事故防止か、熱いお茶か
お年寄りは熱いお茶が好きな方が多い。私もぬるいお茶は好きではない。 わがデイサービスは年中熱いお茶と冷たいお茶が選べるが、その熱いお茶が問題になっている。熱いと言っても、かなりさましてあり、熱いお茶好きの方にとってはご不満のようなんですが。やけどをしてしまったのです。3時のお茶の時間には、何種類の中から好みの飲み物を選んでいただいていますが、認知のある方が、膝に熱いココアをこぼしてしまわれました。幸い軽い発赤程度ですみましたが。その後、熱い飲み物をどうするかが、話し合われました。いくつか案が出たんですが、最後、管理者の一声、「すべての飲み物に氷を一個入れてください」。反論は許されません。決定です。認知症があったり、手が思うように動かせない方はそう多くはありません。ほかの方も一律ぬるい飲み物をお出しするというのは、いくら事故防止といえど、こちらの勝手な都合のような気がします。以前のところでもやはりありました。かなり重症のやけどで入院もしてしまいました。が、ぬるいお茶に変わることはありませんでした。どちらがいいのか。どちらがお客様を思っているのか。私が経営者ならどうするかなあ?