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やなぎにかぜ

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January 15, 2006
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 今日は寂庵法話へ行って来ました。
今回の応募者数は1000名で当選者は200名。
高倍率の中の当選。ありがたいことです。

ままちゃんとの初プチオフ会。
半年前まで働いていた子からの出産の報告。
ほか色々と今日は嬉しい事がたくさんありました。

とりあえず 今日の日記は 法話の会を先にアップします。
おそらく御本にされたりするでしょうから、私が受けた印象を書きとめて
商売の邪魔にならないように・・・と思います^^;)


 お正月をどのようにすごされましたか?
 ここに来られたという事は、無事に過ごされたという事ですね



  そうなんです。
  法話の会に来たくても来れない人はたくさんいるんです。
  抽選に洩れた方を別にして、外出が自由に出来ない人。
  来る予定をしていて、事情が出来て来られない人。
  闘病中で外出が困難な人。さまざまなんです。

  だから、たとえ誰にも判ってもらえない苦しい悩みを持っている人が
 来ていたとしても、それは ここに参加出来る というだけで幸福なんで すよ。ということだと感じました。

 
 法話は大抵どんな事があっても 「笑い」を中心にされます。
 今日のは違いました。

 さきほどから 今回紹介された本をネット検索しているのですが見つかりません。みつかれば紹介します。

 一人の主婦が癌で亡くなった娘さんの遺された日記を纏められた物を本にされ、それの中に寂聴さんの法話の様子をテレビで見て感じられた事を書かれた部分があったことから 寂聴さん宛に出版された本と手紙を紹介されました。

 若干21歳で亡くなった女性の『生きたいという思い』『親への思いやり』に感想を述べながら、寂聴さんご自身は自分が法話をすることに対して一片の傲慢な気持ちも持たれず、常に葛藤をもちながら続けてこられた思いを語られました。そして「こんな私でも、法話を続けていいんだと思いを改めました」と語られました。

 そして、尊い命を思い、絶句する事が続きました。

 寂聴さんの涙・・・ 初めて見ました。
 寂聴さんが泣く姿・・・初めてみました。

 
 自分の意思ではどうにもならない事で この世を去ってゆかねばならない 人々・・・・
  
   どれだけ 生きたかったことか・・・
   どれだけ 多くの可能性を実現させたかったことだろうか・・・
   命をおろそかにしてはいけない 


 質疑応答の時に、昨年の悲惨な事件についてどのように感じておられるかという質問に対してのコメント

  今の時代は恐ろしい。心の闇だとか病とか・・・・
  戦時中が一番怖い時代だと思っていたけれど、
   戦時中はまだ 人々は人間の心持っていましたよ。
   温かい気持ちをもち、皆で励ましあっていましたよ。

   戦時中のほうが まだ マシだったですよ。



  変えていかねばならない。今こそ方向転換すべきとき。
  温かい 心を 取り戻してゆく。
  無知で純粋な子供達を 強くて優しく厳しさに耐えられる
  人間を育てあげなければならない。
  その力を私達は委ねられている。


  自分のことばかりに 迷ってばかりは もう いられない・・・





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最終更新日  January 16, 2006 12:18:51 AM
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