千夜一絵物語_スペイン巡礼街道の旅(4-1)
巡礼の絵をもとに随想しています。本日の絵は、Astorgaにあるガウディの司教館(現在はサンティアゴ巡礼路博物館)です。(巡礼4日目-その1)PUENTE Y HOSPITAL DE ORBIGO(プエンテ イ オスピタル デ オルビゴ)《274.7km》→ASTORGA(アストルガ)《258.5km》→RABANAL DEL CAMINO(ラバナル デ カミノ))《237.9km》 36.8km アルベルゲを1人で6:30出発。あたりは林。真っ暗。村のメーンストリートに出ても寝静まっている。実はPUENTE Y HOSPITAL DE ORBIGO(プエンテ イ オスピタル デ オルビゴ)には、MUNICIPAL,PARROGUAL,SAN MIGUELの3軒の宿があり、小生が泊まったMUNICIPALは村営の救護施設のRefugios(レフヒオス)にあたるらしい。どうりで、ボランティアがpm8:00に引き上げていった。朝方、水が出なかったので、街道筋にある別のアルベルゲに立ち寄り、水を補給。ここだけが人の気配。ここで、Leonからしばらく一緒だったMarisa;マリサと会う。彼女も足が速く、小生の前を歩く。途中で道が2方向あるのを、小生は国道沿いを歩く。マリサとこれも後で知るDIEGO(ディエゴ)は、一緒に別の丘の道を進む。ASTORGAの町を遠望する丘で、合流。 彼らは一息をついたあと出発。小生もデジカメですばらしいASTORUGAの遠望をとる。このように写真をとっているわずかの間も彼らは10数m先を歩き、追いつくのに「ずり足走法」が必要ということになる。追いついた勢いで、そのままASTORGAまで走る。9:15 ASTORGA到着。ガウディが設計したという司教館(現在はサンティアゴ巡礼路博物館)をスケッチ。 ここで、マリサとディエゴが追いつき、小生を抜かしていく。