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テーマ:猫のいる生活
カテゴリ:カテゴリ未分類
僕が仕事に出かけるときに
毎朝見かけるラブラブなカップルがいる。 一人は70歳くらいのおじいちゃん。 そのお相手はというと…一匹の猫。 雨が降らない限り、必ず毎朝みかけるのだ。 餌を与えているのだろうが、食べている姿は一度も 見たことはない。 何をしているかというと、ただ歩道で二人(?) ひたすらボッーとしている。 それがもう2年も続くから驚く。 あまりに不思議な光景なので近所の人に聞いてみると おじいちゃんは捨て猫を見ると必ず家に連れて帰ったらしく アッという間に部屋中が猫だらけ! そのせいで部屋から悪臭が漂い、周りの人の苦情で猫ともども都営住宅から追い出されてしまったらしいのだ。 下町にはこのパターンの猫屋敷がよくあって昔から問題になる。 近所の人はたまったもんじゃなかったろうが 毎朝このカップルを見かけると 僕はとても微笑ましい気分になるのだ。 そしていつか猫がこなくなる日。 もしくは、おじいちゃんがこなくなる日。 その場所から二人の姿がなくなる日。 そんな日がくるのかな…。 そんなことを思いながら 僕は毎朝、仕事場まで自転車で向かうのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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