聖徳太子の建立と言われています。
平安時代から中世にかけて、かなりの規模をもっていましたが、室町時代の火災や、織田信長の焼き討ちなどでかなり消失してしまい、本堂をはじめ現在の建物は近世以降の再興となっています。
山門を入り参道を進むと本坊の喜見院があり、そこから石段を上ったところに仁王門、さらに上ったところに本堂が建っています。
本堂は、江戸時代初期、慶安3年（1650年）の再興で、中世以来の密教仏堂の形式を残しつつ、細部には近世的特質の現われた建築で、2004年に重要文化財に指定されています。
百済寺も紅葉の名所として知られており、「日本紅葉百選」、「近畿の五大紅葉名所」に選ばれています。
詳細は、こちらの公式ホームページをご覧ください。

滋賀県は京都に近いこともあり、歴史を感じさせる寺院が多くあります。
また、琵琶湖をはじめ、自然にも恵まれ、大阪や京都からも近いので、気軽に訪れることができます。

みなさんも湖東三山に行ってみませんか。



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