月夜に夢を　　

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• 美容師に必要なもの

  美容院を替えよう、とまで思ったわけではないのだが職場の近くに最近オープンしたらしい美容室に足を運んでみた。初めての美容院は　ついついこちらもチェックが厳しくなる。シャンプーの技術はどうか（耳に泡が入らないことがかなり重要）、流れているＢＧＭは耳障りではないか（ラップじゃどうも落ち着かない）、マッサージは気持ちいいか（ことごとくつぼが外れるとかなりがっかり）、髪のことについて語れるか、当然一定の技術はあるか、そしてお値段。もちろん相性だとか人間性だとか　そういう主観的なものもまた足を運ぶかどうか、という判断には多大な影響をあたえる。それって会話を通じて感じるものなわけだから美容師って技術者でありながら営業職でもあると言っていいだろう。実は　それらについては　今日特に心を動かされたわけではなかった。でも。あたしは思い出してしまったのだ。髪を触られるときのあの妖しい艶やかな感覚を。彼のその手の動きに　鏡の中であたしの目が釘付けになる。安心感だとか気が置けないとか　そういった　それはそれで大事なもののつまりは対極にあるもの。そういった緊張感は　まるで自分が特別綺麗なもののような錯覚をもたらす。彼の手の中で　何度も意味もなくもてあそばれるあたしの髪。まるで君は最高の女だと愛撫してもらっているような。ふふふ。美容師はセクシーじゃなくちゃ。

  2005.10.29

• 人身障害保険と搭乗者障害保険

  損保代理店のＦＰさんから　昨日聞いた話を思い出し車の保険証券が届いていたので　あの例の細かい字の約款なるものを読んでみた。彼の質問はこうだった。「人身障害と搭乗者障害　その違いがちゃんとわかってます？」インターネットで契約する場合　対面販売と違ってそういった保険の設計ひとつひとつに関して説明不足になるはずだというのだ。そうは言ってもひとつひとつ組み立てるときに　ご丁寧に説明書きが出てくるから大丈夫、ちゃんとわかってる、と胸張って答える私に　彼はさらに尋ねる。「じゃあ　貴女が道路を歩行中に交通事故にあった場合　　貴女のその自動車保険が使えると思いますか？」え？あたしが　歩いてるとき？車に乗ってるときじゃなくて？おりても特約とかあったよな～　とかおぼろげながらに思い出しつつもはっきり答えられない私に　彼はとどめをさした。「それが　人身障害保険なんです。」確かに書いてある。それが車の事故であれば　被保険者とその同居の親族等については歩行中であってもほかの車に乗っているときであっても対象になるのだ。へええ。相手が車ならねえ。「ご自分の車の保険なんて関係ないと思って　請求されない方多いんですよ。」ん～。なるほど。

  2005.10.27

• ＦＰであることを強く意識した日

  ＦＰ（ファイナンシャルプランナー）の地域的な勉強会であるＳＧ（スタディグループ）に以前から所属はしていたものの年会費を払うばかりだったのだが　今夜　ようやく初参加。集まったメンバーはみなＦＰとして経営者・起業者の立場にある方ばかり。明確な専門分野をもち　既に実績がある。懇親会は当然　ビジネスチャンスをどうものにするかの戦略的な話にもなる。名刺交換で　とりあえず職場の名刺を渡しつつも改めて「職員」という身分であることの不甲斐なさ　物足りなさを感じる。実際ＦＰの知識を日々の業務で活用できることは多いのだが会計事務所としてＦＰ業も扱うつまり顧問先の個人的なライフマネジメントまでというような業務形態はまったく展開していない。「月夜夢さんは　これからどうするつもりなの？」わかってる。わかってない。意味もなく焦る。とりあえず　大量に渡されたノルマのチラシ配らなきゃ。11月5日は　ＦＰの日だそうだよ。

  2005.10.26

• 勉強しろと言わない。

  金曜日に誓いをたてたわけだから　本日3日目。既に我慢も限界に近い。勉強するもしないも　本人の人生なんだからその結果行きたい高校に行けなかったとしても　それは仕方ない。転んで痛い目に合って　わかっていくもんでしょ。転ぶ前に親が口出してるなんて　過保護すぎ。恋人にそう指摘され　反省をしたわけで。転んだって自分が転んだことに気が付かないような娘なだけについつい　ほらほらと尻をたたくような真似をしがちなのだが確かに私の両親も「勉強しろ」とは言わなかった。わかってるんだけどさ。勉強なんて言われてするもんじゃないことぐらい。だけど　目の前で実に呑気にぐーたら過ごしているわが娘を見ると「おいおい　この間の模試　合格率10％だったんじゃないのか？いいのか　それで？本気で行きたいと思っているのか？」とついつい説教を垂れたくなる。「今日は一時間やっちゃったあ。」とやけに満足げな娘の言葉にそれじゃ小学生の家庭学習時間だよ　と　深々とため息をつきたくなる。自慢じゃないけど　あたしはもっと勉強してた。（たぶん）だけど　彼女はあたしじゃない。そして　あたしと同じである必要もない。これがまったく他人であれば割り切れるものを。

  2005.10.24

• マンション管理士取るから。

  本日　当マンションの管理組合の総会。ちょっとちょっとこの管理業者に委託する契約更新しちゃってほんとにいいの？というかんじなのだが　3/4以上の賛成により可決。だってさ　理事会で約束したらしい資料も結局この場に揃えられなかったわけよ。「忙しくて…」とか「大変な作業で…」なんて言い訳にならんでしょうが。我々は管理会社に管理費用払ってる立場なわけよ？つまり　先方にしてみればこれはビジネス。納期厳守が当然でしょう。管理人さんはいいひとなんだけどね。ちゃんといつも真面目に仕事してくれて　ガラスもぴかぴか。　朝も「行ってらっしゃい」って爽やかに送り出してくれて　その仕事ぶりには感謝してるんだけどね。でも　管理会社がいまいちプロっぽくない。これから大規模修繕も控えてるのに大丈夫か～？って不安。ペイオフ対策にしても　なんかみんないまいち反応がぬるい。個人の貯金と違うんだから　まとまった金額なわけなんだからいくら低金利だからって言ったって　口座振替手数料より安い利息しかつかないなんてことあるわけない。決済性預金にそんなに長いことつっこんでてとりあえず安心ってどういうことよ？有価証券で運用する方法だって提案したって　全然反応薄いし。結局そのあと　お金も大事だけど　マナーも大事　という発言がありそっちの方がよっぽどみんなの反応が大きくて　がっくり。あのね。力入れて言うけど　お金は大事なのよ。物申す株主っていう言葉があるけど　あたしは　物申す区分所有者　になろう。ちっと真面目に　来月のマンション管理士試験勉強しよう。火がついた。

  2005.10.23

• 倒産防止共済には注意

  毎月の掛金は　全額損金算入になります。取引先に万一のことがあって条件を満たせば　無利子で貸付けを受けられます。だけど　共済金の貸付けを受けた場合貸付額の１０分の１に相当する額が納付した掛金から控除されます。つまり解約してもその分は戻ってきません。とまあ　ここがどうやら盲点らしい。それを知らなかったお客様が　この貸付の制度を利用された後にちっとも無利子じゃないじゃないか！10％じゃないか！と大変憤慨しておられた。（年利にすると違うんですけどね）先方が夜逃げして回収不能のときには倒産事由に該当しないからこれ使えないんですよ～　という話は有名だがこの一割カットの話は　どうも『無利子』の影に隠れてしまって存在感が薄いらしい。最近は　資金繰りの悪化とともに解約される関与先もずいぶん多くて私の担当先でも　もう残り一件しか続いてない。ちゃんとわかっているかなあ。念のため今度そんな話もしてみよう。一応　詳細を。http://www.smrj.go.jp/tkyosai/qa/index.html保険とか共済は　どうも安易に加入しすぎるというか仕組みをちゃんとわかっていないで契約するケースが多い。外交員に「経費で落ちるって言われたのに」とかいう契約でも税務上全額は無理だったりして　話が違う、ってことになったりする。まあ　法人に限らず個人にも言えることだけど契約の際には　ちゃんと約款など読みましょう。そういう私も昨日の自動車保険あまりに長すぎて細かくて　一部読み飛ばしちゃったけど。（苦笑）もっと簡潔明瞭に　重大なとこだけ大きな字で強調するとかなんとかなんないものかねえ。

  2005.10.22

• 自動車保険の更新

  今月車の保険が切れると知りながら　ぎりぎりまで動かない私にとって　即金額が見積れて申し込みできる上に　割引まであったりしてインターネット契約は実にありがたい。自動車保険　一括見積もり！なんていうサイトもあったりするがすべての損害保険会社がそろっているわけでもない。おまけにお安い保険料をはじく外資系の某損保は　ロードサービスはまったく取り扱っていなかったりもしてとうにＪＡＦを解約してしまった私としては　それじゃあパンクしたとき困るし。そんなこんなで　なかなか比較が難しいわけだ。なんだか　やたら時間がかかってしまった。まあ　一年に一回と思えば仕方ないか。とりあえず決まって　ほっとした。基本は　対人・対物　無制限。おんぼろ車のため　車輌はなし。事故ったら買い換えるつもり。保険というのは　もしもなにかあったときに自分では絶対にカバーできないものに対して掛けるものだと思う。一般大衆車一台ぐらいなんとかなるが　命も電車も弁償できない。それにしても　いろんな特約があるもんだ。条件もずいぶん入力することになる。細分化で保険料を御安く！とうたっているところがほとんどだがその細分化されたことでリスク高しとみなされて　従来より保険料が高くなったと　先日お客様が嘆いておられたっけ。もし健康保険がこういった制度だったら　たまったもんじゃないな。使えば使うほど保険料が高くなる仕組みで病に近づけば近づくほど　多額の保険料を負担するという仕組みだったとしたら。そりゃ事故だって　したくて起こすわけじゃないけど。保険適用事故が前科二回ある私としては　そのありがたさが身にしみる。もとなんかとれなくていい。気をつけよう。　　

  2005.10.21

• 後でかけ直すと言う電話

  「何度も電話したんだけど　月夜夢さん最近なかなかつながらないんだよねえ。」出張先で　開口一番言われてしまう。うわ。またか　と思ったということは何処かでも同じことを言われたということだ。外出する時間と頻度が多くなって　それぞれのお客さんとの密度は濃くなった。その分内勤の時間　つまり事務所に居る時間がぐんと減っている。いくら出かけていることが多いといったって「電話ください」というメモは　さすがに残してもらえているはずだ。たぶんきっと　メモが残っていないということは「じゃあ　またこちらから電話します」と先方がおっしゃったケースなのだろう。それでも、だ。電話があったという時点で　メモは断然残すべきだ　と私は思う。当然自分が取り次いだ電話はそうしている。営業の電話ならまだしも（事務所に私宛の営業電話があるとは思えないが）お客様であれば　私に用事があったからかけてきていただいたはず。それを何度も知らんぷりしていることになるわけで　さすがにまずいだろう。しかも　これで二件目ということは　明らかに故意だ。うっかり失念した、というレベルではない。そういうメモが残っているときもあるから　誰が取り次いだかによって　差が出ているということだな　こりゃ。明日早速　伝言メモを定型化して裏紙にでも印刷して配ろう、と決めた。百円ショップでも売っているけれど　それを自腹で買うのは馬鹿馬鹿しいし事務所が電話用伝言メモを買ってくれるとは思えない。（結構キビシイ）相手先と時間さえ書き込めば　あとは項目に○をつけるだけ　といったそういうものを配りつつ　さりげなく伝えればいい。「メンドクサイだろうとは思うけど　電話があったこと残してね」と。なんせ電話の多さでは　事務所で一、ニ位を争うと自負している。あくまで謙虚に　低姿勢で　お願いすべし。

  2005.10.18

• 

  月経血コントロール

  今夜は勉強しないと決めて　試験前に届いていた　定期講読している日経ＷＯＭＡＮを読んだ。婦人科系の特集の中のインタビュー記事に　この「月経血コントロール」という話が載っていて驚く。月経中は下半身に気をつけて（つまり膣口を締め）月経血をため、一定の時間をおいてトイレで腹圧をかけて出す。昔の日本女性の多くにとって　これは自然に出来ていた所作だったという。確かに現代の優秀な生理用品にあたるようなものはなかっただろうし着物を着てお腰を着けていた時代　どうしたって必要な技術だったのだろう。正座や雑巾がけをする中で　自然と骨盤底筋が鍛えられていたのではないか、と疫学者であられる三砂ちづるさんはこの記事の中でおっしゃっている。うーん。そう考えると　いま現代の女性たちつまり私たちって　ありとあらゆる意味で　ゆるゆる。(笑)女は毎月生まれかわるちょっと読んでみたいと思って　週末は図書館に行くことに決定。それにしても　雑誌を買わなくなったのはおろか　立ち読みすらしない自分に気付いて今年になって試しに定期講読してみたわけだけれども　自分が興味関心をもっていたりすること以外でもふっとぶつかったりしてああ　これが雑誌の雑だよなあ　専門誌と違うとこだよなあ　ってちょっと感動。ほんとは　そういった自分のアンテナにひっかかったものを整理したり保存したりして　上手く利用していければいいんだけれど。スクラップは・・・めんどいなあ・・・。

  2005.10.17

• 宅建　びみょー

  今年再チャレンジした　宅建の受験日だった。たった今　某専門学校のサイトの解答速報で答え合わせをしてみた。結果・・・びみょー。合格ラインでしょう、と表示されていた点数を2点しか上回っていない。近年5点免除の受験者数が増えているときいている。ダメだったかもしれない。昨日の土曜日は珍しく休みだったこともあり　目が痛くなるほど勉強した。朝から晩まで　必要最小限の家事をやる時間以外はすべて勉強にあてた。なんせ設問内容を夢に見るぐらいだったわけで。試験日前になってようやくエンジンがかかってくる（つまり　解ける問題が増えてきて　勉強が苦痛でなくなってくる）それでは遅いのだ。マン管のリベンジも来月控えている。このままペースを落とさずに　続けていこう。ん～。それにしても　税がらみの問題を落としたかもしれないっていうのが精神的には　なにより痛い。宅建でからんでくる税金の問題といえば　　所得税・印紙税・固定資産税・登録免許税・不動産取得税・相続税・贈与税。めちゃめちゃ自惚れて　過去問をさらっと見直すぐらいしかしなかったとはいえ悔しいやら　情けないやら　恥ずかしいやら。おまえそれで飯食ってんだろっ！！！　激しく反省。

  2005.10.16

• 仕事にならない

  青く晴れた空　久しぶりのお天気に喜んでいたらまいった。とうとうやってきたらしい。秋の花粉症シーズン到来である。一応こんなかんじでいろいろあるらしい。http://members.jcom.home.ne.jp/inayama-eye/kafun_autumn.htmぶたくさか？これほどひどいとは。まったく仕事にならない。くしゃみ連発　みずっぱな垂れまくり。目はしょぼしょぼ　頭はぼーっ。ちょっとの移動でも　鼻をおさえるハンカチは欠かせない。しかも湿ってくる。・・・キモチワルイ。机の引出しのマイボックスティッシュも一日で半分なくなった。事務所の空気清浄機ちっとも役に立ってない。あああああああ　ティッシュを両の鼻に　ぎゅっぎゅっと詰めたい。誘惑に負けそうになる。だって両手で入力できないんだもの。だって鼻の下ひりひりで痛いんだもの。もしやっちまったら　終わってる　ってことだろうな。く～　オンナはつらいよ。　いやオトコだっておいそれとはできないか。

  2005.10.13

• ほっとしたような　寂しいような

  やはり、と言おうか、朝目覚めたら雨が降っていて運動会が中止であることを知った。これで今日も一日勉強できる　という思いと雫の　いまなお柔らかい頬に触れたい衝動とが交錯してあたしは　ぎゅっと目をつぶった。運動会に来られるか、と訊かれたときに行けない理由も　行くべき理由も　それぞれ挙げることは出来てそれでも「行きます」と言ったのだ。いくらでも　彼女を忘れていることは出来る。来週も　会えないね。　ずいぶん寒くなったよね。離れているときも　そばにいるときも　ひとりごとのようにあたしの言葉は　宙をすべる。

  2005.10.10

• さすが　専門学校の教材だわ。

  たまりにたまった宅建の通信講座のテープを　やっとの思いで全部片付けた。・・・って別に整理したとかいうわけじゃなくて。一講座が約二時間半。本来の通学講座であれば　この間に休憩が十分入っているらしい。いくら　本番まで時間が無いとはいえ　さすがに一日三講座分聞くとなると　頭ががんがんしてくる。なんでちゃんと余裕を持って聞いておかなかったんだろ　あたし。しかも　権利関係（民法）聞いていたときも思ったがここのところ詰め込んだ　法令上の制限（建築基準法とかね）など顕著に感じる。専門学校の講座　つまりプロのすごさを。『一般ピープル』とかフツウに言っちゃうし　ときどき敬語もおかしいしちょっと若そうな講師の先生なんだけれども独学で学んだときとは　理解の深度が違うのよねえ。やっぱり。今回宅建のリベンジにあたりカセットテープの講座という　まったくオーソドックスなスタイルを選んだ。その　耳から入ることで刺激があるというも関係しているのかもしれないのだがとにかく　いい。これなら理解はばっちり。さすがお金を払うだけのことはある。独学が馬鹿馬鹿しく思える。さてと。あとは演習を繰り返し　ひたすら憶えるだけだ。・・・なんで　あたし　もっと早くからやっておかなかったんだろ。

  2005.10.09

• 恥ずかしながら水虫です。

  その昔　父が　家族の水虫の発生源だと責めれらて「ビジネスソックスは足が蒸れるんだ！」と言い訳していたことを思い出す。かかとのがさがさが　どんなに上質な（と背伸びしておこう）クリームを塗っても治らずそれどころかひどくなる一方で　この夏は素足にミュールもさまにならなかった。もしかしてこれは・・・と思っていたところに　娘の「私　水虫なっちゃったかも」という声。ごめん。発生源はあたしだ。きっと。慌てて二人で皮膚科に行って　顕微鏡を覗き込んだ医師に「うわ～　すごいよ。うようよいるよ。」と感動されたのが二週間前。本来ならば　今日再診に行くはずだった。ところがずっと雨が降っている。おまけに　この連休は勉強すると決めたせいで　とても外出できる状態にない。延期決定。来週仕事帰りに行こう。今は水虫もいい薬が出ているんですよ　とは医師の弁。ただ　私のように　がさがさ状態になってしまうとつまりそれは皮膚が硬く厚くなってしまったということのようで　その分　治療に時間がかかるそうだ。指の間などの皮が少々めくれて　もしやそうかも？と疑った時点で速攻皮膚科へ行かれることをオススメする。いくらペディキュアに気をくばってたって　水虫じゃあね。でも　言い訳させてください。ストッキングはね　蒸れやすいんです・・・。

  2005.10.08

• ひとり親家庭等医療費支給制度

  病院の窓口で支払っている医療費が結構先方のミスで間違って計算され請求されているケースが多いのだとこの制度を利用していると否応無く気付く。この制度は市町村によって差があるようだが私の住んでいるところでは　だいたいこんな制度になっている。児童扶養手当をもらっているひとり親家庭が対象。その子供と親の医療費が　一部助成される制度であって調剤薬局に支払った金額については全額が助成され病院に支払った金額についてはひとりにつきひとつの医療機関において月1000円超支払った場合その超えた金額が助成される。まずいったんはフツウに窓口で医療保険の自己負担額を支払う。後日　申請書（保険点数等の記入）を持っていってその医療機関で証明を受け先方から直接市町村に送ってもらうか　自分で市役所に提出する。受理されてから1～2ヶ月経過後　あらかじめ登録してあった口座に振り込まれる。この一連の流れになるわけなのだが（1）医療機関にその申請書を記入してもらおうと持参した段階で発覚（2）市役所から直接医療機関に問い合わせがあり発覚母子家庭歴5年目の私であるが　この間（1）（2）とも併せて何回も「窓口で支払ってもらった金額が多かったためお返しします」という事態を経験した。いずれも過払いであり　不足は無いというのもこれまた腹立たしい。もちろん　この制度を利用していなければ　そのまま本来払わなくていい金額を払いっぱなしだったということだ。モノを買うときは　なんでもそのモノ自体に金額がついていてサービスを受けるときにも　料金はきちんとそれにあわせて設定されていてお財布の中身と相談しながら　それを自分が必要とするかどうか決めるものだろう。ところが医療費ほど不明瞭なものはない。怪しげな風俗店とか　どこぞの○○報酬のようなものだ。（自戒をこめて）請求された金額を　言われたまま支払うしかない。医療費の総額に数値目標を設定する云々の前にやらなければならないことは　透明性を高めることなのではないか。薬を処方するのに　この薬はいくら　あの薬はいくら聴診器をあてるのに　お腹はいくら　背中はいくら　喉を覗いたらいくら。あ。今月厳しいから喉はいいです、見なくて結構です、そんな患者が増えちゃったら困るとでも言うのであろうか。　

  2005.10.07

• 研修はテーマに即したものに

  私どもの事務所では　経費節減のため（？）参加1名として申し込んだそのコース（年間十数回ある）を皆で手分けして行く。今年申し込んだのは　所得税のコース。毎回表題（テーマ）があって　今回は株式（先物取引含む）の分離課税のはずだった。たぶん上司が　年間スケジュールに基づいて行く人間を割り振る際にはこのテーマがかなり関係していると思う。個人的に株取引等しているというだけで（いやFP資格取ったからか？）金融商品に強いと思われるのは　少々誤解があるとは思いつつ決して悪い気はせず　ご指名を受けて　はりきって参加した。ところが。一日かけて　株式については　これっぽっちも触れなかったのだ。しかも　分離に特定しているわけでもない。ゴルフ会員権の譲渡などは　確かに役に立つ知識ではあった。預託金の切捨てが一部あった場合と全部あった場合　取得費が違うとか　ね。いろんな事例や経験なども混ぜ込んで実務的で役に立つ研修だったし　講師も話す技術が高かったとも思う。なんせ眠くならなかったし。だけど　さ。テーマには一応沿っていただきたかったな～。　学び損ねた感があり　ちょっと悔しい。

  2005.10.06

• 輸入消費税

  弥生会計のソフトから　ＴＫＣの自計化ソフトへ移行することになった担当先があり初期設定をやっていて気が付いた。これまで輸入貨物の消費税処理がめちゃめちゃ適当だったことに。保税地域から引き取られる課税貨物に係る消費税の課税標準は、当該課税貨物につき関税定率法第４条～４条の８（課税価格の計算方法）の規定に準じて算出した価格に当該課税貨物の保税地域からの引取りに係る消費税以外の消費税等及び関税の額に相当する金額を加算した金額とすることとされている（第28条第３項）。 うわ。関税ってば　対象外で処理してたよ。今まで。ダイレクトに後でかかってくる消費税の金額だけ　課税貨物に係る消費税として反映させるという大胆な手法だったがためにちっとも気付かなかった。要するに、だ。関税にも　消費税がかかるということ。税金に税金がかかるって不思議じゃないですか？(笑)実は　今日職員同士で「適当に」が許せないお客様には辟易するよねって話をしていたばかり。「適当に」処理しているつもりで「いい加減」になっているんじゃ　お話になりませんな。

  2005.10.05

• 恋に落ちるまでの期間

  毎月月初にお伺いすることになっている担当先がある。現金商売では無いのだが　20日締めで請求書が届くために可能なわけだ。こちらとしても月末月初は比較的手が空く期間なわけで　ありがたい。　「一ヶ月経つのって早いですねえ。」というのが挨拶代わりのようなもの。その間に起こった公私にわたるさまざまなことを　伝票をチェックする手を休めることもない（時間の都合上できない）私の傍らで　経理担当の彼女がひたすら熱く語りつづけるというのが恒例のスタイル。合間　合間にそれを中断させて　修正してもらったりする。それが　今回のメインのネタは　彼女自身の恋　だった。「もういまさらね　そんなこと無いと思ってたんだけれど・・・」と恥ずかしそうに語る彼女がやけにまぶしかった。子供が成人する年齢だろうと　恋は出来る。そして　たかだか一ヶ月の間に　見事に落ちる（恋にね）ことができる。前回私が訪問した後に知り合ったのだという。それから数回デートを重ね　こんなに見事に落ちることが出来るならば一ヶ月という期間は　決してあっという間に過ぎ去るというものではない。うかうかしている場合ではない。命短し　恋せよ乙女！！！（・・・誰が？）

  2005.10.04

• 国勢調査に思う

  世帯構成を調べるというのは　まあわかる。子供二人＋専業主婦＋世帯主という長らく日本の標準だった家族のかたちがもはや標準ではないと認識していただくためにも必要なことだろう。賃貸だとか持ち家だとか　どのぐらいの広さの家に住んでいるのかそういう住環境を調べるというのも　わからないでもない。仕事の有無とその勤務時間　勤務形態　それもまた確かに雇用対策等に役に立つこともあろう。勤務先の所在地　これも各市町村の防災対策などに影響を与えることも考えられる。ですがね。抵抗があったのは　名前を書くということと勤務先を書くということ。そりゃ　私は怪しいものじゃありません。会計事務所だったら　いかがわしい業種というわけでもない。（たぶん）書いたって別にやましいことは無いのだけれどそれでもやっぱり　勤務先名なんか統計に関係しないだろうと思うわけで。業種を書くだけでいいんじゃないのか？どの産業にどれだけのひとが働いているか掴めればいいんじゃないか？そう思うわけで。書き方の説明だけでなく　もっとこう各種の質問が　どういったことに役に立つのかどんな意味でどんな統計が必要なのか　具体的に説明が必要なんじゃないか。個人情報保護法案なんて成立させてるわりには　なんともお粗末。「国勢調査にご協力ください」っていうとおりいっぺんの広告がまるで選挙のときの「○○をよろしく」と連呼するあれに通ずるような気がしていまいち納得できない。

  2005.10.02

• 仕事が出来る男

  仕事の出来る男が　私は好きだ。いや実際には同じ職場でもない限りなかなかその実力のほどを知ることは出来ないから　正確には仕事に打ち込む男が　私は好きだ。家族のために頑張っているとか恩着せがましいのじゃなくやることないから仕事が趣味ですという状態なわけでもなく所詮歯車だからと腐ることなく誇りをもって活き活きと自分の仕事とそのビジョンを語れる男が　私は好きだ。久々に恋人のそんな顔を見て思う。私がそれを望むのは　そういう人が好きだとか嫌いだとかいうことではなくてきっとそれがとても幸せなことだからなんだ。好きなひとが幸せなのは嬉しい。幸せなひとが自分のそばにいるのも嬉しい。波及効果で　こちらまで俄然やる気が出てくる。もしや幸せなひとを多くつくることが　経営者の資質じゃなかろうか。

  2005.09.30

• 心身障害者扶養共済制度

  そもそもは小規模企業共済等の掛金控除にこの共済の掛金が該当するという仕事で得た知識ではあった。現在加入を検討している。いろいろな市町村がＨＰに載せているようだ。ちなみに我が市は無い。さすが福祉最悪と言われるだけある。ここはわりとこまやかに載っていたので参考まで。http://dzusww02.city.matsuyama.ehime.jp/shougai/teate/kyousai/（ちなみにここの県はずいぶん補助が手厚く出ている。　引っ越そうかと思ったくらいだ(笑)。そのへん地域に差があるので確認を）で。昼間しかつながらないという市役所の担当者に直接詳細をきくためにこそこそと職場の休憩室の電話から尋ねてみた。さすがに自分の席から「障害者扶養共済制度について～」とは電話出来ない。まずは加入条件。子供が一緒に暮らしていない我家のような状況でも加入できるのかどうか。・・・大丈夫だそうだ。扶養者の住所のある市町村で受け付けてもらえる。ただし　手続きの際に住民票が必要でこれは障害者本人と扶養者が別々の住所の場合　それぞれ必要になるのだそうだ。それから掛金の金額。扶養者の年齢によって決まっているこの金額が　35歳を境目に変わる。この年齢というのは　加入申請時の満年齢でよいのかどうか。・・・加入申請時ではなく手続完了時の年齢で判断されるという。私の35歳の誕生日まではあと半年以上あるしいくらお役所仕事といったってそれほどかからないだろうとふんであえて手続きにかかる期間まではつっこまなかったのだが1000円/月変わるのは大きい。2口なら倍なわけだし。そして脱退について。・・・任意にできる、つまりやめたいときはいつでもご自由にどうぞ　だと。ただし「途中でやめたくても（もったいなくて）やめられない」というこれが　今現在一番加入者から多い苦情なのだとその担当者は強調していた。私としては掛捨てであることになんの不満も無い。それより問題は　財政状況は厳しいから「掛金はおそらく今後もあがる」という担当者のお言葉。そしてそれはいくらぐらいあがるのかの見通しもわからなければ我ら親が亡き後　本人への給付が下がることの可能性すら含んでいる。むむむむむむ。担当者はしきりに　他の例えば県民共済などで準備されたり積立して貯めこむなどのほうがおすすめですよ～　と　おっしゃる。今までのひとはいいなあ。どこもかしこも年金問題と構造は同じじゃないかと思うと相続税で補うべし　という結論に落ち着くのは私だけだろうか。さあて　どうする。

  2005.09.29

• オンナを売る

  担当先の社長さんから　女性の建築士（卵可）を紹介して欲しいと頼まれた。ずっと前から探しているらしいのだが　なかなか見つからないのだそうだ。資格なんか持っていなくてもいい。勉強中でいい。とにかく　女性がいい、女性限定で、という。へえ。どこぞの刺客騒ぎのときも　ずいぶん女性が大活躍だったが　ここでもそうか。オンナという性が持つ　やわらかさ　親しみやすさ　こまやかさそういったものが求められている。打たれ強さ　図々しさ　そういった生命力の強さも然り。ネットワークの構築力だって　旺盛な好奇心だって　胸をはれる。受付嬢に代表されるような一部の女性だけがもつ　いわゆる華やかさ（見栄えともいう）には　例え欠けていたとしてもお嫁さん候補などという条件は　とっくに満たさなくなったとしてもそれ以外に売れるものを　私たちはまだまだたくさん持っている。オンナであるだけで　それが売れるわけだ。自信をもっていい。うちの事務所が女性スタッフばかりなのも　やはり戦略のひとつであるだろう。男性よりも給与を抑えられるという利点も昔はあったに違いないがどうもそれは重要な理由では無くなってきたようだ。当然いろんな女性がいるわけで　個人差なるものは生じるだろう。みなひとくくりにできるわけがない。だが　それでも　オンナというイメージで想定される数々のベースになるものがある限り意識して磨きをかけるべし　と思う。それを買うのは　オトコとは限らないわけで。

  2005.09.27

• 鳥肌

  担当先の経営者やそれに準ずる立場の人間と話しているときにぞわぞわと鳥肌のたつ瞬間があることを何度か経験した。今日もそうだった。もちろん　気持ち悪いとか不快だという種類の感情ではない。もしかすると　体温が下がるために起こるのかとも思うが緊張　というものとも少し違うような気がする。むしろかるく興奮している。冷静に興奮する瞬間　とでも言おうか。これから起こりうるものに対する期待を感じるようなとき。想像以上に相手の大きさを見せ付けられたとき。自分が挑戦することになりそうなものが　いまだ未経験の分野やスケールであると予感するとき。もしかしたらそれは　無意識下でのストレスを表しているのかもしれない。だが信じよう。信じたい。そのとき　わくわくするような気持ちを抱えている自分を。

  2005.09.26

• 社会福祉法人会計の研修

  ようやく　だ。最近この独特の会計の仕組みが見えてきて　正確な経理処理の指導　ってとこのレベルまでなんとか来たように思う。となれば　次は　経営の分析・助言レベルまでどうにか引き上げていかねばなるまい。予算を消化してなんぼ、という姿勢にもようやく慣れてきたことだし。今日はそう思っていた矢先の研修だった。あまりに重い資料に辟易して　電車で行くはずのところを車で行った。朝から晩までの駐車場代は自腹。致し方ない。私の担当している唯一の社会福祉法人は　障害者の授産施設である。これはこれで独特の会計基準をもつのだが併せて保育園や老人福祉施設についても説明を受けることになる。はっきり言って　現在担当していない分野の知識は　どうにも頭に入っていかない。必要に迫られて勉強するという自分のその姿勢が　まるで透けて見えるようだ。ああ　いっそのこと　保育園も高齢者施設も担当してみたい。ぜひやりたいです。やらせてください。299号もものにしますから。ただどうやって営業するんだろうか。社会福祉法人向けって。ＮＰＯと違って　そんなにびしばし設立できるもんじゃないだろうし。それに　だ。どうしてみんな日記をこんなにも長く続けられるんだろうか。久々にここを開いたら　見慣れた名前が消えていないばかりでなくちゃんと更新されていることにかなり驚く。自宅でＰＣを立ち上げるのは　家計簿をつけるときと株をチェックするとき。すっかりそういう生活になってしまった私にとってもここは寄ってしまったらつい書かずにはいられない禁断の地。(笑)そうはいっても時間とられるもんなあ。書き留めておきたいことは　確実に日々起こっている。するすると流れていってしまっただろうか。あえてそれをしなかったことで。

  2005.09.22

• 星になった少年　を観る

  「連れ子のおまえ達を面倒みて来てやったのは　誰だと思ってるんだ！！　生意気言う前によく考えろ！！」（正確には言い回しが微妙に違うと思われるが　そんな感じ）主人公の少年が　普段だめだめな設定になっている父親とぶつかりそう怒鳴られる台詞が　ずしり胸に響く。ステップファミリーと呼ばれる再婚などにより血のつながらない人間関係を含む家族が増えている中右隣にいる娘と　左隣にいる恋人と　スクリーンを見つめている私もまたひとごとではないわけで。「自分だって好きなように生きてきてきたんだから　あの子のやりたいようにさせてやってもいいんじゃないの？　あたしは　それを認めてきたんだよ。」象つかいになりたいという少年に反対する母親に向かって彼女の母親（少年にしてみれば祖母）が言う台詞もまたずしり胸に響く。将来　娘が選ぶ道をすべてまるごと　私は許容できるだろうか。スクリーンの中の彼女と同じく　自分の好きなように生きてきた私にも当然　同じことが言えるはずだ。自問自答した。私にできることといえば　まずは「好きに生きる」ということは　そのおとしまえも自分できっちりつけることだとということを娘にきちんと見せていくことだろう。結果　それが　ほかでもない私自身が育ててきた彼女の選択を受け容れるということにもなる。そんなふうに　女優陣の演技力も手伝って本編のストーリーの主題とは　少しずれたところでいろいろ考えた映画だった。もちろんちゃんと泣いたけど。・・・勉強してない。

  2005.08.15

• リベンジ　宅建

  雫が帰った。これで毎朝四時　彼女の発作で起こされていた慢性睡眠不足状態の生活から解放される。彼女がいると　意欲はかなり高まるのだがなんせ体力が消耗し　毎日が疲労困憊。なかなか勉強する余力が無い。それでも昔はよく両立させてたよなあ今の仕事だって　おっぱいあげながら独学で取得した簿記がそもそもの始まりなわけだし。　やっぱり若かったからだろうかなどと言い訳がましく悠長に回想している場合ではないのである。実際。八月も半ばにきたっていうのに　民法がまだ終わっていない。正確にいえば　まだ半分。いい加減本腰入れてやらないと　昨年の二の舞だ。がんばろ。

  2005.08.14

• 孤独では育てられない

  雫が帰ってきた。早速トイレに連れて行くと　ことが終わった後ちゃんと"ごしごし"拭けるようになっていて　驚く。夕食前にリンに連れて行ってもらうよう頼むと　やはり彼女も気付いたようだ。「ねえねえきいて　雫ってば　すごいんだよ～。」と報告してくる。「でしょ～？！」と　なんだかさっきひとりで発見したときより嬉しくなる。夕食後　お風呂に入れようと　夢中になってブロックで遊んでいる娘の側へ行って　またもや驚かされた。なんと　車輪のついたピースの上に　人間のかたちのピースを一生懸命はめようとしている。当然　そうやって遊ぶことを　ブロックメーカーも　購入する親も期待しているはずだ。だが彼女は　この13年間　そうやって遊ばなかった。遊べなかった。同じ大きさのピースだけを選び　ただひたすらつなげ　ひたすら外す。（もちろん最初は　はずす　ことから入っていくわけだけれども）もしくは　箱からじゃーっとひっくり返す。それだけが　彼女のブロック遊びのすべてだった。息をひそめ　私は忍び足で携帯を取りに行った。せっかく集中してやっている彼女の気をそいではいけない。だが　たとえまぐれでも　この瞬間を撮らずにいられるものか。そして　ひそひそと小声でリンにも報告する。「ちょっと見てご覧よ。雫がさ　人間を車の上に乗せてるんだってば。」雫のことで　そのひとつひとつに感動を共有できるリンの存在は大きい。二歳しか離れていない姉であるから　当然　小さい頃はこうはいかなかった。だが　今では同志といってもいいほど　誰より頼れる確かな存在だ。通園療育施設にはいったとき　そこの先生達の存在が何より心強かったように日常の些細な出来事を報告できる　喜び合える　そういう自分以外の誰かが育児には必要なのだろう。長い長い気の遠くなるような道程を歩む障害児であれば　なおのこと。私は　夫であったひととは　結局それをわかちあえなかった。だがいま　シングルマザーとは言いながら　孤独でないことに感謝したい。

  2005.08.10

• 福祉定期の預け替え

  その昔　福祉定期の利息は4％台だったわけでそれが1.2％になり　通常の一年定期の利息に0.5％上乗せだけになりとうとう今回の預け変えでは　0.3％上乗せだけつまり　0.33％になってしまった。この福祉定期は　母子家庭である私の生活の幹となる部分でもあり投資にはまわさず　きっちり上限300万まで毎年預け替えてきた。この利息じゃなあ　と　継続すべきかどうしようかと今回もずいぶん迷ったのだがやはり幹としての自分の気持ちの上で果たす役割に期待しよう　と決め300万×0.33＝9900円（非課税ですので）　とはじいた数字を馬鹿馬鹿しいと思いつつ郵便局で長いこと待たされるハメになったというわけだ。こんなに利息がさがったというのに（もうほとんど福祉の意味をなさない）おまけに　確認書類が厳しくなったとかで"母子関係の確認のできる書類を"と来たもんだ。保険証には続柄が乗っていない。だから住民票をとれ　というのだ。150円払って。冗談じゃない　と思わず声を荒げそうになった。ふと　離婚のときに記念にとっておいた（それもどうかと思うが）戸籍謄本があったはずであることを思い出しそれでも母子関係は証明できるはずだ　と説き伏せた。戸籍に有効期限などあってたまるものか　何年前だろうが使えるはずだ　とこちらも必死。局員が電話で問い合わせたりなんだり　という過程を経てなんとか　それでよし　となった。要するに保険証に　続柄が記載されていればこと足りる話なのだ。早速今度健康保険組合に掛け合ってみよう。・・・個人情報保護なんとかにひっかかって無理だと言われそうな気もするな。

  2005.07.11

• 薬が増える

  ここのところ　娘の発作が増えていると連絡を受けていた。思春期にもさしかかり　体重も増えているわけでそろそろ薬の増量の必要があるかな　と思っていたら増量ではなく　もうひとつ種類を増やすということになったらしい。現在飲んでいる薬が　みな上限ぎりぎりまできたということか。新しくセルシンを入れたとか。これで　現在4種類飲んでいる薬が　5種類になる。この4種類にたどりつくまでだって　大変だった。1種類でいろいろ試しているうちはまだよかったのだが多種類組み合わせることで　複雑になる。飲み合わせで効果も副作用も驚くほど変わるわけで。ほとんどすべての抗てんかん薬を試したと言ってもいいぐらいだ。副作用で　視線が定まらず寝たきり状態にまでなったことも多動がひどくなって冷蔵庫以外のすべての家具にのぼるようになったことも歯茎が腫れあがり　出血がとまらなくなったことも　ある。闘いだった。最初のうちは「いつかきっと発作を抑える薬に出会える」と信じていたっけ。それはそのうちに「少しでも発作のない日を増やせたら」という思いに変わったけれど。既に飲んでいるリボトリールと同じ系列だということは大発作のときに使っている　座薬とも同じ。発作が重積してとまらなかったときに　静脈注射してきたセルシン。これを常用することで　"もしも"のときに効かなくなるのでは　と　それが怖い。「あの子がずっといつも笑っていられますように」七夕の短冊に書いた願いを　声に出さずに繰り返した。

  2005.07.10

• 自営業者はずるい

  ここのところ厳しくて　しばらく役員報酬をとれない状態のままだったその社長さんから「やってられないよ」と愚痴をこぼされた。経営者はどうせ上手く会社をつかって自分ばっかり儲けてるんだろ、ぐらいの勢いで　従業員から言われたらしい。コストを下げる＝給与を下げる　という話にでもなって反発されたんだろうか。会社の状況を数字を見せながらきちんと説明したのに聞く耳もたず　という感じらしい。実際ここは　社長さん個人はもちろん家族親類含めかなりの個人的資金を会社に入れてようやくまわっているような状態で経費もぎりぎりなのが見て取れる。売上は減少の一途をたどり　つぎ込む額も増え　いっそもう畳んじゃったほうが被害が少ないのではないかとさえ思う。従業員と危機感を共有できない　ということはこれまでの対応や経営態度　人間関係にも問題があったのかもしれない。だがその一方で　サラリーマン特有の「自営業者はずるい」感覚があることも否めない。純粋なるサラリーマン家庭だった実家でも　やはりそういった言葉を両親が口にするのをよく耳にする。実際　一種の刷り込みで　小さい頃の私もそう思っていた。自営業者だからといって　経営者だからといって　ずるいとは限らない。当然のことながら　大多数のひとはマジメにやっている。と　ついつい　心情的に擁護する側にまわってしまう。かといって　対するサラリーマンの給与所得控除が大きすぎるとも思わないけど。

  2005.06.28

• 作業所と呼ばれるところ

  知的障害者の授産施設　いわゆる作業所とよばれるところが新しく関与先になるかも知れないと知ったときどうか担当させて欲しい　と願い出た。通常　担当先は上司によって割り振られる。その慣例をくつがえしてまで　敢えて自ら手を上げたのはそこがまだ経験のなかった"社会福祉法人"だったということもあるのだがもし　障害の種類が違っていたとしたらどうだろう。手話で知り合う聾唖の方々は　ちゃんと仕事を持っている。身体の障害よりも知的障害の方が　仕事を得るのは難しいのではないかいや　言ってしまえば　仕事という場ではつかえないのではないかそういう疑念があったがために　作業所という場所がカタチを替えたデイサービスにしか過ぎないような気がしていた。確かめたかったのかもしれない。彼らが　どんなふうにそこにいるのか　を。監査でお邪魔した今日　将来　そうした道を考えざるをえない立場の親御さん達がちょうど見学にいらっしゃっていた。彼女らを前にして話す施設長の声が　時折耳に入ってくる。「最終的には　ここを卒業していって欲しい　とそう考えています。　こうした施設は　ずっととどまるものではなく　本来通過していく性質のものだからです。」それを聞いて　瞬間　チェックの手がとまった。行く場所の無い我が子のために親達が作る小規模な作業所と違ってここに入れるひとたちは　かなり恵まれている状況にある。当然　希望者もたくさんいて　新しく作ったばかりだというのに　もう既に定員いっぱいだ。これ以上　受け容れられない。誰かがここを出ない限り。勉強熱心で優しく温かなスタッフが揃っているこの作業所は一般の企業とは　まったく異なる空間であることは事実。だが　学校とも違う。ひとりの社会人として尊重され　責任をもたされ　仕事の悦びを知る場。市役所の売店で　せわしなく動いているおばちゃんの隣で何ヶ月たってもただやることもなく座っているだけただそれだけの存在である障害者の姿をみかけたことがある。対して　ここの作業所でレジを打っている彼女はどうだろう。最近おつりも間違えない。世間話をする余裕すら出てきた。隣にさりげなくいる職員のサポートも 通常ならもう必要ない。何よりも活き活きして　楽しそう。彼らの数だけ　こうした施設を必要とするのか。新しく作って受け容れて　いっぱいになったら　また次を作るのか。それとも　ここから先へすすめる場所を社会が用意するのか。利益を追求する企業体の中で　彼らが一緒に働くことを自然とするのか。我々が目指すところは何処だろう。進学のときにぶつかった壁にもどこか通じるこの問題を考えるとき　多くの矛盾を感じずにはいられない。理想と現実と。信念とエゴと。母である私の結論と　そうでない私の結論はきっと違う。

  2005.06.24

• 恥を知れ。

  通勤で使わないだけに　久々に電車に乗るといろんなことが目につく。それは先輩も同じようで昼間の時間帯に　コンビニの冷やし中華を食している若い女性を見た　と驚いていた。　そりゃ驚くさ。スープや具を入れて麺をほぐす　という一連の作業を淡々とこなした後すするのか　それを。車内で。考えられない。今夜は遅くまでお客様にご馳走になり　アルコールもはいったこともあってすっかり気が大きくなって　特急を利用した。（当然自腹）特急ともなれば当然　皆　飲んだり食べたりしている。私もミネラルウオーターを持ち込んだ。例えそこに冷やし中華をすすっているひとがいたとしてもフツウの電車でそれが行われるほどの驚きは無いだろう。ひとりひとり座席があるというだけでそういう感覚に差が出来るのは　ちょっと興味深いことだが。それはともかく　今夜驚いたのは　別のこと。当り前のように降りるひとはほとんど皆　網ポケットにゴミを残していくのだ。ひとつひとつ全ての座席が　宴会後のテーブルのようになっている。パリッと（かどうかは知らないが）スーツを来たビジネスマンが　それかい。しかもみんないい大人じゃん。特急料金出せるほどの。なんだか情けなくて　涙が出るよ。

  2005.06.21

• 立ち飲み屋に憧れる

  昨日は久しぶりに　新橋の担当先へ出かけた。新橋と言えばオヤジの街　もとい　サラリーマンの街。先日会った都内に勤める友人が　会社帰りにこの新橋の立ち飲み屋でよく飲む　と言っていたのをふと思い出した。彼女曰く　全然つながりのない業界のひととお知り合いになれるのが魅力的だ　と。毎週欠かさず観ているドラマ（何を隠そうanegoにはまっている）でそうした場面が頻出することも手伝っていまや立ち飲み屋は　私の憧れのスポットである。立ちっぱなしということは　ヒールで疲れた足は癒せないかもしれないが一日中座っている内勤の事務職だったら　ちょうどいいくらいなのではないか。その昔　独りでお酒の飲める女になりたかった。思い描いていたのは　どちらかといえば　スタンディングバーに近いお洒落な空間だったかもしれない。"そういった空間に居る自分"に浸りたかった　つまりそれが無理せず出来る地位（職種にしろ収入にしろ勤務先にしろ）に憧れそれが無理なく似合う容姿　を欲していたということだ。所詮　若かりし頃の背伸びしすぎた夢に過ぎない。（言い切る）　今　会社帰りに欲するとすれば　やっぱジョッキで生ビールだな。くーっと飲んで　ぐぐっと話して　さっさと帰る。そうだ。ジョッキ片手になら　駐車場の愚痴話も無駄な時間に思えないかも。違う職場の人間もいたりするわけだから　守秘義務に気を遣いつつも話が広がってきっと新鮮で楽しいはず。駐車場に　立ち飲み屋！！　いいんじゃない？・・・だめだ。捕まる。

  2005.06.15

• それは　ひきこもり　だ。

  いろいろ調べていくうちに　ひきこもりの定義にぶつかった。（厚生労働省参照）・自宅にこもって学校や会社に行かず　家族以外との親密な対人関係がない状態が6ヶ月以上続いている・統合失調症（精神分裂症）や鬱病などの精神障害が第一の原因とは考えにくいこのふたつを満たせば　それは「ひきこもり」だと。そうか。実家に居る我が弟は　立派な「ひきこもり」か　と今更ながら認識した。兄弟のことだから　我が子のことほど一生懸命にはなれないということもあり気になりつつも　事実上　今の今まで放置していた。知識も得ずに過ごした期間　此処彼処に書かれている"してはいけない対処"の　ほとんどすべてをやってしまったように思う。反省。いくつか本を選び　実家に送った。電話をすると　父の反応はどうにも鈍い。"ひきこもり"だという事実を　認めたくない様子がうかがえる。障害の受容に時間がかかるのと同じことなのだろう。だが　ひきこもりは治る（つまり社会復帰できる）のだというのだから。正確な情報と　正しい対応を貫きとおすだけの両親の覚悟さえあれば。長期化していくことこそが問題なわけだから　逃げている場合じゃないだろう。母はといえば　完全に共依存関係が進行してしまっている。犯人さがしは意味が無い　ということがずいぶん書かれていたけれどどうしたって　原因はこのひとの劣等感と孤独だろうと思う。考えるまでもなく　私はこの母から逃げたのだ。離婚しても実家に帰らなかったのは　別に他人様に褒めてもらえるようなことじゃない。このひとに　すがられたくなかったのだ　と。誰にそう言える？私も上の弟も　本能的にあの家にいてはいけないと嗅ぎ取った。下の弟は　私から言わせれば　逃げ遅れたようなものだ。自覚は無いだろう。あの家の　皆が。どうしたらいい？私は私の孤独を　娘になすりつけるまい　と　ただそれだけを誓う。サッカーで熱狂する日本人の裏に潜む孤独についての新聞記事が印象に残っている。自分の孤独を自分で癒せればいいのに。

  2005.06.14

• 給与だけが尺度ではない。

  諸般の事情で　最近席替えをした。この事務所に入って以来　ずっとその配置だっただけに今まで席の遠かった職員の仕事っぷりを近くで目にしたりして　新鮮な思いを抱くのは　どうやら私だけでは無いようだ。ずっと私の隣の席だった先輩が　新しく隣になった方へ言っているのが耳に入った。「○○さんって　ひとつひとつ動きが速いよね。刺激されるよ。」そう口にしているそのひとこそ　この職場でダントツの速さを誇るひとである。しかも言われている方のひとはといえば　仕事の丁寧さで彼女の右に出るものはいない。丁寧で　かつ　速い　ということか。瞬間　私の心を暗雲が覆う。比較されて引けをとったということ　そのものが苦痛なのは当然　それが彼女だったことが　さらに悔しさに拍車をかける。「だけど　私の方が　給与は高い。」そうすがるように繰り返して自分の気持ちを落ち着けた　私は醜い。給与なんて　その仕事ぶりの評価の尺度のひとつに過ぎないというのに。倍以上の経験年数を持つ彼女の給与を　自分が上回った時点で少し有頂天になり過ぎていたのではないか。"彼女より出来る"との傲慢な思いが　無かったといったら嘘になる。偏差値に振り回された私たちの世代は他人と比べることに敏感で　自分がどの位置にいるのかをすぐ知りたがる。仕事にしろなんにしろ　生きていくうえでは試験のように点数が出て　順番がつくことの方が少ないのだといつになったらわかるのだろう。

  2005.06.13

• 弛む。

  牛乳パックをゆすぐ　私の手許を見て　昨日から帰ってきている雫が笑う。何がそんなに可笑しいのかと　彼女の顔を見つめると私の顔を見返して　また笑う。パックの口を開き　水をためたところで　手で閉じて上下に揺する。そして流す。この一連の動きがどうやら気に入ったようだ。一体どこに可笑しい要素があるのだろうと不思議に思いながらも彼女の笑いに誘われるように　何度も繰り返した。弛む時間。「君が笑うと　僕は嬉しい」そう言ったのは誰だっけ？

  2005.06.12

• 会計報告に異議あり

  娘の施設の共済会と保護者会の総会があった。ＰＴＡにしろ町内会にしろ　だいたいどこの総会もそんなもんだろうが会計資料を読み上げたあと「なにか質問やご意見ありますか？」と議長が聞いたってだいたい誰も何も発言せずに拍手して　終了。私にしてみれば　訊きたいことはやまほどあったのだが　今年初めて仕事の休みと重なって出席出来た立場としては　ひとつだけ質問して　あとは遠慮することにした。それだって　結局　あの場は了承の場なのだと感じる結果になったわけでなんていうか　あとはもう　役員になるしかないな。（笑）たとえば　有価証券の内訳だって貸借対照表だけではわからない。運用益を見込んで予算に計上している以上　内容もしくは運用方針を知りたい。ペイオフの対策だって預金はこの金額で普通預金だけとあれば気になる。（この件は　マンション管理組合の総会のときはさすがに質問した）会費収入にしたって　未収入金がさっぱり計上されていない。前受金になっている分と合算して計算し　本来の今期分の額だけを収入計上して多い分だけ差額を前受金で処理だなんて　そんないい加減でいいのか！延滞分や回収不能分がどのくらいあるかだって　報告すべきじゃないのか！（実は私のそのひとりのため　大きなことは言えない）保護者会においては　貸借対照表なしで収支計算書のみ。積立金の引当だってしてるはずなのに。驚いた。その積立金の引当基準だって曖昧だし　もう　すべて説明して欲しいくらい。（笑）そのほか将来的にも数々の疑問を抱えながら　終わったのだった。だいたいそもそも　数字の読み上げなんて意味が無い。資料を見ればわかるのだから。予算と実績に差が出たのなら　その原因を伝えるべきだし今年度予算にしたって理由と見通しと対策こそが必要な情報だろう。収入が減るなら　支出が見込まれるなら　対策を打たねばならない。それを予算組みでどう扱ったか、それが知りたいのだ。まったくもって　自分の職業を自覚せざるをえない時間だったと言っていいだろう。

  2005.06.11

• 修正申告

  長々と かれこれ半年近く結論の出なかった税務調査の案件がようやく収束に向かいそうで　本日　修正申告書を手がけた。申告書が一応作れる、と言ったって中小企業の別表など　ほとんど調整は決まりきったものに限られるし必要な数字さえ入力していけば　システムが自動計算してくれることもあって（留保金課税なんかその最たるものでしょう）はっきり言って　四年経った今でも　かなりあやふやな部分がある。職員同士のチェックも軌道に乗った今では　そんなことではマズイはずなのだが過去のものや別の担当先のものなどを眺めたりして　これまでなんとか凌いできた。調査後の修正申告は　その弱さが露呈する機会でもあり　以前から苦手だった。だが今回　昨年の調査の頃より　いつのまにか自分が成長していることを知る。システム上どこで入力すればそこに反映してくるのか　を探すのには手間取ったもののかなりいいかんじで　別表四と五(一）がみえてきているじゃないか。いいぞ、あたし。さすがに全て手書きで法人税別表を仕上げられる自信は無いが修正申告は実にいい練習になる　と　前向きにとらえることにした。社長も前向きにとらえてくれるといいのだが。これで手打ちましょう　みたいな　すっきりしない調査だっただけに　後味は悪い。

  2005.06.10

• 無駄な時間。

  繁忙期以外残業が無い　いや　出来ない　というわけで大概は　掃除をした後　皆一斉に定時退社のはこびとなる。少し離れた駐車場まで　ぞろぞろ（といっても四～五名なわけだが）歩いていく。問題はそのあとだ。毎日とは言わないが　別れ際　立ち話が始まってしまうことがあるのだ。はっきりいって　無駄な時間。そこで仕事に有用な情報がもたらされることは　ほぼ無い。結論の出ない愚痴の類が繰り返されるだけだ。そのくせ　ちっとも場は盛り上がっていない。これじゃあ　"非生産的"と蔑んだ　専業主婦時代の井戸端会議と同じじゃないか。独り先に職場を飛び出す先輩のスタイルを見習いたいものだがどうも掃除や帰宅準備に手間取って　皆と同じペースになってしまう。後で後悔するくらいなら「急ぐので」と　常にとっとと輪から抜け出せばいいのだ。流されずにいこう。今　無駄な時間は　要らない。

  2005.06.09

• 新生銀行に口座を開く

  同支店の口座なら振込料が無料だった三井住友銀行がいつの間にか手数料が掛かるようになってしまって　ずいぶん経つ。10,000円の駐車場代を払うのに　105円。ここに住む限り　これは毎月必ずかかる。新生銀行から振り込めば　月5件までなら振込料がタダだときいてこの春　口座を開設しようと思いたった。資料を取り寄せてみたところ　免許書等のコピーのほかに　公共料金の領収書の原本も要る　と。だがタイミングが悪いことに　その資料到着の前日に家計簿をつけたばかりで全部捨ててしまったばかりだった。もちろん　住民票などでもいいようなのだがそのために行政手数料を払って時間を割いて　というのは馬鹿馬鹿しい。仕方がないから　翌月まで待つことにした。一ヵ月後にようやく入手した領収書を入れて　郵送。そこからも　やはり時間がかかる。カードやら　暗証番号やら　一式届くのに　さらに待つこと一ヶ月。どうにかこうにか　先日　5月分の支払いをこの新しい口座から振込むことができた。やれやれ　と思っていた矢先日経を大きく彩るカラフルな広告に固まる。・・・え。32色の素敵なキャッシュカード。どこぞのキャラクターものの銀行カードよりよっぽどいけてるじゃないの。あれが　いい。しかしこの私の手許にあるのは　おしゃれっぽさのかけらもないフツウの地味な銀行カードなわけで。あれにするには　どうやら再発行手数料が必要らしい。悔しいなあ。タッチの差だよなあ。そういう企画があるなら　事前に広告して欲しかったよ。いいんだけどね。別に。振込手数料の節約が目的だったわけだから。でもさ。く～っ。

  2005.06.08

• 脳の活性化。

  事実：ご無沙汰になっている友人と会う約束をした。発見：連絡をとる前は億劫だったのに　決まったら結構楽しみ♪教訓：人間関係とは努力して維持していくものだ。宣言：私は　自分の交友関係を大事にする人間です。転校生生活が長かったせいか初対面でもわりとなんとかなるし　よく営業向きだと言われる。人懐っこいとか　人見知りしないとか　社交的だなんて実は　そんなの嘘。独りでいたり　気のおけない家族といたりそれだけで満足している自分がいる。誰かとわざわざ約束して会うだなんて　仕事でもないのにメンドクサイ。歳を重ねたせいか　最近それがより顕著になってきた。気が付いたら年賀状だけの付き合いが増え　しかもその年賀状もだんだん減ってきた。いかん。生活圏内だけにおさまって　世界が狭くなるということは刺激も受けなくなるということで　つまり脳が退化してしまう　・・・ってなんかで読んだぞ。少々危機意識をもって　近くまで行く用事があった友人に久々電話を入れてみた　というわけ。久々に聞いた声に　懐かしさがつのる。早く会いたいな　ぐらいな勢いまで気持ちが盛り上がっちゃうのだから不思議。大事にしていこう。

  2005.05.09

• 身体が憶えている

  事実：近所の公園でバトミントンをした。発見：久しぶりなのに　フォームは崩れていない。教訓：例え人生の一時期でも熱中して打ち込んだことは　財産になる。宣言：私は　何事にも一生懸命取り組む人間です。ひとつひとつの経験がすべて　自分の中に蓄積されていくのだと思う。あの時期　確かに毎日部活漬けだった。運動が苦手なはずの私が　どうにか試合に出たり　部長もやることになったりしたのはやはり一生懸命取り組んだからにほかならない。だからといって　生活すべてが部活優先だったわけではなく要は　その時間　どれだけ濃く過ごせるかということなのだろう。ひとつひとつが染み込んで　自分に蓄積していくのならばよくない行動も　繰り返せば　きっと身体が覚えてしまうはず。これからの自分のためにも　いまの自分の行動が納得できるものでありたい。

  2005.05.08

• 四行日記　ことはじめ

  事実：職場の先輩にカラー診断の話をしたら経験済みだという。発見：それがきっとあのメイクにも生かされている。教訓：少しは"美"にも関心を向けるべき。宣言：私は才色兼備をめざす女性です。この"宣言"は　肯定語を使い　将来ありたい姿を現在進行形で語る必要があるそうだ。今そうでなくても明日はそうであるつもりで　暗唱すると効果的だとか。シンプルに綴るのって　結構難しい。理想は1行20文字以内ぐらいだという。面白そうって思ったけれど　続けるのは結構しんどいかも。で。そのカラーカウンセリングの件は　早速予約入れてみた。そう。私は　才色兼備をめざす女性です。（←繰り返すなって）

  2005.05.07

• 確定申告の反省点

  はっきり言って一年経てば　すっかり忘れる。だからといって　ミスを繰り返していいはずもない。申告期限が過ぎ　確定申告休みも終わり　少しばかりのんびりとした気分で　2月決算の法人をまとめに入った。忘れないうちに　ここらで少し振り返っておこう。今年　この事務所での確定申告も四度目。・・・にしては　我ながら情けないミスをいくつかやってしまった。上司のチェックでひっかかったからよかったものの　これではいかん。1.役員借入金に対する利息について　個人の雑所得での計上もれ担当先の決算で借入金に対して利息を計上したのは　てっきり二社だけだと思いこんでいた。実はもう一社あったのだ。記憶だけで処理するのは、無理だと判明。法人の決算を組んだ時点で　必ずメモを残しておくことに決めた。2.増築部分の資産計上もれ増築したからこそ役員に払っている家賃をアップしたわけだったはずなのに法人が請け負ったその工事分　つまり取得費の資産計上をすっかり失念した。こういった取引は　持ってきてくれる資料の中に領収書が無いことが多い。　法人で売上を立てた時点で　これも必ずメモを残しておこう。つまり上記1.の件と併せて　個人の確定申告用の備忘録を作ることにしよう。3.業務に使用していない時期のその資産の減価償却は月数按分ではない。6ヶ月以上なら1年　6ヶ月未満なら切り捨て　そこを間違えた。耐用年数を1.5倍することは憶えていても　それでは片手落ち。4.マンション購入時　建物部分と土地部分の金額の分け方単純なことだった。契約書の消費税から建物部分を出せばいいわけだ。土地いくら　建物いくら　とうたわれてなくても消費税額はちゃんと明記されているはずだ。損益通算時の土地に関わる借入金利息金額を出すのに　えらいまわりみちをしてしまった。・・・眠い。続きはまた後で。

  2005.03.27

• 春ボーナス

  決算で業績がいい会社（正確にはかなりいいと予測される会社）は　このまま利益を出して　どうぜ税金でもっていかれるぐらいなら　従業員に還元しよう（←役員は否認されちゃうから仕方なく？）ということで期末までに決算賞与を支給したりするところも　結構ある。・・・うちは　無いけど。そのかわり　繁忙期である個人の確定申告時期が終わると　毎年春ボーナスが支給されるのだ。ありがたや。金額的には　夏や冬の半分にも満たないがそれでも　あの時期に凝り固まった疲れがちょっとばかり癒されるような　そんな気がする。実は　今年はほとんど仕事を持ち帰らなかった。かわりに　タブーをやぶって　かなり残業してしまった。持ち帰れば　給料は増えないが　評価は下がらない。残業すれば　給料は増えるが　評価は下がる。どっちをとるかと迷った挙句　覚悟の上で後者をとったわけだ。残業の方が　仕事の効率はいいわけで。春ボーナスの金額をみても　それがどう影響しているかはわからない。とりあえず　次の昇給具合で結果が出るということか。

  2005.03.26

• よさこい　にしろ　ソーラン節　にしろ

  "踊る"ってことは　人間のもっている表現方法の中でもとびぬけて素晴らしいと思う。観る側に　いのちの躍動感を感じさせ　自分の中のエネルギーが奥底から湧き上がってくるような　そんな気持ちになる。踊っている側だって　さぞかし気持ちいいだろうなあ。ミュージカルを観たときだって　そう思ったわけだけれどもやっぱり　大衆的な踊りの方がより身近であり（盆踊りはちょっと違うけど）以前夏祭りで観た　よさこい　にしろ今夜の　3年Ｂ組金八先生での　ソーラン節　にしろ感動しないはずがない。高知の　鳴子を手にして踊る　"よさこい"　北海道のニシン漁を祝う　"ソーラン節"大会が開催されているだけあって　どちらも認知度は高く　金八先生じゃないけど　体育の授業や運動会でやっている学校もあるようだ。でも　"踊る"っていうのは　強制的にやらされるようなもんじゃあ　ない。誰かの踊りに感動したり　自分の内なる衝動につき動かされたりして　踊るもんだと思う。当然　想い　だけでは自分の思うようには踊れない。きっと　手足はちぐはぐに動くだろうし　鏡なんかで見た日にゃなんじゃこりゃ　って幻滅するに違いない。それを乗り越えての踊りだからこそ　あんなに美しい表情になるのだろう。踊ろうか　わたしも。踊りたい　わたしも。この身体が　すみずみまで駆使して欲しい　と　要求している気がする。イレモノとしての用途だけでこのまま朽ち果てていいのか　と　問われている気がする。・・・つまり　かなり運動不足なわけだな　こりゃ。それにしても金八先生。最終回といえども　四時間なんて反則でしょう。時期も時期だけに　娘と二人でおいおい泣いて　ティッシュ一箱空けましたとも(笑)

  2005.03.25

• 確定拠出年金(個人型）の資料請求

  今年は確定拠出年金（私の場合は個人型になる）の加入を検討しようと思っている。そもそもは　先日のＤＣプランナーの試験もそのついでに受けたようなものだ。イー・トレード証券の手数料が安いらしい　ということは知っていた。この毎月の口座管理手数料がネックで　どうせ掛けるなら国民年金基金でしょう、という話もあるぐらいだ。だから　とりあえず真っ先に資料請求したのは　ここだった。だが　さすがに一社だけの資料を見て　しかも手数料の安さだけを理由に決めたのでは　ＦＰ（一応）の名が廃る。他社の資料請求もしてみることにしたのだが…。ああ　実にめんどうくさい。保険のように一括資料請求や比較のサイトを誰か作ってくれないかな。（←所詮他人頼み）検索していちいち開いていったのだけれども銀行・保険会社・証券会社等と業種が幅広い上に投資の考え方やらこの制度の概要やらが　ばばーんと幅を利かせていてなかなかお目当ての商品ラインナップや手数料にすんなりたどりつけない。ダウンロードするようなところは　インクと用紙代がもったいないからパス。（・・・いいのか　そんなんで？！）とりあえず　一週間ぐらいで集まるだろう。

  2005.03.19

• 養護学校の卒業式

  小学部と中学部とを一緒に行うのだと初めて知った。壇上ではなく　保護者の目の前を我が子が横切っていくカタチで行われる卒業証書授与。我が娘が　途切れなく言葉にならない声を発していても途中で誰かが床に寝そべって癇癪を起こし　一時退場の運びとなっても違和感なく　粛々とすすめられるこの卒業式の中でただひとつ違和感を感じたのは　来賓の方の挨拶だった。・・・フツウすぎて(笑)卒業式といえば　親が感無量であるべき場面だ。ここまでの道を振り返り　我が子の成長した姿を誇らしげに眺め自分を少しばかり　頑張った、と褒める、そんな機会だ。私にはそれが無い。感動の替わりに胸の内にあるものは　自分への憤りだった。娘を施設に入れることで　彼女の成長に手を貸すことを放棄した。それは　日常生活のさまざまな場面でなすべきことが出来ないということ。それは認識していたつもりではあったのだがその娘と私との直接的なかかわりそのものだけではなかったと思い知った。後ろに保護者がいる子供と　施設から通う子供とでは学校側　つまり教師の温度が違う。それは　差別だとかそういうことではない。先生はちゃんとすべての子供を可愛がってくれている。それは伝わってくる。そうではなくて　密度の問題なのだと思う。当り前のことだ。当り前のことだが　見落としていた。職場から離れた彼女の学校には　休みをもらわずには行けなかったこともあってほとんど足を運ばなかったせいもある。今まで気付かなかった。思い知らされたからといって　どうにもできるものではない。だが　自分が"見落としていた"ということ　そのことがどうにも情けなくて腹が立って仕方なかった。気付かないうちに　きっとたくさんのものを彼女から奪ってしまっている。ごめんね。

  2005.03.18

• 静と動

  断然　桜より梅だと思う。だが　柵で囲われた中に行儀よく並んでいるような姿はどうにも似合わない気がして　何度か訪れた越生はあまり好きではなかった。それに対して　確定申告休み初日の今日　足を運んだ秋間梅林は気に入った。斜面に続く梅の木の連なりは　やはり"林"と呼ぶのにふさわしい。山道を感じさせるような遊歩道の土の感触を楽しみながら歩いていくとふっと　視界がひらけ　梅の花の淡いグラデーションが目にとびこんでくる。平日で　しかも空が今にも泣き出しそうだったこともあり　人がほとんどいない。思う存分　静寂を楽しむことができた。年間でこの季節しか開かないであろう　まるで海の家のような古びた売店で名物だという"いも串"を頼むと　これが予想以上に美味だった。里芋をゆでて串にさしたものを焼き　甘い味噌だれをかけてあるのだがその里芋が　なんとまあ　綺麗に同じ大きさにまん丸いのだ。こうした小さな丸のカタチの里芋の種類でもあるのかと　不思議に思って尋ねると「普通のやつを丸くするんですよ」と半ば自慢げにおばちゃんは言う。ああそうだ。きっと普通のてんでばらばらの大きさやカタチの里芋が串にさしてあったなら確かに売れ行きは鈍るだろう。たとえ　同じ味でも。帰り道　日帰り温泉まで足を伸ばす。ここも人がいない。露天風呂は　ほとんど貸しきり状態。ぬるめのお湯につかりながら　ひたすらぼーっとした。活字を読まず　数字も扱わず　見知らぬ土地で誰一人知人会うこともない。今日は　私にとっての静。動には静が必要で　静があるからこそ動が輝くのだと思う。そして　梅には断然静が似合うと思う。

  2005.03.17

• ディズニーランド並みの税務署

  夢を与えてくれる、という意味ではない。当然のことながら。実は　知人の申告書の提出を頼まれてそこは勝手知ったる税務署関与先をまわる合間に立ち寄ろうと考えて　気安く請け負った。駐車場が混んでいるのは　覚悟していたことでそのつもりで　近くの公民館に停めて歩いていった。ところが、だ。税務署の入り口からたくさんのひとがあふれている。相談のために並んでいるのではない。受け付けのために並んでいるのだ。・・・一時間待ち？夜間ポストを利用することにして　早々に退散した。この時期　会計事務所としての提出ならば　別の窓口で受け付けてもらえる。いかにそれが特別待遇なのかを知った次第。この待ち時間やら混雑ぶりやら　これを避けるために税理士に申告を頼んだとしても間違いではない。我々の料金には　これも含まれているのだっ。きっと。

  2005.03.08

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