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2017年04月16日 コメント(2)
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カテゴリ:詩
公園の向こうの空に
春の雲がうかんでいる ベランダにいて ふと物干す手が止まる 公園の常夜灯は 朝の眠りに入ったまま にょきっと立っている 公園の向こうの空に 春の雲が浮かんでいる 大空にくきくきと 両手を拡げているのは 芽吹き前の欅と楓 丸みを帯びた桜の芽が 春の雲に触れる
2006年12月01日
カテゴリ:詩
はらりといちょうが頭をかすめた
また はらりと こんどはうまくてのひらに乗った まるでひよこのよう ぬくもりさへ感じる そっと地面に置くと ひよこの仲間が沢山 こがらしが吹き ひよこたちは手をつなぎながらかけだした ピーヨピヨ ピーヨピヨ 転ばないでねと私 あっというまにひよこの山 ひよこの山から鶏が顔をあげた コケコッコー はらりといちょうが頭をかすめた またはらりと
2006年08月30日
カテゴリ:詩
日が落ちかけてから歩くので涼しい。今日は湿度が高かったが、気温が下がったので川風がうなじに心地良い。
回りの景色もすっかり秋めいて、いよいよ白粉花(おしろいばな)が目立つようになった。 白粉花は夏から秋にかけて葉腋(ようえき)から伸びた花茎に漏斗状の花をつけ、微香がある。花は夕べに開き朝にしぼむ。色は赤、黄、白などがある。花後、球形で、表面にシワのある黒色の実を結ぶ。この実を割ると白い粉の胚乳があり、白粉の代用にした。夕化粧の別名もある。 おしろいは夕べの花よ 咲いてしぼんでまた咲いて かすかに香りて誰を待つ よっちゃん知らずに すどおりしたよ かよちゃん近づき ほほ染めた よっちゃん戻って ほほ染めた おしろいは夕べの花よ 咲いてしぼんで黒い実をつけた
最終更新日
2009年10月12日 14時23分05秒
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