素敵なこと、京都から。

今朝早く、主人はまた赴任地へ戻って行きました。
ボストンバックに洗いあがりの洗濯物をいっぱい詰めて。

見送るときは
やっぱりキュンとしてしまう。

その想いは、
しばらくすると
目覚めた子供たちを送り出す慌ただしさに
いつしか薄められていくのだけれど。

子供たちを送り出して
自分も身支度を整え
会社へ向かう自転車に乗ると
咽るような金木犀の香りにつつまれる。

人の記憶とか思い出は
どんな風にしまわれるのだろうか
この遠距離恋愛のキュンとした気持ちは
金木犀の香りと共にしまわれて
金木犀の香りに出会うたびに
フラッシュバックしてきそうな気がする。

それでも
そんな気持ちを思い出すことができて
ちょっとだけうれしい