「KIDS」の試写会に行ってきました。
「KIDS」原作の「傷-KIZ/KIDS-」収録作品失はれる物語きみにしか聞こえない「KIDS」の試写会に行ってきました。小池徹平と母親との関係、玉木宏と父親との関係、栗山千明が心身に負った傷のこと、どれも心の痛む話でした。しかし、演出の仕方の色々が、ちょっと私には、合わなかったようです。雰囲気のある店や、いい感じの公園や町の風景を、拘って撮っているんだろうなと思われますが、そういうところとか。事故の場面では、赤ん坊も母親も、助かったんだから、そのストレッチャーは、血まみれで転がっている、今通り過ぎた、小池徹平と玉木宏のために使われるべき!とか思って、素直に泣けなかったり。物凄く感動的なところのはずなのに!でも、「足の傷だけ、引き受けて」と言って、小池徹平が玉木宏に傷を移して、玉木宏がガクッと立てなくなったときに、小池徹平が玉木宏をちょっとだけ支えたところだけ、ウキャッてなりました。そして、これはもう、小池徹平が絶望して、みんなの傷を引き受けて、自殺のように死んでしまうのかな、なんて想像したのですが、ちゃんと救いがあって、希望があって、よかった!小池徹平も、玉木宏も、許すというか、憎まないというか、そういう心があって、素晴らしい!と思いました。もう、槇原敬之の歌声が流れてきたときには、うるうるしてしまいました。内容のよい映画でした。それにしても、ヒゲを生やしてて、油でよごれた玉木宏も、よいものですね!「KIDS」関連DVD「KIDS」序章 ~傷の秘密~映画KIDS撮影日記 ~アサトの素顔~映画KIDS撮影日記 ~アサトの素顔~ PREMIUM EDITION「KIDS」関連書籍Kids傷