カテゴリ:ほのぼのタイの田舎暮らし
タイの葬儀は何日も続くもののようですが、今回は最終日の「出棺」「火葬」のところにはじめて参列しました。
例によって前触れなく「今からおソーシキに行くぞ!」とヨメっこ・ジェーンさんの命令が来たので、「わーった、着替えるから待ってて」と言うと「そのままのカッコでよい」とのこと。 襟なしのカジュアルなシャツですが、黒っぽいのでOKらしい。以前やはり田舎の葬式に行ったとき黒いロックバンドTシャツで連れてかれましたから、今回の方がややマシでしょう。 ネットで検索するとタイの葬式に関するマナーなど多数見つかりますけど、ヨメっこの実家周辺はそういう一般的なマナーってほぼ「なし」。服装もそうだし香典も持ってかないし、葬儀の段取りもトリトメなくて、逆に戸惑ってしまいます。 着くと「お棺」は立派に装飾されていますね・・・が、近くで見ると手作り感アリアリ。 正面に故人の遺影が飾られています。多分お会いしたことなさそう? ヨメっこの母方の親戚らしいですが・・・。 長々と参列者の歓談につきあいますが、おもむろにお坊様を先頭に、台車に乗せられたお棺をロープを持ってみなで引っ張って行きます。 お寺の敷地から公道に出ます。大型バスは遠方から来た参列者を乗せてきたもののようです。 田舎道ではありますが、列の後ろは当然ながら大渋滞に・・・。超低速で300~400メートル進みましたので、十数分は足止めになったのかな。 後続するクルマから、大音量でムエタイの試合前にかかるような音楽が流されています。 葬儀の期間中もずっと音楽が流れていますが、どれも悲壮感はまるでなく、ノーテンキな田舎くさい歌謡曲ばかり。 ご遺族や参列者が泣いてるのも見たことないし、むしろあちこちで笑いが起こっているほどです。 火葬場に着いて冷たいジュースが配られますが、やはり進行はトリトメなく、ご遺族が遺影とお棺をバックに記念撮影をはじめました。参列者の方もドーゾ!ということなので、写真大会になってしまいました。ホント、タイ人って記念撮影が好きやねえ・・・ この後火葬の儀とかあるんでしょうけど、そろそろ仕事に戻らないとヤヴァイので、残念ながら中座させていただきました。 故人は85歳の大往生ってこともあり、葬儀を機に親戚や知人・友人が久しぶりに集まった、という「楽しげなムード」が全体に満ちていた気がします。 もちろん葬儀の序盤ではご家族はずいぶん悲しい思いをされたんでしょうけど、何日も参列者と時間を過ごすうちに明るさを取り戻してきたんでしょうね。 謹直な日本人としては最初は戸惑いますが、こういう葬儀の在り方って悪くないのかなと・・・。 故人もきっと喜ばれていたことでしょう。 「Cafe & Dining COTO COTO」については本ブログで随時ご紹介しますが、よろしければ以下のリンクから「公式Facebookページ」に「いいね!」をお願いします! こちらではメニュー紹介やキャンペーン情報だけでなく、お客さんとの「コミュニケーション」にも活用しています。ぜひのぞいてみてください! Cafe & Dining COTO COTO 公式Facebookページ にほんブログ村 人気ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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