|
カテゴリ:四国
今日は、皿鉢料理の紹介をします。
皿鉢料理は、高知県の郷土料理です。 大ぶりの皿に刺身などを盛り合わせた料理で、高知では人が集まれば出てくるというくらいの料理で、豪華な料理です。 基本は刺身、寿司、組み物、汁物で構成されています。 生は、鰹のタタキや活け造り、刺身の盛り合わせなど、旬の魚を盛り付けます。 組み物は、煮物、揚げ物など、とにかくおいしいものをどんどん並べていきます。 テーブルに出てくるだけでも楽しい気分になり、宴会などのイベントがより楽しくなります。 高知では欠かせない料理です。 神事の際の儀式食が発展した皿鉢料理は、日常に食べるものではなく、行事の際に食べるものです。 江戸時代にはすでに行事食の献立として皿鉢と記されたものが見られています。 しかし豪華なものなので庶民には縁がなく、武家をはじめ豪商や豪農など一部の階級の者の宴席料理だったと言われています。 明治になると皿鉢料理は庶民にも浸透し、大きく発展しました。 その頃は各家で作られるものでしたが、大正時代後期からは現在のような出前を主とする仕出し店が増えていき、昭和30年代になると皿鉢料理の専門仕出し店が高知県下全域に広がっていきました。 現在では高知県各地で皿鉢料理を出す店があり、豪華なものもありますが、手軽な値段で提供する店も多いので、気軽に食べることができます。 高知に立ち寄った時は、ぜひ食べてみたい一品です。 華やかないい思い出になると思います。 皿鉢料理の詳細は、こちらの高知市観光協会のホームページをご覧ください。 みなさんも皿鉢料理を食べてみませんか。 日本全国旅行案内所TOPへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[四国] カテゴリの最新記事
|