カテゴリ:広汎性発達障害
先ほどまで自閉症を扱ったドキュメンタリーを見ていたつきのわ&とらじま。
つきのわが小学校勤務だったことが接点となって、番組があれば必ず見ています。 ○つきのわ:ええっ???うそぉ!! 「自閉症って説明しても、周囲にわかってもらえたことが 一度としてなかった」って背景の新聞に出てたよ。 今どき、こんなに本も出てるし ドラマはあったし(昨年の連ドラ「光とともに」のこと) 大体、「レインマン」なんて私が中学生の時の映画だよ!! もう、知られててもおかしくないハズなのに。 自閉症が、いかに理解されていないかと説明がされている背景に 新聞記事がレイアウトしてあり、つい、字幕を読むように、 記事を読んでしまうつきのわ。 ◎とらじま:いやあ、そんなもんだと思うぜ。俺だって「自閉症」に関心もったのって つきのわが小学校で勤めて、自閉症の子どもたちと過すことが多かったからだし。 それ以前は、関心なんかなかったよ。 ○つきのわ:そうだねえ。私も「レインマン」しか知らなかっただろうなあ。 勤務することになって、あわてて自閉症やADHDや LDのサポートサイトをあさったんだよね。 ◎とらじま:例えば、電車の中でパニックを起こしている子どもを見たことがあるんだけど ○つきのわ:うんうん。 ◎とらじま:今なら「あ、パニック起こしたんだ。落ち着くまで時間が必要なんだろうな」って思うけど 知らないころは「なんだよ~(-_-;)・・・。ったく うるせ~ガキだな。」ってしか思わないもん。 ○つきのわ:・・・う~ん、そうかもねえ。 知ってからは、パニックを起こしているのと 「あれ買って~~」とかダダこねてるのと、違うっぽいなあって感じるんだけど。 ◎とらじま:知らないと同じに見えちゃう。しかも、自分に関係ないって思ってたし。 ○つきのわ:私は電車の中で、窓をあけるか閉めるかでもめているのを 見たことがあるのね。もう12月の寒風が入るころで あけると寒いんだけど、絶対に閉めないって譲らない人と 寒いから閉めろって人が言い争いになっちゃって・・・。 ◎とらじま:・・・・。むむむ。 ○つきのわ:閉めないって主張している人は、 何かのこだわりがあるんだろうなって、思ったのね。 ただ・・・それを「こだわりかも?」と思わないと 「無茶を通そうとするわがまま」にしか見えないのも、わかるし・・・。 ケンカになりそうだったら、相手の人に話しかけようと思ったの。 きっと「こだわり」だと思うから、気分が落ち着かれるまで、待ってほしいって。 ◎とらじま:・・・・。 ○つきのわ:結局は相手の人が折れて、ケンカにはならなかったから 私は、何もしなかったんだけどね・・・・。 「こだわり」だろうから、気分がおさまるまで待つってことは おそらくその人の求めるとおりにするってことになるよね。 それが窓を開けていた人にとって「よい」ことなのか・・・。 本当は全然わからないの。 だけど、気分が落ち着かないと、聞ける話も聞けないだろうし・・・。 ◎とらじま:そういえば職場でもあったなあ、そんな感じの出来事。 小学校で子どもがパニック起こした時って、どうしてた? ○つきのわ:う~ん・・・みんながパニックを起こしやすいわけじゃないんだけど。 例えば、音が苦手な子なら、状況が変わるまで待とうねって言ってたかな。 「耳をふさいだら、少しはマシか?」って聞いて 「マシだ」って言ったら、耳をふさいでいてもらったり・・・。 そこから席を立てる状況なら、席を立ってもいいよって伝えたり。 ◎とらじま:電車の中で、子どもがそうなっていたら 親御さんに声をかけると、少しは気が楽になってもらえるかもな。 無言の非難の中にいるって状況より 「環境が変わって、びっくりしちゃったんですね。」ぐらいの軽いタッチの言葉が、周囲からあると。 ○つきのわ:そうだね。なんか、「よく知りもしないのに 余計なことを言ったら失礼かな?」なんて思いがちなんだけど 「誰も理解してくれなかった」って状況よりは 「余計なお世話じゃ、ボケ!」って思われる状況の方が 256倍ぐらいマシだと思う。 ◎とらじま:・・・そのビミョーな倍数は何なんだよ。 できることは、本当にちいさいのだけれど・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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