素敵なこと、京都から。

出張先から疲れを背負っての帰り道
電車を乗り継いでの帰路で
アナウンスが流れる


誰かが宙を舞ったのか。


イライラする小さな声を漏れ聞きながら
それでも人々は粛々と
ホームで規律よく待ち続けている


彼らの思いは画面に向ける



私の手元の画面には
技術の躍進を 輝く未来を
経済紙の電子版が鮮やかに踊る



対極的な事実の狭間で
思い出したのは
入院中の友人からのライン



明らかなことは
何もない。


きっと、正解もわからない。


みんな悩みだらけで


何かと
あるいは自分と
闘いながら



時々の安らぎを探して
歩こう。


皆、頑張り過ぎず、
もっと自分をゆるしてあげればいいのに。