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カテゴリ:オーディオ技術
NHラボ株式会社(NHLAB. INC.)
平太郎コラム 幾つかのメールの中で、コラム内で紹介されました。 ↓リンク https://www.nhlab.net/japanese/%E5%B9%B3%E5%A4%AA%E9%83%8E%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%83%A0/%E6%B0%B4%E7%B4%A0%E3%81%A0%E3%81%91%E3%81%8C%E8%BB%BD%E3%81%99%E3%81%8E%E3%82%8B/頂いたお返事です。 筑波のPAPAn3世 様 メール有難う御座いました。 ハッと考えさせられる内容を提示して頂き、自身の思考の狭さに対し ご教示を心より御礼申し上げます。 私はここ数年、音の収音から記録を経て再生に至る迄を、物理的に考えやすい「デジタル」と 物理量からはみ出す音源、聴覚、音場を「ゆらぎ」に集約して研究をすすめていますが、後者の ゆらぎ領域はその入り口で戸惑い、なかなか一筋縄ではゆかないのが現状です。 以上 中島 平太郎 NHラボ株式会社(NHLAB. INC.)へのリンク↓ https://www.nhlab.net/sitemap/ <コラム全文> 水素だけが軽すぎる ○原子番号1、水素、2、ヘリウム、から始まって、103、ローレンジウムまでの元素を番号順に原子量の変化をプロットしてみた。 ( IUPAC(国際純正応用化連合)の原子量委員会(1979年)によって勧告された原子量を参照。なお、米タイムズ誌によれば2012年には原子番号113の元素が発見されたと報じている。) ○番号が増えるのにリンクして電子の数も大きさも増えるから図のように右肩上がりになるのは当たり前だが、並べてみるときれいに対数的に増加している。一寸した驚きである。ものの根源である元素も例外なく1/f でゆらいでいると言ったら言い過ぎであろうか。 ○周期表上で のマークを入れた3ヶ所は逆転現象が現れているが、それは文献に同位体の組織比に原因があることが記されている。―― 納得 ○大多数の原子が対数軸上できれいにプロットできるのに原子番号1の水素だけがのらないのは何故だろう。水素と言えば中学校の科学の時間に一番始めに教わるし、実生活でも水を始め有機材料に到るまで密接に関係する量であるのに、他の元素の列から離れるとは何か特別の性質が内包されているからだろうか? ○水素さん!! 少し軽すぎませんか? 何故あなただけ 1/f にのらないのですか? 教えてください 往復書簡 筑波のPAPAn3世様よりのコメント 「水素さん!! 少し軽すぎませんか?」について(筑波のPAPAn3世よりのコメント) こんにちは。初めてメールします。記事読ませて頂きました。 僭越ながら、H は、一つの陽子と一つの電子のみによって構成されており、 原子の中で唯一中性子を持たないからではないかと・・・・。 中性子の重さは1.675×10−27 kgでほぼ水素原子1.674×10−27 kgと同じ重さになります。(ちなみに 電子は9.1×10−31 kgです) ご存知のように 水素には同位体があり、 ・水素(軽水素)1H {原子核(陽子1)、電子1} ・重水素 2H {原子核(陽子1、中性子1)、電子1} ・三重水素 3H {原子核(陽子1、中性子2)、電子1} ・4H~7H で成り立っています。こう考えるとそう軽くもないのではないでしょうか。 1/fに乗ってきますよ。 ところで、原子をさらに小さくすると 素粒子が現れ さらに小さくすると ひも(スーパーストリングス理論)に行き着くとされています。 10−35の世界のお話です。そこでは 閉じたひも、開いたひも、様々な長さの ひもが、振動し揺らぎを奏でています。(バイオリンやビオラのように) その固有振動が それぞれの素粒子(クオーク)の正体というものです。 何かロマンチックではないでしょうか。素粒子の世界ではフルオーケストラが奏でる 大演奏会が続いていると考えると・・・。 筑波のPAPAn3世 様 メール有難う御座いました。 ハッと考えさせられる内容を提示して頂き、自身の思考の狭さに対し ご教示を心より御礼申し上げます。 私はここ数年、音の収音から記録を経て再生に至る迄を、物理的に考えやすい「デジタル」と 物理量からはみ出す音源、聴覚、音場を「ゆらぎ」に集約して研究をすすめていますが、後者の ゆらぎ領域はその入り口で戸惑い、なかなか一筋縄ではゆかないのが現状です。 以上 中島 平太郎 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.04.12 03:06:33
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