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カテゴリ:音楽
今日の福岡は朝から雨 今週は、九州交響楽団の定期演奏会に行くことから始まりました。 グリンカ 「イワン・スサーニン」序曲 指揮は秋山和慶氏 ヴァイオリン徳永二男氏 のラインナップです。 指揮の秋山氏はとても上品な紳士。演奏も正統派でエレガントな印象です。安心して聴いていられます。 それに、燕尾服の裏地とポケットチーフがワインレッドで動くとチラリと見えるところもおしゃれ。 自己主張の強くないタイプの指揮者でいらっしゃるので「日本人らしい奥ゆかしさ」さえも感じられます。 アグレッシブな演奏も良いですが私は、秋山氏のような日本人が古来から持ち続けている感性を大切にしている演奏って大好きです。 2曲目のチャイコフスキーのヴァイオリンコンチェルトは、私の大好きな曲。 ソリストの徳永氏は見た目コワモテ。はっきり言って悪役系の面構えなのです。 演奏も見た目に負けていません。「こぶし」が効いたワイルドでエネルギッシュな演奏で最後までぐいぐい引っ張りました。 でも、このチャイコフスキーの曲目自体がロシアの土着的なメロディーを多く使っているので、徳永氏の演奏スタイルとの相性が良いと思われます。 「譜面に忠実に演奏していても、演奏者によって全く違う作品に聴こえてしまう。」 音楽って奥が深いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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