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2006.11.04
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カテゴリ:天邪鬼語録
家人は「行楽の秋の親睦会」とかで朝からオバタリアン仲間と出かけた。

小生は末子と留守居。

朝のうちにと床屋に行ったら土曜日と言うのに客は誰もいない。
サロンのスタッフがいっせいに外をみている。

こういうシーンでは、ちょっとばかり入りずらい・・・
・・・ので躊躇したが、いまさら回れ右はできぬ。意を決して店内へ

スタッフ8人に客は小生一人、純朴な小生は痛いほどの視線を感じてしまうのである。

「どうなされますか?・・・」
「適当に・・・」

「後ろはどうしますか?・・・」
「適当に・・・」

結果、本当に適当になってしまったが「まっいいか~・・・」
どうせ適当なアタマなのである。

スタッフはむさい男の集団の中に紅一点、さほど美人とはいえぬが
年のころは30そこそこに見えた。髭剃り担当であった。

ウデは?・・・さほどではない・・・

特にヒゲが濃いあごの辺りは、ゴリゴリ長い事やられて
ヒゲ剃りトレーニングの風船の割れる瞬間を想像してしまった。

おまけに、鼻下のシェイビングクリームがむずむずしてきて
くしゃみが出そう・・・

ここでくしゃみをしたら・・・

まさかの血だらけ!・・・ohぶるぶる。
クシャミをこらえるのに必死で、まるで拷問の数分間。

でも、ピタっと寄り添ってヒゲ剃りを続けるオナゴの感触を、右の肘の辺りに感じて
「むふふ」・・・だから許せる・・・

仕上がって「コンナンでいいですか?・・・」と覗いた小生の顔は
ここ数年のダイエットで窪んだ瞼が

「極道の妻たち」の岩下志麻のようで、いやだなぁ・・・





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Last updated  2006.11.04 17:58:43
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