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将棋の対戦を見ると、最近「穴熊」戦法が目立ちます。通常なら「香車」の位置に「王又は玉」が位置して周囲を「金・銀」等で守る守備を重視した戦法です。 対戦相手が攻めてくるのは、上下左右の4か所であるが、「穴熊」は2か所に限定されます。 守備を重視すると、通常であれば攻撃が弱くなります。この弱点を克服する戦略が求められます。プロの将棋を観戦すると見事なものです。 最近の株安から世界経済を俯瞰すると、守りを重視した姿勢が強くなります。まるで「穴熊」戦法のようです。将棋戦法の流行は、世界景気を見通しているような気さえします。 唯守っているだけでは勝機は回って来ません。守りながら攻撃の時を待ち周囲の状況分析には通常以上の神経を使う必要があります。 プロの将棋にコールド勝ちは期待できません。一手勝負がほとんどです。片方が指すとそちらが有利に思え、その相手が指すと有利さが逆転したように見えるのがプロの対局です。 経営のプロとしての自覚を持ち、物事に一喜一憂せず、常に冷静沈着に行動の選択をしたいものです。お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.10.06 06:56:22
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