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昨日ブログで発信した「福島第一原子力発電所事故から何を学ぶか」の映像をすべて視聴し、Pdf資料からも学びました。 事故発生以来「東京電力悪者論」が先行して、責任を押し付ける報道の行き過ぎに疑問を強く感じていました。それ以上に政府安全指針「長期交流電源の喪失は考慮する必要はない」との設計思想定義が誤っていた事が指摘されています。 原子力発電は国策でもあり、設計思想も政府で厳しく規定され、設備製造もGE,東芝、日立等限定されたメーカーによるものです。電力会社は地域割の独占事業で原子力事業者として原子力損害賠償法により責を担うことになっています。 しかし、もともとの設計思想に誤りがあり、不測の事故が起きた場合の責任を一方的に電力会社に負わせる発想には疑問が残ります。 大前研一氏を中心とした今回の原子力事故の解析は、今後の原子力利用の政策にも重要な役割を果たすと思われます。 全ての電源を失われた中で、冷温停止まで導かれた現場の技術者及び作業に携わった多くの方々のご尽力に深い感謝の気持ちで一杯です。お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.11.02 07:03:18
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