カテゴリ:自分のこと
何の資格も知識も経験も、さらに資金も無いという、無い無いずくしで開業するからには、事前のシュミレーションで実戦的体制を組み立てておかなければいけないと、試行錯誤してきました。
そんな中で、数日前に、与えることのみを考えてみたわけです。 自分が求めている以上のものを「得られる」ことで、相手の方へのさらなる信頼を確信できることってありますよね。 これは、お客さまが求めている以上のものを「与える」、期待している以上のこと、「ここまでするか」「こんなことまで」と感じていただけることをご提供することで、会社や商品へのロイヤルティが、ぐっと強まることになります。 そのためには小さな実験を繰り返す必要があります。 すなわち、いきなり大きな勝負をするのではなく、 小さく小さく考えて、まずはテストしてみる。 仮説を立て、実行して、検証して、仕組みを作って、一気に大きく展開 する。 そういう微調整を加えながら「いける」と、思ったときに一気に勝負を かけるというプロセスを経て、美しいビジネスのモデルを築くことが できるのでしょう。 決して最初から冒険をすることは無いと思います。焦ることはありません。 ビジネスにおいて、やはりどこかで、大勝負をかけなければならないときは 必ずあるのでしょうけれども、そんな大一番に挑むのは、小さな実験を 数多く繰り返したあとです。 80%以上の確信が持てたときに、一度でいい。そこで勝負をかけるのです。 ビジネスはギャンブルではありません。 充分なテストもしなければ、リサーチも行っていないのに、 会社を辞めて、脱サラして、いきなりバーンと何千万という借り入れを してビジネスを始める。 それで失敗したならば、即死です。 一家を路頭に迷わせてしまいます。 勝負に出ることは重要ではあるけれども、同時に、リスクを極小化して リターンを最大化するための努力を決して惜しんではいけません。 もちろん、孫子の言うところの「百戦して危うからず」の状況を つくり出せればよいのですが、その理想の状態に近づけるように、 小さな実験、小さなテストを意識して行っていく必要がありますね。 微調整を繰り返し、かなりの精度で偉大な結果を再現することができる ようになる。 その状態まで持っていったあとに、一気に拡大再生産する。 すなわち、それがアートになることでしょう。 まして、まったく新しい概念のだれもがやっていないことをしようと するのですから、自ら小さな実験を繰り返しているのです。 この週末は、一気に拡大再生産する場になるであろう合同事務所の 引越しでもあります。 新しいオフィスには、母の日でもありますので、カーネーションを 飾っておきましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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