火曜日。月に1度の読み聞かせの日。
どれにしようかと前日の夜も、息子相手に練習し、いざ!
と学校に乗り込んだところ...
なぜか、他の人に会わない。誰にも会わない。
が、ま、いいかと思っていたら、チャイムがなり、近所の男の子が
「今日は読み聞かせないんだよ。」
とな。
「お母さん、今日、中止になったって言ってたー。」
と他の子。
ええええええー!そ、そうなんですか?先生~!!!
と聞いてみたらば、
「そうらしいんですけど...私もよくわからなくて。で、私、今から職朝(職員朝礼のこと?)なんで、あのぉ、読んでいただいてもかまわないんですが。」
ならばならば!とどあつかましく、2年生の教室に踏み込み、読んできましたー。
かとうまふみさんの絵本です。一番好きなのは「ひょろのっぽくん」なんだけど、季節的にどんぐりで。
どんぐりしいちゃんは、自分の帽子よりももっと素敵な帽子がほしくなり、カラスのカースケさんにお願いして、帽子を取り替えっこしてもらうのだけど。
どれをかぶってもしっくりこず。
結局、一番これがいい!と選んだ帽子は自分のものでした、というオチです。
読み聞かせには、ちょっと絵が細かいかな、と思ったけれど、なんせ、1クラス20人しかいないので、それはぜんぜん問題なしでした。
「どんぐりはね、おんなじ木のどんぐりでも、みんな帽子の大きさとかちょっとずつ違うんだよ。」
と言うと、
「しってるー。いっつもどんぐり拾いにいくー。」
「ぼくも、おばあちゃんちにあるー。」
身近な植物なので、反応もはやく、楽しく聞いてくれた模様。
2冊目は、最近、本屋で見つけた「あかにんじゃ」。
これ、なんとも不思議な読後感です。
で、この「あかにんじゃ」って結局ナニ?
って感じで。
でも、歯切れがよく読みやすい。
インパクトが強い。
これを低学年の子がどうとるのか?おもしろいと思ってくれるのかは自信がなかったけど...。
こういうの子どもは好きなんだね。
「すげー、今度は、あかにんじゃ、何になる?」
「あかにんじゃ、最後はどこ行ったん?」
結構気にいってくれたようです。
で、時間がなくて読めなかったのがこの1冊。
先月1年生に読んだら、結構、ウケがよく、
「後でもうちょっと見たい。」
と言われ、学校に置いて帰った本です。
色彩がきれいで、見たことない動物や見たことない果物がいっぱい出てきて...
さらに、アフリカのお話なので、人や風景もぜんぜん違っていて...
とってもきれいな絵本です。
短いので、ちょっと時間が余った時にもいけるし。
次の機会にはぜひ読みたいなーと思う絵本です。
あ、ちなみに、読み聞かせ中止になったのは前日で、連絡もれでしたー( ̄∇ ̄;)
ま、しっかり読んで帰ってきたので、何の問題もなし!というところです。
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