木曽川_巴ケ淵橋巴ケ淵とJR中央線本日は、木曾義仲ゆかりの長野県・日義村・巴ケ淵(ともえがふち)にやってまいりました。 「橋のある風景」をテーマに旅を続けています。 この、巴ケ淵(ともえがふち)、左に細く長く、小さな滝が流れ落ち、流れの少ない木曽川最上流部でも深淵を形成しています。JR中央線がすぐ近くを通っており、鉄道は、橋を渡ってすぐ山吹山(義仲の物見櫓があります)のトンネルに入ります。 JR宮ノ越がこの絵の最寄駅ですが、次の駅が、(木祖村)薮原です。 鳥居峠が、木曽川と、信濃川の分水嶺にあたります。 木曾の最深部にあたり、ちいさな村がひっそりと現在に息づいています。 絵は巴ケ淵の深淵から鉄橋を見上げたものです。折りしも快音を立てて特急が横切りました。 このときのrunning行程は、国道19号を、木曽福島から宮ノ越、薮原、奈良井、塩尻、松本と70kmほどでした。 巴ケ淵へは、宮ノ越を通り過ぎて、すぐのところ、国道19号線からそれ、旧街道を川沿いに戻る形で、行ってみました。あたりは小さな公園になっておりました。 事典:巴ケ淵(ともえがふち) 巴ケ淵 徳音寺の門前(広重の木曾街道六十九次のうち寺橋から眺めた「徳音寺の晩鐘」の絵姿そのままが今も見ることが出来ます)から中山道を木曽川に沿ってさかのぼると、山吹山の麓[ふもと]に出る。そのすぐ下を蛇行する木曽川の深淵が巴ケ淵です。ここに棲む竜神が、義仲とともに戦った女将軍、巴御前に化身して義仲を守り続けたという伝説から名前がつけられました。 日義村 日義村は木曽福島町、木祖村、塩尻市、宮田村と接し、木曽川の最上流部に位置する村です。中仙道では、宮ノ越宿にあたります。朝日将軍(征夷大将軍)木曾義仲の故里です。この地には、平家追討の旗揚げを行った旗挙八幡宮や義仲公菩提寺徳音寺があります。 中山道の中間地点(宮ノ越の南)一里塚を過ぎた所。江戸、京との各67里38町 268Km でした。 |