ついに来ました「永住許可申請」
本ブログでおつきあいいただいている方には国際結婚のご夫婦(や、その予備軍)が大勢いらっしゃいますが、誰しも、頻繁にある諸々の煩わしい手続きのときには「国際結婚なんてするもんぢゃあない・・・」と心の中で思ってしまうことでしょう。まあワタシなんぞはヲサーンになるまで日本国内の全女性から拒絶されてきたものですから文句も言っていられませんが、毎年のように2つの国にまたがって在留申請やら出生届やその他で書類集めをやってると、いい加減ワシの人生はお役所に出す書類のためにどれだけ浪費しているのだろうと、ときに虚しくなってしまいます。引越しが多いこともあって、一回の手続きのためにいろんな自治体の証明書を集めなきゃならん。どうせ判で押したような単純で同じ手続きなのに、自治体毎に書式やら申請方法が微妙に異なってて、われわれ民間企業が合理化やコスト削減を血のションベン流しながら深夜まで努力してるのに、誤字が一個あったからもう一度申請に来いなんてフザけたこと言いながら5時にはのうのうと帰宅している木っ端役人にそれぞれ税金が潤沢に行き渡るように、役所仕事というのは実に旧態依然で非合理的になっているもんです。まあ腹の足しにもならんので、愚痴はホドホドにしときましょう。さてさて、うちのヨメっこ「ジェーンさん」の手続きもいよいよクライマックス!!「永住許可申請」まで来ました~。在留申請って結構たいへんなイメージがあるので、「永住」なんて相当ハードルが高いのかと思っていたら、日本人の配偶者のバアイは、「実態を伴った婚姻生活が3年以上継続し,かつ,引き続き1年以上本邦に在留していること」という条件でよかったのでした。配偶者でない外国人は「10年以上在留」が原則なので、そっちのイメージが強かったのですが、この条件ならウチは楽勝でクリアです!そうはいいつつも、どうせトンでもない理不尽な量の書類を積まなきゃならんのだろうと、調べもせずに勝手に思い込んでたのですが、■ワシの戸籍謄本■家族の外国人登録原票記載事項証明書/住民票■ワシの在職証明書■ワシの所得及び納税証明書 ぐらいでいいとのことで、拍子抜けしちまった。例の「婚姻に至る経緯説明書」を今度こそ小説にして出版できるぐらい原稿用紙100枚ほど書かんといかんのかなと覚悟しとったので、どうせなら思いっきりエロい内容にしてやろうと構想まで練っていたのですが、それは要らんらしい・・・。例の「2人が写っているスナップ写真」もアルバム10冊分ぐらい提出しないといかんのかなと、過去のデジカメ写真のデータからできるだけ濃厚ラヴラヴなヤツを徹夜でセレクトしてたのですが、それも要らんらしい・・・。うーん拍子抜けだ。どうせまた、入国管理局に行ったら、あれも足らんこれも提出しろと理不尽な要求されるのかと思ったら、所定の書類だけで申請はちゃっかり受理されました。えー、本当にいいんですか?入管職員の「ふーん、あーたがご主人なの?で、コドモはどこ?」という不遜きわまりない態度にはムカつきましたが、程度の低い人間と対等にやりあっても仕方ないので、こちらは淡々と丁寧に応答しましたよー♪最後に「審査が終わるまで半年から1年かかりますので、うんたらかんたら」という説明には少し驚きましたが、一体そんな長い期間、何を審査するのだろう?ワシの高校時代の成績とか調べられるのだろうか?(それは実にマズイ!!)はたまた、これからウチの家族に毎日入管の尾行がついたりするのかしら??まあ探られてマズイことは何もないので、ぜひ入管はワタシの身辺をしっかりマークして、民間企業の人間がどれだけマジメに日本のために働いているのか、じっくりと調査をしてほしいものです!!