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「ママに見えない」についてのやりとりがおもしろくて、
やっぱブログで書いてみるもんだな、、、 と思ったので、笑 またまじめにブログを書こうと思います。 みなさま、ありがとうございます☆☆☆ ●ワールドが株式非公開! 日経新聞の夕刊で、 アパレル会社のワールドが株式非公開に、 という記事が一面を飾っていた。 おもろい! 要するに、これまで一部上場だった会社が、 自ら、一部上場という肩書きを捨てる、ということなわけで、 間違いなく新しい流れだよなーーーと思い、 思わず記事に食いついてしまった。 市場サイドの動きとしても、 事業再生(事実上の倒産)以外で上場をやめる例は、国内初とのこと。 ちなみに、ワールドの場合は、 前期で最高益をあげるなど業績は好調とのことなので、 事業再生とは無縁。 株式会社という法人形態は、どこに行くんだろう?と思っていた。 どんどんどんどん大きくなって、、、 もうこれ以上大きくならなくていいんじゃない? というラインを超えたとしても、 こんどは別な論理が働いて、 (膨大な数に膨れ上がった従業員の生活保障とか、シュリンクした市場の活性化とか) 規模の維持や拡大が使命となってしまう。。。 ワールドは、そのゲームから降りて、 新しいルールで事業活動を続けていくことに決めたわけだ。 応援したい。 ●コミュニティと産業 ~ワールドの記事を見て~ 嵯山ゆりさんという写真家がいる。 商業写真(広告とか雑誌とか)も撮る人だけれど、 ライフワークとして世界中を旅しては、 そこにもともと住む原住民たちの暮らしを撮っている方。 2ヶ月ほど前、 うちの近所で個展&トークショウをするというので、 遊びに行った。 そのとき彼女が話した一言が忘れられない。 「コミュニティを営んでいくためには、 産業が必要なんですけど、、、」 というフレーズ。 下記は、そのフレーズに端を発して、 わたしの脳内で繰り広げられた妄想なんだけど、 妙にインスパイアされるものがあったのです。 そのフレーズを聞いたとき、 脳内にふたつの円がイメージされた。 同じ大きさの円がふたつ、重なり合うイメージ。 で、なるほどなーーーと思った。 コミュニティと産業は、 同じくらいのサイズでちょうどいいんだ。 わたしがずっと違和感を持っていたのは、 こういうことだったんだ、、、と。 コミュニティの円の大きさを無視して、 どんどんどんどん拡大を続けようとする産業の円が、 イメージされた。 これって構造的に持たないのは明らかジャン。。。 (まあ、 わざわざ円に例えなくても周知のことだけれども、 右肩上がりのグラフではなく、 ふたつの円でイメージされたことで、 個人的にはより深く納得した、という感じ。) しかも、、、 コミュニティの円は少子高齢化による人口減少を目前にし、 明らかにシュリンクしているのに、 産業は大きくなるしかルールを知らないから、 右往左往している(挙動不審な円をイメージ。笑) では、 少子高齢化が起こらなければ良かったのかといえば、 決してそんなことはない。 人口が増え続けたって、人口爆発!とか言って、いつか困るときは来るんだ。 現に、中国やインドの人口爆発が、話題になっている。 ふたつの円をある程度大きくしたら、 そのあとをどうバランスするのか、 そろそろ、新しいルールを見つけないと。。。 バリバリ資本主義の価値観の中で、 商品開発とか、広告とかに携わっていると、 そう思えて仕方ない。 フローレンスにジョインするとき、一番最初に質問したことは、 なぜ株式会社ではなくNPOにしたのか、ということだった。 代表の駒崎氏の説明に納得して、 もしかしたら、 わたしが感じている違和感の答えはNPOのルールに乗っかることで、 見えてくるかもしれない、と思った。 だからわたしは、 NPO法人として産声を上げたフローレンスにこの身を投じ、 リアルに体験することで、新しいルールを一緒につくり、 社会に還元したいと思ったのですわ。 一方ワールドは、株式会社の枠に留まったまま、 新しいルールでゲームを始めようとしている。 成功して欲しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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