|
カテゴリ:カテゴリ未分類
もう先月の話になるのですが、こちらのサイトで取り上げた『Clara』の兄弟誌ができました。
バレエの世界では少数派の、男の子たちに向けた雑誌。 タイトルは『Dancin’』。 当然、有名なバレエダンサーやバレエを習っている男の子たちのための記事が満載。 そしてなんと、誌面の半分がマンガ。 それもただのマンガじゃない・・・。 男の子たちに向けた、英国ロイヤルバレエのプリンシパルを勤める世界最高レベルの現役ダンサー(スティーブン・マクレイ氏)と、ホビーマンガの雄(『ベイブレード』の足立たかふみ氏)が組んだ作品・・・。 掲載誌やweb上でのマクレイ氏に対するインタビューを読んでみたけど、マクレイ氏は筋金入りのアニメ・マンガ好き。(『セーラームーン』て単語が彼の口から出てますもん!) 「バレエマンガの『キャプテン翼』を目指してる」というようなことをweb上のインタビューでは語っていたので、納得。 女の子のマンガで、ストーリーを追ってバレエの上達と恋愛を描いたものは多くとも、低学年向けで、なおかつ男の子が成長していくバレエマンガって、ホント、今まで皆無だったのですよ。児童文学の世界でもルーマー・ゴッテンの『バレエ・ダンサー』、映画だと『リトル・ダンサー』くらいしか知らない(^^;)ですもん。 お話自体はファンタジーマンガなんですけど、バレエの難しいパ(ステップ)が必殺技扱いになってます。拳法やサッカーがマンガによってその世界にあこがれる子どもたち、体験者・経験者を生むように、バレエでもそういうムーブメントがあってもいいじゃないか?と言うことなんでしょう。「バレエマンガの『キャプテン翼』」というのは納得です。 そうそう、作画の足立たかふみ氏は、アーケードゲームの企画にもかかわってます。近所のホームセンターに置かれててそのしっかりした世界観と凝ったつくりに唸った『友情装着 ブットバースト』と言うゲームの原案者でした。有給とったある平日の午前、ホームセンターに買い物に行ったらば、ゲームコーナーから串田アキラさんの歌声が流れてきたのです。元をたどったらそのゲームだったのでした・・・。オープニングにアニメとその主題歌が流れると言う趣向。後からテレビでも少年向けホビー番組内でドラマがあるのも知ったのでスゴイ人だったのねと唸ったのですよ。(^^;) 個人的にはこの『バレエヒーロー ダンの冒険 feat スティーブン・マクレイ』がバレエの世界に多くの男の子を導いてくれることを祈ります。 その前に、『忍たま』や『ベイブレード』のように少年好きの大きなお姉さんたちがキャアキャア言うことに、なるのかな? それはそれでまた別の意味でバレエの世界の扉をたたく人たちのきっかけになり得るから、アリなんでしょう。(^^) とりあえず、暖かい目で流れを見守りたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年09月09日 23時42分24秒
コメント(0) | コメントを書く |
|