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「どういう方法で勉強していますか」
「これはちょっと説明しにくいのだが、文章のなかの一語一語を味わって読む」 「えっ、何ですか」 「一呼吸ためて読むというか。単語には多くの意味合いがあって、 それぞれの語について深く味わってから読み進める」 「簡単な単語もですか」 「いや、いわゆるインテリ語という、抽象的な概念をもつ語を 特にその意味を考えて味読する」 「ふーん」 秘書さんが 「そういうの初めて聞きました」 とコメントした。 なかなかわかってもらえない、ぼく独自の方法かも知れない。 でも、これをしないと英文がただ通り過ぎるだけのもの となってしまうと思う。 佐藤さんは合点がいかない様子で秘書室を出た。 まあ、感覚的なものだから、わかってもらえなくても 仕方がないと思う。 つづく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.04.29 21:54:33
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