～通過点～ 　　

（コメント、いただいているのにお返事せずにすみませーーん）

始業式の日の夕方、封筒を届けに学校に行った兄。
だけど今朝は行く気がないようで、私服に着替えてから起きてきました。
焦ってはいけないけど、ちょっとだけ兄と話をしてみました。


体調が上向きになっていた頃（１２月上旬）、兄は「３学期から学校に戻る」と宣言。
それは、今までのことがなかったかのように、
　　　　平然と、
　　　　普通に、部活も勉強もがんばる！　…と完全復活を狙ってのこと。

それが兄のプライドでもあり、弱い自分を見せたくない気持ちの表れなんだと思う。

そんなこと、できるわけないじゃない。そんなに無理することないのにと思いながらも、
もしそれができるのならそれにこしたことはない。。。とも考え、兄には何も言わなかった。

夫も「とにかくやってみればいい。
　　　うまくいくか、いかないか、、、できるか、できないか、、、　
　　　兄が自分のことを自分でわかって受け止めるしかない」そう言った。

それでも始業式が近づくと私は焦った。
見守る、と　
腹をくくる、と
そうしなければ・・・と頭で思っても　どうしてもできなかった。
その焦りが言葉に表れ、態度に表れ、（いかんいかん）と思いながらも止まらなかった。

「兄は何を考えてるの！」
「兄はどうしたいの！！」
「兄は何をやってるの！！」
ああ
また4ヶ月前と同じだ。

結果、兄は学校に行けなかった。
私が焦ったせいだ。
私が考えさせすぎたからだ。
放っておけばいいのに、アタシったらなんで・・・？？？
完全復活を狙ってたのは私のほうなんじゃないの？
凹んだ。

・・・

だけど、勇気を振り絞って独りで封筒を届けに行った兄。
ごめん。
兄はがんばってる。
それ以上を求めていたのは私。

将来何になりたいか、何をしたいか、まだわからないけど、でも「高校」には行きたいと兄は言う。
じゃあそれに向けて兄なりに進んでいこう。
兄もわかったでしょ？思うようにならない自分が。

何事もなかったように、、、なんて思わなくてもいい。
学校に行けなかった半年は、兄にとっても母にとっても必要な時間だったんだ。
今までのことよりもこれからのことを考えよう。
でも、そんなに一足飛びに進まなくてもいいよ。
一歩づつ進んで、それが2歩になって3歩になればそれでいい。

ごめん。
焦らず、ありのままに。
兄は兄のままでいいんだってこと。。。もう一度考えなきゃね、私。