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テーマ:読書ボランティアの広場(162)
カテゴリ:読ボラ
『 心のパン屋さん 』 大村はま /筑摩書房 15分間の読み聞かせTIMEだが絵本を読んで時間があまった。 いつもは短い絵本をプラスするところを 今日は6年生なので、すこし私自身が今、読んでいる本の一部を紹介した。 これはエッセイだし、そろそろ6年生にも絵本ばかりでない世界にも慣れて欲しいとも思ってね・・ 57ページにある、『左手』のお話と 63ページにある、『おばあちゃん、ご飯』です。 左手の話は, 利き手でないほうの手を怪我して、その違和感を感じたことによって 利き手がそのお陰で生かされていると書かれています。 ご飯たべるときも、お茶碗をおさえないで手をおろすのも 同じなんだよね、きっと。 おばあちゃん,ご飯の話は 呼びかけの響き方で、乱暴に言うと、心がこもってない感じのご飯になりそうだし 逆にやさしく言えば、温かみを感じる言葉に聞こえてくる・・ 言い方,響き,調子のこれらは、言葉そのものより、多くの心を伝えるんだよということを 短い文でわかりやすく書かれていました。 学校ではこの言葉の教育を何とか力入れたいと言っていたので さっそく読んでみた次第ですが、誰かの心に響いたかな。 個人的に読んでいくうちに美しい口調で話ができるようになるといいな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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