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今日は、国賀海岸の紹介をします。

国賀海岸は、島根県隠岐諸島の西ノ島北西部に位置する景勝地です。

西ノ島は隠岐諸島の西側に位置する島で、西ノ島町は隠岐郡内では隠岐の島町に次ぐ2番目に大きな町です。
島は山が多く自然に恵まれ、特に北部は日本海の荒波で浸食された、美しい海岸が見られます。

国賀海岸はその中でも特に美しい海岸で、昭和13年に国の名勝、続いて昭和38年に国立公園に指定されました。
約13キロにわたって200m～250mの大規模な海蝕崖が発達する断崖絶壁で、特に高さ258mの摩天崖は、国内最大級の海崖として知られています。
摩天崖は、この国賀海岸の中心的な存在でもあります。
天然の洞門である通天橋もあり、豪快で大規模な奇勝があちこちに見られます。

海岸線だけを見ると荒々しくて近づきがたい印象を受けますが、崖の上は牧草地となっており、牛馬が放牧されています。
その風景はとても穏やかで、男性的な海岸と比べて全く印象の異なる女性的な景観となっています。

これらの景勝地をまわる遊歩道も整備されています。
摩天崖から国賀浜にいたる約1kmの遊歩道で、摩天崖や通天橋を一望することができます。

また、崖の上からでは見にくい、美しい海岸線美を見ることのできる遊覧船も運航されています。
陸上から見る景色とは全く異なり、荒々しい海崖を間近に見ることができ、自然のパワーのすごさを感じずにはいられません。

この国賀海岸はとても美しい場所ですが、交通アクセスがあまりよくないため観光客が少なく、その分美しさがそのまま残っており、のんびりとした時間を過ごすことができます。
隠岐観光の際には、ぜひとも訪れてみたい場所のひとつです。

国賀海岸の詳細は、こちらの山陰観光連盟のホームページをご覧ください。

みなさんも国賀海岸に行ってみませんか。



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