梅さんが、同僚の方と妹さんにあげる安産のお守りを買いに、日本橋の水天宮に行かれたそうです。
日本橋の水天宮は、文政元年(1818年)に久留米のお殿様である有馬さんが、藩邸の一隅に建てたものです。
藩邸の中にありましたが、毎月5日に江戸庶民に開放されました。物見高い江戸っ子は藩邸の中に入れ、お参りができるということで賑わいました。藩としてもお賽銭で小金稼ぎができました。
縁日の日にお参りした妊婦さんが、本殿につるされた銀の鈴の緒を頂いて腹帯にしたところ、大変安産であったといいます。そんなことから、安産の神さまとして親しまれるようになりました。
また、有馬の殿様は“犬公方”綱吉にかわいがられたそうで、お産の軽い犬との縁が深いためだともいわれています。
この神社は、妊婦さんが大勢おまいりに来るので、ちゃんとエレベーターが設置されている安心設計になっています。
子連れの狛犬さんたちです。
富岡八幡宮へも行かれたそうです。
ここも良い神社ですよ。何度も行きたくなりますね。
自分も訪れています。その模様は
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