000000 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

さすらいの天才不良文学中年

さすらいの天才不良文学中年

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Profile

謎の不良中年

謎の不良中年

Freepage List

謎の不良中年 履歴書 大公開


柚木 惇の生涯


柚木惇が贈る作品


当世マンハッタン事情


続 当世マンハッタン事情 カジノ考


私家版ニューヨーク探訪スポット一覧


NY異国事情 西洋と東洋


英語あれこれ


愛読書


米国事情雑感


マケインとオバマ


サルでもわかるデリバティブ


未来は予測できるか?(投資必勝法)


金持ち列伝


詐欺の手口 ギャンブルの怖さ


ミラーマンの経済政策 デフレは諸悪の根源


お金と人生 薩摩治郎八


お札を自由に刷って誰が得をしているか


コンプライアンスとガバナンス


日本は50年後もあるか 処方箋


相場予測 終わりの始まり 資本主義の死


格付 ピケティ 預金封鎖


インド経済 徴兵保険 マイナンバー


実生活で役に立つ確率のお話し


「自由人」 事始め


「自由人」事始め(その1-2)


「自由人」事始め(近況報告)


「自由人」事始め(資産運用)


母倒れる 母が亡くなる


ブログ開設 小説雑感 箴言


義理と人情とやせ我慢(禁酒・節酒)


オール読物新人賞 城山経済小説大賞


おいらの小説作法


続 おいらの小説作法


ベテラン新人発掘プロジェクト 公募新人賞 黒瀬ゆか


人生とは 霊魂はあるのか


人生は8勝7敗 王道か覇道か


年頭所感 引越し


オール讀物新人賞、再び予選突破


恐怖の還暦同窓会 檀上明隆先生


遊んで暮らす 小説家になるには


「小説推理新人賞」奮戦記 長編小説


所詮この世は夢よ 男の美学


安住、この身を滅ぼす諸悪の根源よ


病気のデパート(下血騒動記ほか)


病気のデパートその2


退職を考える 何歳で死ぬか


目の手術 恐怖の内視鏡検査


霊魂は存在するか 死とは キリスト教


吉田類氏と呑む 酒にまつわる話し


俳句入門 再び吉田類


再び死とは 法要


エロティシズム SとM 精力絶倫


病気のデパートその3


さすらい(旅の宿)


新潟探訪記 自転車、命


広島市内路上観察 福山鞆の浦


ポルトガル探訪記


ポルトガル探訪記続き マニラに移住


霧笛楼 ホテルニューグランド


残りの人生を夢にかける 神社詣


植草甚一と面白い人生 歳を取ると


横浜中華街 横浜港クルージング 三渓園


川奈ホテル わさび丼 伊豆


伊豆(続き) 港の見える丘公園


表参道ヒルズ 大山詣 高尾山


2016年香港探訪記


香港探訪その2 冒険と文化 謎の先端研


広島帰省考06年12月編 番外編


福山城 喫茶航路 児島書店


広島帰省考07年編 クルーズ


三沢、恐山、青森、寺山修司、太宰


国立新美術館 赤坂離宮


恐怖の三陸海岸探訪記


恐怖の三陸続き 松山出張 博多出張


アクアライン 白鷺城 秋田


東京名所考 横浜マル秘黄金町


仙台出張記(澁澤龍彦展)鹿児島探訪記


函館 尾道 呉 竹原探訪記


広島帰省考08年編


広島帰省、大阪は自己主張する


熱海 江の島


広島帰省考09年編


広島帰省考10年編 奈良探訪記


広島帰省考11年04月編 清水京都探訪編


広島帰省考11年07月(掛川)、12月寺田屋編


京都探訪記その2 皇居参賀


名古屋捨てたもんじゃない 地名論争


本の愉しみ


売れる本 サルまん ディラン 末井昭


アラーキー 写真の撮り方の極意


谷川俊太郎 石黒敬七 田辺茂一


太陽野郎 ブンケンロックサイド 松雲堂


日本作家ベスト10 村上龍


痴人の愛 内藤陳 エロティシズム


神田古書祭り 三省堂古本祭り


ミステリーの楽しみ ミステリー作家達


西と東の融合 岸恵子 限界芸術


山田風太郎 深沢七郎 寺山修司 


憂国忌 三島由紀夫の死


与謝野晶子 橋本夢道 宇野千代 小林信彦


桜の森の満開の下 ジャック・プレヴェール


著作権余話(漱石全集事件)


開高健 吉行淳之介 みなもと太郎


新書 週刊誌 ビリーバット 円本


南州遺訓 鹿島茂 尾陽雲林菴文庫


新聞広告の悦楽 週刊誌の行方


川柳と日本語


年刊用語事典の休刊、雑誌の廃刊


梶山季之という作家がいた 福岡幸司


古書祭り(続き)


高座の愉しみ


笑点 談志師匠 三平師匠


快楽亭ブラック 大須演芸場


落語のことはSさんに教わった


上野広小路亭の「しのばず寄席」


おいらの好きなもの


柚木惇の秘蔵コレクション


柚木惇の秘蔵コレクション2


年賀状 柚木惇年賀状大賞


柚木惇の秘蔵コレクション3 骨董


好きなジョーク 秘蔵コレクション5


おいらの好きな藤田嗣治


世界の画家10人、種村国夫、加山又造


おいらの秘蔵コレクション4 マミヤカメラ


ジーンズ CM 日傘 ウオーキング


吉永小百合 吉沢京子 浅田真央


総揚げ 名古屋遊郭 11PM 一茶 吉原


昭和の喜劇王 KC高峰 見世物小屋


森山大道 河鍋暁斎 五姓田義松


ルソー、ウルビーノ、石子順造、パロディ


レンピッカ ヴァロットン ヴァラドン


田山正之 高田匡隆 フルトヴェングラー


ちあきなおみ、友川、こまどり、ピーナッツ


昭和美女 戸川昌子 斗南良子 スマイリー


浅川マキ ストラディバリウス ジャズ 浜田省吾


世田谷ボロ市 だいすけ君 骨董


文房具 ペリカン オロビアンコ


小野佐世男 36歌仙 フェルメ 江口寿史


おいらの愛車遍歴 リニア


芸術とは 浮世絵 骨董


東洲斎写楽 能


歌麿 春画展 北斎 ダ●チワイフ


星加☆海


二科展 君田淳一 日展 ピカソ


おいらの好きな藤田嗣治(続き)


濱田慎吾 ライカ 東郷青児


大磯 ピーティ田代


柚木惇の年賀状大賞その2


カープ便り


名投手 史上最強のオーダー 黒田


野球中継のないGタイム カープあれこれ


監督談義、野球談義 三村敏之


カープの野望 前健NN


マツダスタジアム 珍プレー 誤審


メジャー、カットボール、永久欠番


小川健太郎背面投法 山井NN


相撲は国技か サッカー


早生まれの損得


野球で必ず勝つ秘訣


カーブとストライク WBC


野球の神様 野球と武士道


カープ頑張れ カープファン カープ優勝


スポーツの品格 杉波翁


野球あれこれ 山井大介


悪魔の投機術入門


悪魔の投機術入門(第2回)


悪魔の投機術入門(第3回)


悪魔の投機術入門(第4回)


悪魔の投機術入門(第5回)


悪魔の投機術入門(第6回)


美味放浪


最後の晩餐 孤独のグルメ


渋谷三魚洞の「ぶり大根」


田舎カレー お好み焼き


麻婆豆腐 三ちゃん食堂 吉田屋


幻のハモン・セラノ


その地その地のラーメン


ブルゴーニュは運べない 年代物ワイン


日本酒とは 農口尚彦


ビールの4000年史


Dangerousな忘年会考


京菓子だけは別


病み付きの味「ラクサ」


烏賊シューマイは旨いか


ベトナムビール、バーバーバー 缶詰バー


イタ飯スパゲティ考


B級グルメ


美味しいものは体に毒


焼酎甲類乙類


鯵のみりん干し 鯵の押寿司


板前居酒屋「黒兵衛」の女将万歳


ニンニク「焼ラーメン」は旨い 上海蟹


六本木に旨いものあり


食べなければ 何を食べるか


正しいオムライスの食べ方を問う


西荻 横濱牛鍋


酒は百薬の長 広島おちょこ 串かつ


映画を斬る


洋画 勝手にベスト10


邦画ベスト10 三船敏郎 浮雲


乱歩地獄 シン・ゴジラ ダンケルク


時代劇は面白い


男たちの大和 20世紀 この世界の片隅に


総司は総司のままか


日本映画悪役列伝 松方弘樹


ヒーローも年を取る 新藤兼人


東映ピンク路線 鈴木則文 浮気代償


今村昌平 黒澤明 実相寺昭雄 熊井啓


三島由紀夫の憂国を観た 増村保造


マーロン・ブランドの晩年 シェイプオブ


阿部定 川本三郎 末井昭


丹波哲郎 原田芳雄 岸田森 雷蔵


ハリウッド O・ウェルズ イーストウッド


結婚と年齢 ボンドガール浜美枝


撮らずにはいられない


懐かしのスター、田宮二郎 安藤昇


新しい顔に入れ替わる


巨星墜つ(実相寺昭雄監督死す)


年寄りは二種類(マルタイの女)


潜水服は蝶の夢を見る 原潜


ショーケン 山城新伍 マグナム


つるぎかずを 見参


つるぎかずを 幻の処女作


つるぎかずをのアニマル・スリッパ


風流


紫陽花


極楽浄土に咲く花


朝顔(あさがほ)


花と死


トンボ 花と蝶


人生の達人


人生の達人たち 坂崎重盛


青年は荒野を目指す ジャズ


仏像のある店 信長 幕末


凄い人たちだ 肚(はら)


横井福次郎(鈴木理夫氏) 手塚治虫


ダンディなM氏、自画自賛の写真集


好奇心の塊、Iさん


おいらの好きな思想家


アマサギの舞うキリマンジャロ 座談の名手


聖人たち


思索なるまま


アイデアは枯れるか 多忙


ホリエモン騒動 トランプの出現


靖国神社に行ってきた 2・26事件ツアー


シナ 核 北 韓国 北方領土


暴論選挙考 ルーズベルト


ブログと著作権 第4の権力 政治


名人戦移管騒動 照ノ富士


光市殺人事件最高裁判決


ジェームス・ランゲ 人類は月に行ったか


警官は発砲する 経済学


狼よ生きろ、豚よ死ね


やられたらやり返す 人間の極限状態


噂の子猫殺し 犬の魅力


税金逃れの海外移住


瞑想、捨てたもんじゃなさそう


今どき女性の結婚観


オンライン・ジョブ・オファー 陛下


いじめ撃退法 轍から抜け出そう


若者は3年で辞める うつ 生き方


人生とは何か 死とは何か


賢い主婦は古い牛乳を買うか 本当の手締め


老人を食い物にする有料老人ホーム


かくも政治は 権力闘争 明治 自民党


吉田首相暗殺計画 国策捜査 民主主義


大黒屋光太夫 無縁社会 表現の自由


人工知能 ルシファー トロッコ問題


睡眠薬、大麻、煙草、免疫力、がん


現代の怪談 知らないと怖い話 CNN


雇用保険の給付欺瞞、派遣制度


軍隊の格言 信長 慶喜 利休 家康


タブーの世界


アメリア イアハート


共済問題は今 公益法人改革


富士山の噴火 振袖火事 東日本大震災


日米同盟 EU離脱 トランプ 中国


インテリジェンス マスコミ


ボーボワールのヌード 智恵子抄 姦通


運について考える


日々徒然


電車余話 車


 福袋が俺を 掘り出し物


男の甲斐性 富すれば鈍する ファッション


団塊老人世代 使えない部下


謎のクローン・タクシー タイムマシン


紅白 吉田直哉 東京03 マスコミ


Crazy Horse 二千円の謎 見当たり捜査員


同窓会異聞


介護スタッフ大募集 インフルエンザ


ケネディ暗殺の新映像 下山事件の怪


責任者出て来いシリーズ


責任者出て来いシリ-ズ2


歯医者に行く 老人力万歳


夜の蝶 老いらくの恋 愛の空間


祭り 温暖化 パソコン 桜


Keyword Search

▼キーワード検索

October 3, 2012
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
自分の死を受け入れることができるか(番外編)(前編)

 本日から三日間、関ネットワークス「情報の缶詰12年10月号」に掲載した「自分の死を受け入れることができるか(番外編)」をお送りします。


DSC07911-001.JPG


自分の死を受け入れることができるか(番外編)


 前回まで続いた「自分の死を受け入れることができるか」に様々な方々からご意見をいただいたので、今回はその続編とする。

 がんになった場合、病院とどう付き合うかという具体的な問題とどうしたら自然死を迎えることができるかという難問である。


1.自然死

 死の理想は自然死である。老木が枯れるように静かに息を引き取る。しかし、現実にはこれがなかなかそうはいかない。

 がんになれば治療を求めて、病院に入る。検査漬けの後、治療が始まる。手術を伴うケースもある。投薬や放射線治療を重ねながら、食欲がなくなれば点滴で栄養補給が行なわれる。脱水症状になれば点滴が始まる。心臓が弱まれば強心剤が打たれる。

 つまりは対処療法の繰り返しである。結局は、死の苦しみが長引くだけである。挙句の果ては、尊厳のない惨めな死が待っている可能性が否定できない。


2.病院で死ぬ

 さて、そうは云いながらも闘病生活をほとんどの人は病院で過ごすことになる。おいらの親父もがんで入院し、病院で亡くなった。

 しかし、入院中に末期がんを宣告された患者にとって立派な死というものはあるのだろうか。

 近代医療の基本コンセプトは、病気を治すということよりも、如何に死なせないか、つまり、動物学的に「命の長さ」にこだわってきたという歴史である。

 具体的には、今にも呼吸が止まりそうな患者に対しては気管の中にチューブを入れて人工呼吸器につなぐ。そして、血圧を下げるための昇圧剤が入った点滴をする。それが近代医療である。身体中に管が巻かれ、これをスパゲッティのようだと揶揄する人がいるが、むべなるかなである。

 現在の病院で迎える死が悲惨なのは、上記で述べた現実もさることながら、そういうことを知らされる権利や自分の行く末は自分で決定させて欲しいという患者の権利がおざなりにされているからである。

 本来、患者一人一人の人格や人生観は人それぞれで異なるものである。また、患者が抱える問題点は人それぞれによって違う。しかし、医療現場では末期患者として一括りにさせられているのである。そういう状況では、死に行く患者が自分自身の最後の物語を紡ぎ出すことなどは到底不可能である。

 つまり、患者側が何も云わなければ、オートメーション工場の部品ように扱われてしまうというのが現状である。患者も自分の命の管理を自らしなければ、自分らしい死に方ができないということである。

 では、どうすれば良いのか。それは、患者が自己主張することである。医者もそう云う声には耳を傾けざるを得ない。だから、延命治療が嫌なら嫌と家族はもとより、医者にも常日頃からはっきりと主張しておくことが必要である(この項続く)。


*********************************************
謎の不良中年 柚木惇 Presents
*********************************************







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  October 3, 2012 12:05:54 AM
コメント(1) | コメントを書く


Calendar

Headline News

Favorite Blog

まだ登録されていません

Comments

Fan@ Re:74歳を迎えた(10/25) お誕生日おめでとう
DaisyCatherine@ Re:藤田嗣治O氏蒐集コレクション展(前篇)(10/28) 1970 年代初頭の日本について書いてくださ…
DaisyCatherine@ Re:おいらとフランス語(後篇)(10/09) 2013年に1年間パリに住んでいました。大学…
DaisyCatherine@ Re:フランスやドイツではワインは水で割ることがある(09/25) 私はパブロ・ピカソのこの絵がとても好き…
DaisyCatherine@ Re:おいらとフランス語(前篇)(10/02) こんにちは、デナーラインさんです。私は…

© Rakuten Group, Inc.
X