テーマ:障害児と生きる日常(4429)
カテゴリ:摂食障害
なんてことを彼女に言っても無駄、そんな様子ははみじんも見せない。
ひたすら楽しく、楽しく、心がける。 「いないいない、ゴックン」いないいないばぁ遊びが好きな彼女のために、こんな遊びもつくってみる。 いつもは椅子に座って食べているが、今日の夕食はテーブルで食べてみた。歩き回り、口から出た食べ物が部屋中に散らばる。でも、食べる量は大して変わらない気がする…徒労。 食欲、というのは人間が生まれながらにして備わっている大切な欲ではないのか。 それが欠落している人間がいるのであろうか。 彼女は2ヶ月半の時、ミルクを飲むことを拒否した。 拒否して衰弱することを選んだ。 3つの病院で2ヶ月入院したが理由は分からなかった。 いや、違う。そもそも生まれた時からなかった。空腹で泣くことが滅多にない彼女の授乳のために、夜中目覚ましをかけた。 脱水症状になっても笑っていた。 今は大分改善されたが、それでも空腹よりも睡眠を容易く選んでしまう。 そういう意味においては、私は彼女の本能を信用していない。 明日も食戦争を繰り広げるだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.08.11 23:58:06
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