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2017年12月30日
カテゴリ：韓国ドラマ（タイムスリップもの）
第30話：最終回
＜登場人物＞ ヘ・ス（タイムスリップ前はコ・ハジン） 第4皇子：ワン・ソ 第8皇子：ワン・ウク 第1皇子：正胤、ワン・ム 皇帝：第3皇子、ワン・ヨ 第10皇子：ワン・ウン 第13皇子：ワン・ペガ 第14皇子：ワン・ジョン ※斜体は、基本私の感想＆つっこみです 楽団の歌を聴きながら、第14皇子に娘のことをお願いするヘ・ス。 第14皇子「なぜそんな話を？」 ヘ・ス「あの方は来ません」 第14皇子「スよ。来世でも私を覚えていてくれ」 ヘ・ス「忘れます。全て忘れます。夢ですらみんなを…」 そう言って第14皇子に抱かれながらヘ・スは亡くなります。
皇宮ではヘ・スの死を聞いて「スはそこまで余が憎いのか？」と言う皇帝。 書状を何通も送ったことをチェ・ジモンから言われて、第14皇子からの書状を捜す皇帝。 その書状を開けると、ヘ・スが書いた“皇帝陛下親展”という手紙が出てきます。 手紙を開けて読む皇帝。 “人生ははかない夢。正しいか否かも、愛と憎しみも、月日と共に流れ消えてゆくものです。私の心を得られなかったとまだ誤解していますか？愛ではなく憎しみを残し、あなたから安らぎを奪ったようで心配です。愛しています。雨の中寄り添ってくれた時、私をかばい矢を受けてくれた時、あなたは特別な人になった。愛するの反対は憎むではなかった。捨てるでした。私はあなたを、あなたは私を、捨てたと考えてしまうのが怖いです。恋しい想いは募りますが、そばに行けません。囲いの中、また会えることを、あなたが来るのを待っています”
ヘ・スからの手紙を第13皇子に渡す第14皇子。 そこに「スよ！スはどこにいる？」と皇帝が入ってきます。 皇帝「スよ。ふざけていないで出てこい。スよ、どこだ。どこにいるのだスよ」 第14皇子「やっと来ましたか。今さら悲しむふりですか？」 皇帝「お前のせいだ。表にはお前の名が。スの書状だと知らなかった」 第14皇子「お2人の筆跡が同じなので…。病状はご存じだったはず。我々を監視していたでしょう」 第13皇子「仲睦まじい様子を知ってからは一切報告を受けていない」 ヘ・スの骨壺を抱えて号泣し「スよ、行こう。一緒に」と出て行こうとする皇帝を、「なりません、私の妻です」と言う第14皇子。 皇帝「どけ、スは死んでも私の人だ」 皇帝に掴みかかろうとする第14皇子を制して、第13皇子が「ジョンよ、よく分かっているはずだ。スが誰といたいか」と言うと、第14皇子は何も言えません。 皇帝が去った後、第13皇子に「スを友と思うなら陛下と争うな。スは我々兄弟に振り回されてばかりだった。これ以上悲しませるな」と言われ、ヘ・スの簪を出して泣く第14皇子。 第14皇子の気持ちに気付いて「まさか…バカだな」と言って第14皇子を抱きしめる第13皇子。
皇宮では、ヘ・スが石塔を作っていた所でヘ・スと過ごした日々やヘ・スに言われたことを思い出し、ヘ・スの骨壺を抱えて佇む皇帝。 「私は離れません」 もうなんて切ないの～(;_;
自決するように毒を渡されている第9皇子の元に、第13皇子が「お渡ししたいものがあります。スの頼みです」とチェリョンの遺言を渡します。 チェリョンの遺言を読み、「バカめ。なぜ私を憎まない？なぜ…」と言う第9皇子。 うーん、この人は最後まで影が薄い人でした
第8皇子宅を訪れる第13皇子。 庭にいた女の子が「しっ！父上に見つかる」と第13皇子に言います。 第13皇子「ウク兄上の娘か？私はそなたの叔父だ」と言います。 女の子の名前を聞くと、「ポクスン」と答える子ども。 ウヒとの出会いを思い出す第13皇子。 ウヒと同じ鎮墓獣という飾りを腰に付けていることを女の子に問うと、「常にそばにあった」と答える娘。 ウヒとの最後の思い出を第13皇子が思い出している間に女の子はいなくなっていました。 このシーンいる そこに第8皇子がやって来ました。 体調が悪そうで咳をしている第8皇子。 第8皇子「陛下が“貞観政要”を閉じ（本の名前）、動き始めた。奴婢の身分回復、科挙の実施、豪族を抑えるためだ。ソがどんな皇帝になっていくか、見ているのだ。高麗は史上最も強い皇帝に出会ったようだ」 第13皇子「多くを諦めましたから」 頷く第8皇子。 ここも切ない～(/_;) 第8皇子「近頃あらゆる人を思い出す」 第13皇子「相変わらずヘ・スが恋しいですか」 第8皇子「さあな」と言って笑い、「私は誰かを想うことにしくじってばかりだった。やっと分かった」と言って第8皇子の脳裏には亡くなった奥さんが浮かぶのでした。 第8皇子の本当の愛
皇宮では皇后が息子に会わない皇帝を責めています。 人は仮面を被るから自分の息子でも信じられないと言う皇帝に、皇后は「それでいまだにあの娘のことを？民は平等だと言ったヘ・スを想い、奴婢たちの身分を回復させた。お見通しです」と言います。 皇帝「仮にそうだとしても、皇后が知っているから何だというのだ」 皇后「ヘ・スがなぜ離れていったか分かる気がします」 冷たい表情ですが、“ヘ・ス”という言葉には反応する皇帝。 ヘ・スが石塔を作っていた場所で佇む皇帝に、走って来た女の子がぶつかります。 そして頭を押さえて痛がるふりをする女の子の姿を見て、ヘ・スが昔同じ行動を取ったことを思い出して微笑む皇帝。 皇帝「勝手にぶつかった。どこの娘だ？」と言う所に、第14皇子が走ってきます。 女の子は「父上」と言います。 娘を隠すようにして皇帝に挨拶をする第14皇子。 第14皇子「スの命日なので。お許しを。私が浅はかでした。二度と参りません」 皇帝「娘か？」 第14皇子「はい」 皇帝「再婚を許可した記憶がある。しかし子が大きい。いくつだ？」 第14皇子「私ごときの娘のことはお構いなく。行こう」と抱えた娘の頭の簪を見た皇帝は、自分がヘ・スにあげた簪だと気付きます。 皇帝「待て。子を置いて行け」
父と皇帝の顔を見る女の子。
ヘ・スの想いにショックを受けながらも、女の子の顔を見て「皇弟ワン・ジョン。帰郷刑を免ずる。皇宮へ来てもよい」と言って去って行く皇帝。 この差がまた皇帝の寂しさを物語っていて本当に辛い
友であり自分の皇帝・先々帝を偲ぶためです。 最期に「スお嬢様はこの世の方ではないかも。不思議な方でしたので。お忘れください。そうでないと私のようになります」と言って去って行くジモン。 残された皇帝は空を見上げると、急に空が暗くなり、日食が始まります。
場面はヘ・スがやって来た時に巻き戻しになり、現代。 自室で目覚めたコ・ハジン（ヘ・スの現代名）は、夢（顔に傷がある男の人が出てくる夢）を見て泣いて起きます。 溺れた1年前からずっと同じ夢を見ているようです。 “高麗時代の化粧文化”というイベントで化粧部員のコ・ハジンは出向しています。 そこにチェ・ジモンと同じ顔をした男の人が来て、コ・ハジンの名札を見て「コさん？コ氏は高麗時代はヘ氏でした」と言います。 「バラの香り？」と言う男の人に、ローズの香りの美容液の説明をするコ・ハジン。 その時、昔の記憶が頭をよぎります。 具合が悪くなったコ・ハジンは早退し、その帰りに同じイベント会場にある“高麗時代風俗画展”の前で見覚えのある場面を見付けて入ります。 高麗時代にヘ・スが経験した場面の絵が展示されていました。 ヘ・スの記憶を取り戻すコ・ハジン“夢じゃなかった。夢じゃない” そして第4第皇帝光宗の似顔絵とその説明文“名はソ、科挙を実施、聖君の中の聖君、身内を粛清、血の君主”を見て、自分が「でも血の君主にはさせない。私が力になります」と心に誓ったことを思い出します。 振り向くと皇宮の前に一人佇む皇帝の後ろ姿の絵。 コ・ハジン「ごめんなさい。一人にして、ごめんね…」と言って泣きます。 ここはかなり切ない、号泣シーンです
一人皇宮の前に佇む皇帝の元に、第13皇子がやって来て「ウク兄上が逝きました。会いたい人もいないので、また去ります。お元気で」と言って去って行きます。 一人耐える皇帝は「浮生」と呟き、自分の父が最後に残した言葉“浮生”の話をヘ・スにしたことを思い出しています。 皇帝「“浮生”“はかなくて むなしい。それが人生だ”と。だが間違っている。こうして一緒にいるのだから」 何も言わないヘ・スを見て、「その表情、不安になる。離れていく気がする。何が怖いのだ。何を隠している？」と言う皇帝。 ヘ・ス「ただ、ここでの毎日は気が休まらず、一歩一歩薄氷を踏む思いなのです。息が詰まります」 皇帝「私といても同じか？」 ヘ・ス「私たちが別の世で出会っていたらどんなによかったことでしょう。そうすれば何も恐れることなく思いきり心ゆくまで愛し合えたのに」 場面は一人皇宮の前にいる皇帝に戻り、先を見つめて「私たちの世が違うなら、私がそちらへ行く。私のスよ」と心で呟く皇帝。
エンディング曲が流れます。 2人の幸せなシーン。 2人で散歩中に膝が痛いと大げさに言うヘ・ス。 周りに誰もいないことを確認して、自分の背におぶさるように言う皇帝。 気にするヘ・スですが、皇帝に背負われて走ります。笑顔の2人。
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こんないいシーンなのに
この子が本当にかわいいの～
