カテゴリ:天邪鬼語録
小生は末子と留守居。 朝のうちにと床屋に行ったら土曜日と言うのに客は誰もいない。 サロンのスタッフがいっせいに外をみている。 こういうシーンでは、ちょっとばかり入りずらい・・・ ・・・ので躊躇したが、いまさら回れ右はできぬ。意を決して店内へ スタッフ8人に客は小生一人、純朴な小生は痛いほどの視線を感じてしまうのである。 「どうなされますか?・・・」 「適当に・・・」 「後ろはどうしますか?・・・」 「適当に・・・」 結果、本当に適当になってしまったが「まっいいか~・・・」 どうせ適当なアタマなのである。 スタッフはむさい男の集団の中に紅一点、さほど美人とはいえぬが 年のころは30そこそこに見えた。髭剃り担当であった。 ウデは?・・・さほどではない・・・ 特にヒゲが濃いあごの辺りは、ゴリゴリ長い事やられて ヒゲ剃りトレーニングの風船の割れる瞬間を想像してしまった。 おまけに、鼻下のシェイビングクリームがむずむずしてきて くしゃみが出そう・・・ ここでくしゃみをしたら・・・ まさかの血だらけ!・・・ohぶるぶる。 クシャミをこらえるのに必死で、まるで拷問の数分間。 でも、ピタっと寄り添ってヒゲ剃りを続けるオナゴの感触を、右の肘の辺りに感じて 「むふふ」・・・だから許せる・・・ 仕上がって「コンナンでいいですか?・・・」と覗いた小生の顔は ここ数年のダイエットで窪んだ瞼が 「極道の妻たち」の岩下志麻のようで、いやだなぁ・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.11.04 17:58:43
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