2006/11/03(金)21:29
秋茜
アキアカネは、田んぼや用水路などの平地で生まれ
初夏山地へ移動して、秋になってまた平地にもどり産卵するのだという。
山から降りる頃には、老熟したオスは茜色に染まっている。
まさに赤とんぼである。
童謡の「夕焼け小焼けの赤とんぼ・・・」
と言うのは、おそらくこのトンボのことであろう。
小生の在所では、この時期になるとく群れになって飛んでいて
乱舞する羽音が聞こえてきそうである。
今でも、童謡が生まれるような自然が残っているのはうれしい。
このあたりでも、もしや?山際のため池辺りにはいるかも?と思い
夕方訪ねてみたが、がっかり・・・
いるにはいたが、群れと言うにはあまりにもさびしい・・・5~6匹。
たぶん作農で農薬を散布するせいであろう。
此処ら辺の米はうまいと聞いているが
トンボも育たない水で育った米はどうも・・・いただけない・・・
だから、これからもず~っと、さほど旨いとは思わないが、
アキアカネの乱舞する在所の米を、食うほうがよろしいかもな。