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いくつになってもテレビっ子

いくつになってもテレビっ子

ダーコーヴァ年代記

書籍名:惑星救出計画
著者名:マリオン・Z・ブラッドリー
出版社:東京創元社

感想:
 ダーコーヴァ再読です。これ、どこまででているんだっけ?20年くらい前に出始めて、最初は月に2巻くらいのペースで出ていたから、たまるたまる。でもブラッドリーだし、薄い本だったので、たまるそばから読んでました。ひまだったのね。大学の時だったしね。
 設定もあんまり覚えていないし、最後の方になるといい加減に読んでいたから登場人物も定かじゃないの。で、これは1巻目なので、比較的記憶がしっかりしている。
 トレイルマンの設定がわりと好きだったなあ。ダーコーヴァ人は結局は枝分かれした地球人だけど、トレイルマンは別種族だし。異世界もの、しかも未来史となれば普通は年表作って始めるけど、このシリーズはそんなに長続きするものじゃないと思っていたのかそんなものはないし、だいたいブラッドリーだからそんなに深々と考え込むような処もなくて、気楽に読んでたせいもあるんだろうな。
 同じブラッドリーでも、ファイヤーブランドやアヴァロンの霧のシリーズとなるとちょっと構えが違うんですが。やっぱり、若かったってことかしら?本書ではジェイ・アリスン、ジェイスンの二つの人格を持つ主人公の再構築が最後になされるんだけど、あんまりそれも重くないしね。
 レジス・ハスターくんが今後どんな役割を、とか思っていてもこれも受け継がれる訳じゃないし。再読していくうちに、私の中で再構築できるかしら?


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